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Channel: ヒマワリの独り言
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遊戯王 EM魔術師展開パターンを動画でまとめました 虹彩絶対2回割るマン

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こんにちは、ヒマワリです

新環境が始まり1カ月が経ち、地域によってシェアがある程度変わるものの、環境にいるデッキがある程度絞られやりやすくなってきたかと思います


さて、相変わらず今回の記事もEM魔術師に関するものですが、いつもとは違い、色々なハンドで行える展開パターンばかり載せる記事になります




この記事を書こうとしたきっかけですが、虹彩制限になってからどう回すのか分からない、また今期になって初めて魔術師を使うので展開がそもそも分からないといった意見や質問を頂きまして、それらの意見や質問に一言で答えるのは難しいため、記事にすることにしました
 

 

 


古い構築ですが、この構築にて行おうとしていた、

・ハリファアストロ(相手ターンシンクロ8
・星霜時空死毒
・返しの手札リソース十分


の状態にするにはどうするのかを色んな手札パターンにてご紹介していこうと思います

今回の記事はあくまで最終盤面を意識した展開方法かつ最小限の手札で行える方法ですので、誘発等は無視した形になります


様々なケアを考えるにしろ、まずは展開の基盤を覚えることが重要になりますので、展開基盤と誘発ケアを同時に覚えるのは混乱する上ごちゃ混ぜになるのでオススメできません

まずは今回の記事で展開の基盤だけ覚えていただければ幸いです



1.ペンマジが絡む場合



ペンマジが絡むと展開がかなり楽になります

理由としては、ペンマジでサーチしたドクロで慧眼を持ってこれ、慧眼を使用することにより慧眼の破壊情報を残せることにあります

 

 


アストロと破壊情報のルールに関しては前回の記事を参考にしていただけると幸いです


①ペンマジ 慧眼 死毒or川柳or虹彩orアドベント

 

 


(例としてペンマジ慧眼死毒

1番簡潔で分かりやすいハンドです

ペンマジもアドベントで持ってこれるので、慧眼虹彩アドベントでもいけますね

初動にて慧眼を使用していますが、ペンデュラム召喚にて慧眼の破壊情報が消える為、ドクロで慧眼をサーチして慧眼2枚目にて破壊情報を作る形にする必要があります

展開動画では、死毒スケールスタートでしたが、そこが川柳であっても慧眼2枚目でセットするのが逆になるだけです


②ペンマジ 慧眼 黒牙or調弦

 

 


(例としてペンマジ慧眼黒牙

ペンマジ慧眼はあるものの、片方が置いておいても意味をなさないスケールの場合、そのカード分も割る必要があります

その場合、ハリファでオッドロンを出し、エレクトラム効果を追加で使用するためにスターヴでエレクトラムコピーをして割る回数と手札増強を行います




スターヴはかなり便利なカードで、次ターンまで生き残れば再びエレクトラムコピーから入れますし、それ以外に有効なコピー先がいるのであればそちらをコピーして攻めに繋げます

打点も2800とかなりの数値に加え、全体に貫通能力も与えるので非常に優秀なモンスターですね
 

 


③ペンマジ ペンマジ 慧眼

 

 


ペンマジをスケールに貼ってペンマジを出す必要がある場合、あると思います

この場合、スケールを両方割って2枚サーチの流れで動きます

ペンマジが下スケールであることが幸いして慧眼で先に虹彩を貼ることができるのが大きいですね

EMのスケールは置いておいても川柳の効果起動の妨げになり、さっさと破壊した方がいいです

また、②の展開パターンのように、ハリファでオッドロンを出す必要も出てくるので、ペンマジのサーチ先をドクロオッドロンにプラスして1枚用意しておくと柔軟性が増します

 

 

 



以上、簡単にペンマジを使用できた場合の展開方法を3種紹介しました

だいたいイメージはつきましたでしょうか

慧眼が絡まなくても、必要手札は1枚増えますがペンマジPモンスター上下スケールの4枚で基本的に展開可能ということです
 

 


2.ペンマジが絡まない場合



ペンマジを絡められないということは、ペンマジ→ドクロ→慧眼の流れができないということになります

ペンマジはもちろんですが、慧眼が絡まないことが最悪で、破壊情報を残せる手段としてエレクトラムの破壊しか無くなるので、サーチ先が限定され、例えエレクトラムで虹彩を割れたとしても虹彩が制限カードのためアストロで回収することはできません

しかし、手札はある程度必要ですが、召喚権を使わない状態にで3体ペンデュラムモンスターを並べることができたなら星霜も時空もレベル8シンクロも狙えます


④星読み 慧眼 黒牙 黒牙

 

 


スケールは適当なモンスターということで星読みと仮定し、慧眼はペンデュラム枚数を増やせる意味で残りの黒牙はとりあえずペンデュラムモンスターならなんでもいいです

ペンデュラム枚数を増やすという意味では、慧眼でなくても調弦があればペンデュラム枚数増えるのでそれでもいいです

また、展開パターンとしてペンデュラム枚数を増やしドクロに繋げるという意味では、慧眼の場所は正しくは慧眼or調弦orペンマジorアドベントといったところでしょうか

 

この枚数に合わせて、さらにもう一枚展開できるのであれば、最後のアストロともう一体でスターヴ2枚目を出し、いらない星読みを割ってアストロを出し破壊情報のあるカードを手札に加えることもできます


慧眼もペンマジも繋がらないけどとりあえずペンデュラムができるという時は、エレクトラムでドクロを送り直接回収できることを覚えておくと良いと思います


3.アストロクロノから動く



アストロとクロノは手札から出す効果も強いですが、スケールの効果も実質龍虎相打つのため、かなり強いです

 

光彩を2回割るわけではありませんが、このパターンを覚えておくと便利だと思い、最後に載せることにしました


⑤クロノorアストロ 星霜orアドベント 通常召喚可能なP

 

 


(例としてクロノアドベント黒牙

エレクトラムの破壊対象はスケールでないとというイメージが強いですが、表側のカードであればなんでも割れます

星霜を使い、エレクトラムで送ったカードを直接回収するわけですね




4.さいごに

さて、ここまで読んでいただきありがとうございました

魔術師の展開方法は手札によって変わってきますし、プレイやプランは星の数ほどありますが、その一部を紹介させていただきました

当たり前の人には当たり前の話になっていますが、これらの展開が分からない人、これから魔術師を触る初心者の方々にとって役立つ内容であったなら幸いです

 

 

 

質問等ある方はこちらのアカウントまでよろしくお願いいたします


遊戯王 7月制限魔術師 【EM龍魔術師】の話

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こんにちは、ヒマワリです

今回の記事は、新制限の魔術師の話です

 

 

 


1.制限改訂



7月の制限改訂により、エレクトラム制限アストロ制限調弦制限になりました


エレクトラム制限により、体感以下のことに支障が出たように思います

①エレクトラム連打ができなくなり、サモンソーサレスに簡単に行けなくなった
②虹彩に繋げるために1度目のエレクトラムでドクロ、2度目のエレクトラムでアストロを送る時があったが、どちらか片方しか送れない
③シャークキャノンや墓穴でエレクトラムが除外されるとスターヴでコピーできなくなる


ペンデュラムの質や数によって以前より展開のやり方が異なりなかなか難しいです


 


エレクトラム不足分はスターヴコピーである程度補えます

ただ、エレクトラム2体が実質ハリファオッドロンだったことも考えると、いくらアストロ連打してもオッドロン分が無く、スターヴになってアストロ連打にも一回分余裕がなくなります


エレクトラムに誘発もらった場合はスターヴがエクストラモンスターゾーンに行きますが、それ以上展開できないことを考えると次ターン魔城やハリファに変換する形で考えれば支障は感じられませんでした

使うぶんにはエレクトラム1枚で良いですが、ある程度余裕を見てプレイし辛くなった感覚です


 



アストロに関しては、エレクトラムでエクストラに送れるので相変わらずエレクトラムアストロの流れができますが、1度目のエレクトラムでドクロバットを送って回収したい時が多々あるため、手札や展開方法によってどちらか選択しなければなりません

また、エレクトラムでドクロを選択した場合、エレクトラムはほぼ素引きしか絡める方法がありません


 



単純に素引きの展開力が落ちてます

また、エレクトラム制限に加えてハリファも展開に絡みにくくなったのは痛いと思います


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さて、制限改訂によって大きく弱体化したように見えますね

ただ、慧眼やペンマジは変わらず使えて、単純な初手の質的には体感以前と変わらないように感じます(調弦アストロ素引きしなかったなーくらいの感覚です

エレクトラム以降の魔術師の強みは間違いなくエレクトラムアストロでしたが、EM魔術師を以前より使っていた身としては魔術師の強みはそこだけではないことを理解していたため、新しい魔術師を作ることにしました



2.デッキ方向性



とにかくアストロ調弦の穴を埋めるために思いついたのが、以前より使ってみたかったレボリューションセットです

エレクトラム主体という考えを一度無くした場合、頼れるのはハリファになるので、安定してハリファを作りたかったのが採用を考えた第1理由でした




ラスターもチューナーですが、ヴルムからサーチできる覇王門零も、コーラルに化ければチューナーとなるので、実質ヴルムでチューナーを用意できるようになります

ゼロコーラで出したコーラルはシンクロ召喚扱いではないので、ドローできない点注意が必要です


採用を考えた第2の理由が、初動の安定さとリソース供給です

召喚してカードが増えるモンスターとして、ドクロバットがいましたが、それ以外にレボリューションヴルムでカードが増えますので、合計5枚のカードが増える初動が行えます

カードが増える=ペンデュラム数が増えるですので、来期の魔術師としては欠かせない重要な要素になってきます

 

ヴルムスタートするだけでペンデュラム数が1増えて、さらにエレクトラムになるかハリファになるか選択できるようになるので、ペンマジがペンデュラムスタートできる以外はヴルム召喚して零でリソース増やしてからペンデュラムしていくのがいい感じです


第3の理由はスターヴのレボリューションコピーです

単純に打点を上げて貫通するだけでも強いのですが、場墓地リセット効果が非常に強力です

墓地のレイや魔法すらリセットするので、戦闘機に対してもかなり有効なリセット能力になります





ここまでの話でだいたいわかっていただけたとは思いますが、いかにハリファに繋げるか、そしてスターヴが今期の魔術師の要で、いかにうまく使うかが重要になってくるわけです

それ以外にも、イグニスターの突破力は健在で、また展開をイグニスターから入ってラスターを出してハリファを作ることにより、イグニスターが墓地に行くのでスターヴでコピーしやすくなったり、レボリューションのスケールの効果で蘇生しやすくなるので展開に絡め得です

イグニスター自体は、オッドアイズシンクロンと川柳やクロノで召喚権を使いながら出せてペンデュラム前にエクストラを3枚肥やしながらハリファを作ることもできます

 


3.目指す盤面について



スターヴになってアストロを使い回すことにより、スターヴ連打後タイタニックを立てることができます

また、初動でオッドロン使いながらイグニスターを立ててイグニスターでラスターを出しハリファを出すことにより、イグニスターを墓地に送れるので、レボリューションでイグニスターを蘇生してそれをタイタニックの素材にすることもできます

タイタニックの良いところは、魔法無効もそうですが、メリュシークやハヤテに対して攻撃吸収できたり、単純にエレクトラムへの攻撃を吸収しエレクトラムを残しやすくなるのも良いです




前ほどパワーはないため、前の盤面か後ろの盤面かどちらかをとらなければならないことも出てきます

(基本割り続けることができれば、星霜時空死毒とスターヴ2体でタイタニックまでいけます)

自分の手札で行える最大値をイメージしつつ誘発のことも考えて、いろいろプレイを選択しなければならないのは前期のイージー環境にはないものですのでかなり考えるのが楽しいです




豪鬼やユニオンがいる環境で、深淵を目指せるのはとてもいいことだと思います

魔術師を使う大きな強みの1つですね

 


4.サンプルレシピ
 



【モンスター】38
エフェクト・ヴェーラー ×1
増殖するG ×3
EMオッドアイズ・シンクロン ×1
灰流うらら ×2
時読みの魔術師 ×1
幽鬼うさぎ ×1
EMドクロバット・ジョーカー ×1
紫毒の魔術師 ×3
虹彩の魔術師 ×1
慧眼の魔術師 ×3
黒牙の魔術師 ×3
調弦の魔術師 ×1
EMペンデュラム・マジシャン ×3
竜剣士ラスターP ×1
覇王眷竜ダークヴルム ×1
星読みの魔術師 ×1
クロノグラフ・マジシャン ×3
賤竜の魔術師 ×3
アストログラフ・マジシャン ×1
覇王門零 ×1
超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン ×3
【魔法】4
星霜のペンデュラムグラフ ×1
デュエリスト・アドベント ×3
【罠】1
時空のペンデュラムグラフ ×1
【エクストラ】15
覇王眷竜スターヴ・ヴェノム ×3
TG ワンダー・マジシャン ×1
瑚之龍 ×1
シューティング・ライザー・ドラゴン ×1
爆竜剣士イグニスターP ×1
PSYフレームロード・Ω ×1
覇王眷竜クリアウィング ×1
深淵に潜む者 ×1
No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー ×1
ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム ×1
水晶機巧-ハリファイバー ×2
見習い魔嬢 ×1

【サイドデッキ】 15
ラーの翼神竜-球体形 ×2
ハーピィの羽根帚 ×1
ツインツイスター ×3
レッド・リブート ×3
神の宣告 ×2
無限泡影 ×1
王宮の勅命 ×1
異次元グランド ×1
醒めない悪夢 ×1


足立CSで使った構築です


記事内では前期との違いということでマイナス方面のことを多く書いていますが、魔術師の基本スペックが高いのと、エクストラモンスターの対応力、ペンデュラムという無限リソース、レボリューションスターヴ等でゲームエンドまで持っていく力があるのでかなりいい感じです
 

盤面展開においてかなり選択が難しくなった気はしますが、なかなか良い感じに展開できるデッキですので、以前魔術師使っていて制限で離れたけど新しく触ったデッキがイマイチしっくりこない…という方はぜひとも触ってみていただきたいです

 

 

 

5.EM魔術師1周年

 

 

そういえばの話ですが、一番最初に書いたEM魔術師の記事からちょうど1年になります

 

始めた当初は何でもできるいいデッキだなぁとは思っていましたが、まさか1年レベルで握り続けるデッキだとは思いませんでした

 

環境に合わせていろいろなタイプの魔術師を使い続けていましたが、いろんなリンクが来た今が一番面白いと感じます

 

今期も魔術師使えそうなので、いい改定をありがとうコナミさん

 

願わくばこの規制を維持して今後も使っていけるような状態にとどめてください…

 

 

…慧眼は絶対規制しないでください(懇願)

 

 

 

 

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遊戯王 サンダーカオスドラゴンの展開と構築の話

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こんにちは、ヒマワリです

今回の記事は、本日発売の新弾のサンダードラゴンを使ったデッキの話です

 

サンダー要素と、カオスドラゴン要素を適度に足したタイプのデッキです
 



1.サンダー要素



手札から切ると同名サーチ、除外か墓地送りで同名以外をサーチできます

アドバンテージを損失せず即座に墓地に闇を1枚増やせるという見方もできるため、ワイバースターを即座に出すことができます

1と2の効果はどちらか1回しか使えない為、ワイバースターで除外してもサーチできないので注意です




捨てて除外か墓地から同名以外を回収でき、除外か墓地送りでサンダードラゴンをデッキから特殊できます

基本的には、櫃や誘惑で除外し、雷電竜を特殊、墓地に送り雷鳥をサーチし、雷鳥を捨てれば雷獣も場に出た上で融合体を出す条件も満たせます

また、これにより竜と鳥を墓地に揃えられるので闇と光の準備ができます




捨てて除外か墓地から同名以外を特殊、除外か墓地送りでリロードを行えます

 

光であること(誘惑で回せない)、1枚単位で動きづらいカードであることを考え今回の構築では1枚に絞っています



 



ライオウです

最後の盤面に添える形になりますね

 

 

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これ以外にもサンダードラゴンカードはありますが、今回のデッキでは以上のカードのみを使用します




2.ドラゴン要素



墓地の光か闇を除外して出せる優秀なモンスターです

リンク素材になれば相方を持ってこれる為、連続リンク召喚を行うことができます

他のカオスと異なり低要求で出せてリンクと相性が良い為、今回の主軸として選びました




展開途中で使用するリンクモンスターです

このカードも、このデッキの主軸です

基本的には、コラプワイバー➕ヴルムや、レベルの下がったデストルドで作ります

出した時にレベル5以上のモンスターを蘇生できる為、サンダードラゴンをリンク素材にしてしまった後でもサンダードラゴンを出せてそのまま融合体に繋げることができます


 



レボリューションは終焉龍やヴルムを持ってくる役割ですが、即座に墓地に光を作れるカードでもあります

 

 

 


相方にコラプがいれば、レボリューション➡︎終焉龍、コラプ出しから終焉龍でレボリューション回収➡︎ヴルム回収でトライアングルの準備ができます

ここでサンダードラゴン要素が別で動けていた場合、トライアングルでサンダードラゴンを釣ることもできます

また、トライアングルを出した時点で墓地にレボリューションの光とコラプの闇が揃っており、終焉龍も出せる形になります

また、トライアングル終焉龍でサモソを作った場合、トライアングルが闇なのでコラプで回収したワイバーが出せてサモソの効果を起動できるようになるわけですね




除外されたレボリューションを使い回す役割です

自身も勝手にデッキに戻るので、実質使い回せるカードです

単純なカオスカードとしても使えるのは便利ですね



3.その他のモンスター

 


雷族版終末の騎士です

即座にコラプワイバーの召喚条件が満たせることや、トークン生成による展開補助が行えます

レベル4を生かし先行深淵も立てやすくなります
 

 

 

 





準構築と同じく、展開補助として使用します

終焉龍の効果もあり、誘惑で竜を除外しても強いです

櫃に関しては1枚でサンダードラゴン要素に触れられる為、展開補助としてはかなり優秀なカードになります

 


4.採用しなかったカードについて



光を落としながらセラフィを出し二重召喚を得られるのはよかったのですが、サンダードラゴン融合体の召喚条件が効果モンスターの雷族だった為に素引きのルマリンが生かせきれず断念しました



5.サンプルレシピ

 


【モンスター】30
増殖するG ×3
灰流うらら ×2
暗黒竜 コラプサーペント ×3
輝白竜 ワイバースター ×3
覇王眷竜ダークヴルム ×1
エクリプス・ワイバーン ×1
‪雷鳥龍-サンダー・ドラゴン‬ ×1
‪雷電龍-サンダー・ドラゴン‬ ×3
‪雷獣龍-サンダー・ドラゴン‬ ×3
太陽電池メン ×3
覇王門零 ×1
亡龍の戦慄-デストルドー ×1
終焉龍 カオス・エンペラー ×2
超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン ×3
【魔法】11
封印の黄金櫃 ×3
闇の誘惑 ×3
墓穴の指名者 ×3
おろかな埋葬 ×1
竜の霊廟 ×1
【罠】0


【エクストラ】15
虹光の宣告者 ×1
オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン ×1

シューティング・ライザー・ドラゴン×1

PSYフレームロード・Ω×1

氷結界の龍 トリシューラ ×1
虚空海竜リヴァイエール ×1
深淵に潜む者 ×1
幻獣機ドラゴサック ×1
水晶機巧-ハリファイバー ×1
ツイン・トライアングル・ドラゴン ×2
リプロドクス ×1

サモン・ソーサレス ×1
‪超雷龍-サンダー・ドラゴン‬×2

 

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カードの組み合わせはいろいろありますが、基本的に展開カード➕展開補助カードの2枚が必要で、初手要求値を櫃や誘惑でなるべく下げてる形となります

パターンによって盤面が異なり対応幅が広いのが魅力的かなとは思います

特に先行展開の中で深淵を立てられるのは豪鬼ABCがいる環境の中では評価ができると思います

 

 

 

6.さいごに

 

ここまで読んでいただきありがとうございました

 

今回はドラゴンと混ぜたタイプで紹介しましたが、サンダードラゴンはいろいろなデッキと組み合わさりそうなテーマでよさそうですね

 

他テーマとも組み合わされたサンダードラゴンもいくつかあると聞いているので、今後どんなタイプが出てくるのか楽しみです

 

 

 

 

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遊戯王 2018.7月制限の魔術師の話

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こんにちは、ヒマワリです

今期ももう後1カ月ということで、今期の魔術師の話をしようと思います


1.今期の魔術師制限とサンプルレシピ
 

 


ここで書くとまた長いので、新制限になった影響と目指すべき展開については過去記事を参照ください

 

 

 


メインデッキ:43枚
EXデッキ :15枚
サイドデッキ:15枚
=================================

【モンスター】38
エフェクト・ヴェーラー ×1
増殖するG ×3
EMオッドアイズ・シンクロン ×1
灰流うらら ×2
時読みの魔術師 ×1
幽鬼うさぎ ×1
EMドクロバット・ジョーカー ×1
紫毒の魔術師 ×3
虹彩の魔術師 ×1
慧眼の魔術師 ×3
黒牙の魔術師 ×3
調弦の魔術師 ×1
EMペンデュラム・マジシャン ×3
竜剣士ラスターP ×1
覇王眷竜ダークヴルム ×1
星読みの魔術師 ×1
クロノグラフ・マジシャン ×3
賤竜の魔術師 ×3
アストログラフ・マジシャン ×1
覇王門零 ×1
超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン ×3
【魔法】4
星霜のペンデュラムグラフ ×1
デュエリスト・アドベント ×3
【罠】1
時空のペンデュラムグラフ ×1


【エクストラ】15
覇王眷竜スターヴ・ヴェノム ×3
TG ワンダー・マジシャン ×1
瑚之龍 ×1
シューティング・ライザー・ドラゴン ×1
爆竜剣士イグニスターP ×1
PSYフレームロード・Ω ×1
覇王眷竜クリアウィング ×1
深淵に潜む者 ×1
No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー ×1
ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム ×1
水晶機巧-ハリファイバー ×2
LANフォリンクス ×1

【サイドデッキ】 15
屋敷わらし ×1
ダイナレスラー・パンクラトプス ×2
ハーピィの羽根帚 ×1
融合解除 ×3
レッド・リブート ×3
神の宣告 ×2
無限泡影 ×1
王宮の勅命 ×1
醒めない悪夢 ×1

 

 

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四日市杯で使用したEM魔術師です

今回はこの構築を基本に話をしていきます




2.展開中に気をつけたこと
 



エレクトラムが1枚になり、エレクトラムにまともに誘発を食らうと以前より貫通し辛くなりました

なので、誘発をもらってやばそうな展開しかできない場合は、チューナーがいればまずエレクトラムにならずハリファに行くことを意識しました


例:ラスター慧眼死毒の3体ペンデュラム


通常であれば、慧眼死毒を混ぜてエレクトラム、エレクトラムでアストロ送ってからアストロ回収、効果起動で出して通常召喚で適当な闇ペンデュラムを出してアストロと混ぜ、スターヴに変換
スターヴでエレクトラムコピーしてもう一度アストロの流れをしてアストロ出し、エレクトラムとラスターでハリファを作ってオッドアイズシンクロンを出し、オッドアイズシンクロンとアストロで2体目のスターヴを立ててアストロの流れをする
スターヴ2体でタイタニック

これをするだけでアストロでリソース回収しながらハリファアストロ(サイクロンorライボルor1ハンデス)とタイタニック(魔法1回無効、攻撃吸収)ができます

ただ、エレクトラムにヴェーラーやうさぎ、ガンマを食らうと破産します(これは新制限関係なく破産するので、新制限だから貫通しにくくなった話とは別になります)

よって、誘発を考えた場合は、先に慧眼とラスターでハリファを作り、オッドアイズシンクロンを出して行くのがかなり丸いです

ガンマの場合はどうしようもないですが、ヴェーラーうららならハリファ死毒の構えになり返しもある程度強く、うさぎならオッドアイズシンクロンだけは出せるのでオッドアイズシンクロンと死毒でエレクトラムを立てにいけます

ハリファにうさぎスルーでエレクトラムにうさぎ打たれても、ハリファが盤面に残るだけかなりマシになります
(スケールに死毒があればワンマジになって死毒割って1除去等の動きもできます)


このように、いかに誘発を受け流していくかを考えて展開していきます

ただ、初動でハリファを立てた場合、エレクトラムの位置はハリファの下になるため、スターヴのエレクトラムコピーでアストロ連打をしようにもリンク先がなくなり、タイタニックを出せなくなるので一概に先にハリファから入るのが正解というわけではありません

その時の展開できる最大値と、誘発を受けた時の結果を踏まえた上で行動を選択していきます


☆60枚が見えたら深淵優先



環境が進むにつれ、関西近畿圏では先行ワンキルや先行エクストラリンクデッキが流行り出しました

元々魔術師を選択する中で、深淵を立てれる事というのは重要な要素で、魔術師の強みでもあると思っています

60枚と分かっている、もしくは相手の使用デッキがガンガン墓地を使ってくるデッキであると分かっている場合の先行なら、まずいかに深淵を立てながら盤面を強化できるかを考えていきます
(欲張りせず、エレクトラム深淵時空程度で収めておけばまず死ぬことはないです)



3.初動召喚権の話
 


 

通常召喚に割り当てたいカードは、やはりドクロバットとヴルムになります

ヴルム自体はレボリューションでサーチができる為、合計5枚のカードが特に他のカードを経由せず召喚してアドバンテージをとれるカードになります


慧眼を使いながらアストロ連打でペンデュラムグラフ集めをしたいので、できたらドクロバットスタートしたいところではありますが、ヴルムスタートにも利点があり、それがチューナーの確保です



ドクロバットスタートをして慧眼スタートできるのはかなり良いですが、チューナーを素引きしていないとチューナーに繋がりにくいです

ヴルムスタートの場合、覇王門零をもってきてペンデュラムすると、エレクトラムにもなれチューナー(コーラル)にもなれるモンスターを場に出せる為、臨機応変に対応できます


ドクロバット+レボリューションの場合、+チューナーが欲しいだけならレボリューションのサーチをラスターにしてそのままラスターをペンデュラムすれば良いだけです

スタートは手札の状況次第で変えていき、いかに誘発を貫通できて安定した盤面に繋げられるかを最初の手札を見て考える必要があります




☆なんといってもペンマジスタートが強い



エレクトラム制限でやはりきついなって思うのは、 ペンマジが絡まなかった魔術師のみのペンデュラムの時に、1度目のエレクトラムでドクロバット、2度目のエレクトラムでアストロを送れなくなったとこだと感じます

制限下ではそこを選択しなければならないのですが、どちらにもメリットデメリットがあり、


◆ドクロバット送り➡︎慧眼、虹彩に繋がり、ペンデュラムグラフを回収していける(しかしアストロがない為、アストロ連打ができない)

◆アストロ送り➡︎破壊情報が残っているモンスターを回収し続けれる(しかしペンデュラム等で慧眼の破壊情報が消えている場合は回収できない)


上振れなしの並の展開なら、ペンデュラムにて慧眼を使用する為慧眼の破壊情報がなくなり、展開のことを考えるとドクロバット送りのドクロバット回収が多くなると思います

なので、アストロをエクストラに送れなくなり、アストロは素引きする必要が出てくるのがネックになります



ただ、展開でペンマジを挟めればペンマジでドクロバットを回収していけるので、エレクトラムでアストロを送れるようになります

ペンマジの回収方法は相変わらずペンマジ3とアドベント3になります

今まで以上にペンマジを絡める重要性が増した感じがしますね




4.レボリューションが要



新制限に伴い、EM魔術師にレボリューション要素が入ってきました

これにより、細かい色々なことができるようになったのですが、それを1つ1つ説明していきます


☆レボリューションのサーチ



レボリューションのサーチ先として、ヴルムとラスターの2枚を用意しています

気になるのが、サーチ先として2枚しかないのに大丈夫かというものですが、これに関しては今までプレイして困ったことがほぼありません
(サーチ以外の使い方は下で)

調弦制限により、チューナー不足でしたが、単純にレボリューションでチューナーを持ってこれるというのは大きく、ラスター自体が先行で能動的にカードを割れるカードなので、クロノやアストロのトリガーにもなり得ます

ラスターも、ラスター1レボリューション3アドベント3と、計7枚あるようなものなので、手札に加えるのには困りません


☆蘇生効果



ゲーム後半に活きてくる効果ですが、スケール効果で墓地のドラゴンを蘇生できる効果があります

サーチ以外にも役割があるということですね

特にハリファで出したコーラルやシューティングライザーも正規召喚扱いなので蘇生の対象にでき、イグニスターやタイタニックも蘇生対象にできます

スターヴや、覇王門零で出したものは正規召喚ではないので蘇生できないことだけは注意です


☆オッドアイズという名前
 

 

サーチの為墓地に行きやすいレボリューションですが、川柳を通常か特殊すれば回収することができます

レボリューションを使いまわし、蘇生効果を使いながら攻め手に繋げるわけですね

ただ、川柳自体は闇P出ない為、スターヴ連打に繋げることはできないので展開の際は考えて動かなくてはなりません


☆スターヴコピー



やはりこれが強いです

スターヴでコピーすれば、ライフを半分払えばスターヴ以外の場と墓地をリセットできる上、打点が相手のライフの半分あがります

よって、8000の場合は6800となり、時読み星読み死毒等の魔術師最低ラインの1200と合わせればジャストで切り切れることになります

5600より下ならスターヴだけでジャスト切り切れる為、このラインは覚えておいて損はないと思います

デッキバウンス効果を使わずとも、打点増強だけで考えて他のモンスターと一緒に貫通でライフを取るのもよいですね



6.覚えておくと良さげなギミック



対サンダードラゴンではイグニスターをいかに立てていくかのゲームになります

調弦でレベル5の星読みを出して、調弦を素材にハリファを作りうららかうさぎを出してシンクロしていく流れは結構重要だと思います

サンダードラゴンだけに限った話ではないですが、チューナーとの足し算は意識しながら回すようにしました





クロノ+ラスター+ペンマジのパターンが結構回ります

ラスターでクロノを割ってクロノ回収し、クロノ効果でペンマジと共に出しペンマジでラスターを割ってドクロバットを回収、クロノとペンマジでエレクトラムを作りアストロ送り
ドクロバットを召喚して慧眼を絡めながらラスターをペンデュラムすればチューナーにも繋がりアストロにも繋がるようになります

クロノは素引きしか無理ですが、ラスターは素引きとアドベント3レボリューション3の7枚、ペンマジをは素引きとアドベントの6枚なので揃いやすさはあります

上振れ展開を狙う時はやってました



7.さいごに



ここまで読んでいただきありがとうございました

今期考えてた魔術師の話でした

今までとはパワーはさすがに落ちましたが、色々器用なことができるので使っていて感触良かったです

次の改定ではさすがに規制されないと思うので、来期も安心して使っていけそうです

 

 

 

 


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遊戯王 YCSJにむけて プレイべ参加で気が付いたこととか

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こんにちは、ヒマワリです

 

今回の記事は、10月に開催されるYCSJのプレイベントに参加してきたので、そこで気が付いたこと、本番に向けて頭の片隅にでも入れておいた方がいいかもと思ったことを書いた記事です

 

感想気味になりますが、よかったら読んでみてください

 

※あくまでプレイべの話で、本番と仕様が異なるかもしれません。参考程度に見てください。

 

 

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1.準備しておいた方がいい・覚えておいた方がいいこと

 

 

ここは大会規定見てくれってとこですが一応

 

ルール上、シングル1本勝負で、先攻後攻の決め方はじゃんけん1択

会場アナウンスで一斉にじゃんけんを行い、決まってから一斉にスタート

 

プレイべの場合、予選(6回戦)は25分経った瞬間に引き分けとなり、引き分けも得点0なので実質両者負けという最悪な状態になるので、ゆっくりしたプレイはできないです

 

また、会場にはスタッフが大量に見張っており、終わった卓から席を離れるので、最終的に進行が遅い卓にスタッフが集まる形となるため、当たり前ですが引き分けになるのを避けた行動はとれません

 

決勝トナメはETはあるのですが、ET1ターンしかない(自分のターンにET入ったら、次の相手ターン終了時まで)ので、いつもやっているルールとは異なります(本番は予選含めて全てこの仕様だったはずです)

 

ライフ計算用紙は絶対用意しておく必要があります

なかった場合、ロス食らって負けです

(ただし、次回戦までに用意できていれば次は大丈夫)

 

筆記用具も同様ですが、プレイべ大阪運営はない人の分も用意していて対応がいいなと思いました

 

 

◆レシピ提出について

 

紙媒体の提出になりますが、構築王等のアプリのコピーは使えず、公式データベースのデッキ構築にて作成し、印刷してそれを提出する形になります

 

今年のブロック予選のレシピ出力方法と一緒ですが、知らない人とか忘れちまったよって人のためにここで書こうと思います

 

 

①公式データベースでレシピを作る

 

 

マイデッキから登録します

 

編集の仕方はやってたらわかるので、割愛

 

 

②印刷方法

 

 

CSプレイヤー御用達セブンイレブンのネットプリントを使います

使ったことない人はアプリであるのでおとしてみてください

 

 

マイデッキを作った後、印刷ボタンがあるので、PDFを開き、

 

 

netprintで読み込みます

 

 

そうするとアプリの方に勝手に飛ぶので、アップロードをして、予約番号を獲得します

 

あとはセブンイレブンに行って、ネットプリント印刷から予約番号を入力すると印刷できるようになります

 

 

レシピ提出は、プレイべの時は1回戦着席後回収という形でした

 

レシピチェックは、予選終わってから行われました

レシピ記入ミスはロスになって、即負けの形をとられました

実際、トナメの横の卓がそれで死んでて、マジで意味ないなって思いました

 

 

 

◆マット禁止・スリーブ2重まで(プレイべ時)

 

スタッフの対応がよく、全体的に満足していましたが、1点気がかりなことがありました

 

当日受付が終わってから上記2点のアナウンスがありました

 

YCSJの本番のスリーブ規定(遊戯公式1重)に関しては大阪プレイべ前日に全国に告知されていましたが、プレイべの大会規定にはマット・スリーブに関しては一切書かれていませんでした

 

アナウンスされてからスリーブを取り換えるプレイヤーが僕を含めて多かったです

 

不正防止とはいえ、アナウンスしていなかったことを突然言われた挙句、スタッフに「それ規定に書いてありました?」って聞いたら「書いてあったと思いますよ」(書いてない)と答えられ、運営するなら規定ぐらいしっかり読んでいてほしいと思いました

(回答するにしても、いい加減な回答ではなく、覚えていないなら「確認しますね」で一拍置いてから正しい回答をしてほしかった)

 

ただ、タイムスケジュールが重要な大きなイベントですので、そこでイライラして抗議等せず、運営がミスをしたなら参加者がそれをカバーし、円滑に運営ができるよう協力していく姿勢も大切だと思います

 

ちなみに参加賞でセンターマーカーが配られ、それを最後の最後まで持ち続け使用する形となりました

 

 

本番のアナウンスはされているので、本番はその心配はないかと思います

23日には東京の方でもプレイべがあるみたいなので、同じ形になるのでないかと思います

 

 

2.大会進行

 

 

対戦卓は、会場に貼りだされたQRコードを読み込むことにより、専用ページに飛ぶことができ、〇回戦のページに飛ぶことにより、

 

 

組み合わせ発表ページに飛ぶことができます

 

 

上の検索で調べると、卓が一瞬で分かりますね

 

卓のアナウンスに不安を覚えていましたが、このシステムはかなり良いと思い、本番でもこの形式ではないかと思います

 

最初は1回戦のボタンしか現れませんが、2回戦発表しましたのコールの後、前のページに戻って、再読み込みをすると2回戦のボタンが現れます

6回戦が終わり、オポ集計が終わってから成績表のボタンが現れます

 

 

僕は4勝2敗(2敗はどちらも引き分け)で27番でした

 

勝ち

引き分け

引き分け

勝ち

勝ち

勝ち

 

の流れで、たしか2回戦の引き分けの相手もトナメに上がっていたので若干耐えた感ありました

ここで気になるのが、4勝で12ポイントあってもトナメに上がれない人が結構いることでした(トナメ32)

 

本番に関しては引き分けが発生しないので、安心ですが、プレイべルールの怖いところの1つですかね

 

 

 

上の方でスタッフの不満点を書きましたが、実際不満に思ったのはそこくらいで、回戦ごとの進行は非常にスムーズ(引き分け両者負けにしたのもあってか)で、良いと思いました

 

予選終了後、休憩・デッキチェックが入り、トナメは専用ページではなく各卓に紙が配置され、自分の名前を探す形になりました

 

 

 

◆動画配信卓について

 

 

 

開始前にスタッフに呼ばれ専用卓に移動します

 

CS等で動画慣れしている人はよいのですが、動画なのもあって緊張して処理ミスや相手への確認を怠ることもあると思います

 

僕もトナメ1回戦で動画卓に呼ばれました

なるべく落ち着いて、チェーンブロック等確認を注意して行うようにしました

 

プレイベントでは、スタッフは動画卓の周りに3人ほどついていました

 

 

3.プレイべ時環境(7~9月制限)

 

 

1本勝負ということで、先行展開系が多い読みをしていたのですが、当たった相手は後ろにカードを置いてリソースを削るタイプのデッキばかりでした

 

これは当たり方制限改定、関西関東で違うと思いますが、間違いなく読み間違えていたので本番でいろいろ認識を変えていこうと思いました

 

そういった意味でも、プレイべで感覚をつかむのはかなり重要かなと思いました

 

 

 

4.さいごに

 

ここまで読んでいただきましてありがとうございました

 

プレイべの感想みたいな形でしたが、参加してみないとわからなかったことが多く、本番無知状態で行こうとせず本当によかったと思いました

 

23日には関東で同規模のプレイべがあるみたいですので、感覚をつかむ意味でも参加してみてはいかがでしょうか

 

 

 

僕は大阪東京共にYCSJ参加予定です

 

大きな大会でかなり楽しみにしているので、終わった後またレポ記事あげようと思います

 

当日あたったらよろしくお願いいたします

遊戯王 10月制限 スターヴ連打型の魔術師について

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こんにちは、ヒマワリです

今回の記事は、10月制限のスターヴ連打型の魔術師の話です

10月制限といいつつ、ギミック自体は7月制限時と変わらないので、基本的なことは前記事をご参照ください

 

 




1.構築について


メインデッキ:43枚
EXデッキ :15枚
=================================

【モンスター】37
エフェクト・ヴェーラー ×1
増殖するG ×3
EMオッドアイズ・シンクロン ×1
灰流うらら ×2
時読みの魔術師 ×1
EMドクロバット・ジョーカー ×1
紫毒の魔術師 ×3
虹彩の魔術師 ×1
慧眼の魔術師 ×3
黒牙の魔術師 ×3
調弦の魔術師 ×1
EMペンデュラム・マジシャン ×3
竜剣士ラスターP ×1
覇王眷竜ダークヴルム ×1
星読みの魔術師 ×1
クロノグラフ・マジシャン ×3
賤竜の魔術師 ×3
アストログラフ・マジシャン ×1
覇王門零 ×1
超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン ×3
【魔法】5
星霜のペンデュラムグラフ ×1
デュエリスト・アドベント ×3
ハーピィの羽根帚 ×1
【罠】1
時空のペンデュラムグラフ ×1

【エクストラ】15
覇王眷竜スターヴ・ヴェノム ×3
TG ワンダー・マジシャン ×1
瑚之龍 ×1
シューティング・ライザー・ドラゴン ×1
爆竜剣士イグニスターP ×1
ヴァレルロード・S・ドラゴン ×1

覇王眷竜クリアウィング ×1
深淵に潜む者 ×1
No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー ×1
ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム ×1
水晶機巧-ハリファイバー ×2
LANフォリンクス ×1
 

==================================================================



今回はこの構築を元に話そうと思います
 

 

 

※わかりやすい展開例です

 


 


2.スターヴ連打型のつよみ
 


このスターヴ連打型は、ペンデュラム数で誘発を乗り越える考えで組んでいます

ペンデュラムモンスターをたくさん出せば、最終的に固定の盤面(ハリファアストロタイタニック星霜時空死毒)にたどり着けるという考えです


スターヴでエレクトラムをコピーし、2〜4回アストロを使い回します

アストロを使い回すことにより、アストロを起動する度に手札が増え、時空だけでなく星霜まで構えられて次ターン用のリソース確保がしっかりできるのが強みだと考えています

また、余裕がある場合はハリファで出したうららを割ってアストロでうららを回収していくこともできます





ペンデュラム数で誘発を乗り越える考えで組んでいるため、墓穴も入っていません

墓穴自体は誘発を完全に止めることはできますが、完全な1:1交換である為、打てば手札4枚からスタートしなければならなく、相手の誘発がない場合でも同じく初動を4枚でスタートしなければなりません

メインによく入っている誘発の中で乗り越えるという意味で完全にケアできない誘発はGですが、元々魔術師はGに対して展開の止め所があるデッキです

ペンデュラムとエレクトラムで2ドローさせて、こちらは1ドローとエレクトラム時空を構えてターンを渡す形になります


 


3.採用カード・枚数について



魔術師スケールは川柳黒牙共3枚ずつ採用しています

とにかくペンデュラムモンスター数を増やす動きをしたいのはもちろんですが、黒牙はオルタ等に入っている神を超えれる優秀なモンスターであり、規制によって枚数が減った魔術師と名のついた上スケールなので、慧眼から張り替えれるスケール数に余裕を持たせたい意味もあります

また、調弦から出すモンスターとしても黒牙を使うことが多いです

これは調弦からの展開で出したモンスターを単にリンクや融合に使う時の話です
展開パターンによっては星読みを出して調弦をハリファに変えてうららを出して3+5で8シンクロ等をしていきますので、調弦の出すモンスターは必ずしも黒牙というわけではありません




川柳に関しては、初動で引きたいスケールですので3枚推しです

スケール効果の回収効果は、虹彩を回収できて、スターヴ連打で2回割って星霜時空どちらも構えることができたり、Gを打たれたりした時に止まってエクストラのカードを回収してアドバンテージを確保したりと、役割は多くリソースを増やせる点でかなり信頼できるカードです

 

 

 


オッドアイズシンクロンのモンスター効果でシンクロ8ができるレベルもいいですね
また、川柳がスケールのオッドアイズも回収できるので、オッドアイズシンクロンも回収できたりとお互いに噛み合っています(川柳のスケールだけは噛み合っていませんが)


モンスター効果の方は、出したら墓地の魔術師かオッドアイズを回収できます
魔術師が墓地に落ちていることは稀ですが、効果を使うと墓地に行くオッドアイズレボリューションを回収できるのはかなり強いですね




レボリューション自体の初動の役割は、ヴルムラスターを持ってきて展開に繋げることです

スターヴに繋げるために闇ペンデュラムが欲しいならヴルム、ペンマジ等の下スケールと組み合わせペンデュラム数の確保、ハリファへ繋げる為のチューナーを供給したいならラスターという認識です



ヴルムを通常召喚して零をペンデュラムし、零の効果でコーラルを出せばヴルムをサーチしたとしても最後にはチューナーにたどり着くため、レボリューション自体がチューナー確保へ繋がるカードとなります


川柳で回収してサーチ先のないレボリューションですが、スケール効果で墓地のドラゴンを蘇生できます



スターヴ連打型の展開後の盤面としてスターヴ2体でタイタニックを立てるのですが、このタイタニックもレボリューションで蘇生できるので、閃刀姫にタイタニックが突破されてもレボリューションからタイタニック蘇生して相手の魔法を1回無視して再展開することができます

タイタニック以外にも、イグニスターやハリファで出したライザー、覇王クリアも蘇生できます

ライザー蘇生から入り2枚目のハリファを作ってからペンデュラムという攻め方もできますね




今期入っていない構築をよく見ますが、このタイプだと欲しいカードだと思っています


①アストロ素引きの際に、スケール効果を打てて展開数を増やせる
②フォーミュラを採用していないのでクロノとライザーでシンクロする際にレベル調整として使いたい
③調弦で星読みを出して、調弦とモンスターで出したハリファからうらら出しシンクロ8に繋げたい



理由としては大体上記の3つです

特に①の、ペンデュラム数を増やすというのはスターヴ連打型ではかなり助かります

また、シルキタスに対し強いのも健在ですね


マイナス面はやはり素引きかと思いますが、結局出してしまえばエレクトラムなりスターヴなりになるので、このタイプだとそこまで気にはなりません

 

 

 


4.今期使用してみて

 

 

 

 

使用感としてはかなり良くて、とりあえずたくさんペンデュラムモンスターを出してリンクなり融合なりしたら最終的に固定盤面に繋がるので使いやすいと思いました

ムラが少ないので、初手や動きが安定していたように思います


前々期と比べて、川柳のレボリューション回収や零のコーラル化など細かなギミックが増えており、使っていてかなり楽しいです

 

 


5.新弾後、ヴァレルシンクロ



ヴァレルのシンクロモンスターの登場により、先行でレベル8シンクロを立てる意味が出てきました

また、普通にライザーアストロで相手ターンに作れるのもいいですね

出すだけで相手マイナス1にできるので、出しやすさ強さ共に素晴らしいモンスターだと思います

 

 

 

 

 

オッドアイズシンクロンを絡めた展開の選択肢が広がったのもいいなって思います

 

 

 

 

6.さいごに

 

ここまで読んでいただきありがとうございました

 

現環境にはいろんなタイプの魔術師がいて、個性や考え方がいろいろあって面白いなって思います

 

良環境の中、新弾でいろんな新規が来てまた面白くなりそうなので、今期は遊戯やり得だと思います

 

 

 

 

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遊戯王 10-12月のスターヴ連打型の魔術師の話 考え方や展開パターンについて

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こんにちは、ヒマワリです

今期ももう終わりということで、7月環境から使い続けていたスターヴ連打型の魔術師の話をしようと思います

 



1.スターヴ連打型について

 

 

ペンデュラムモンスターをたくさん出せば、最終的に固定の盤面(ハリファ(orエレクトラム)アストロタイタニック星霜時空死毒)にたどり着けるという考えで作っております

前記事でも触れましたが、スターヴ連打型の強みはリソースを稼ぎながら盤面を作れるところだと思います

 

 

 


アストロのグルグルで先行展開だけでなく次ターンのリソースの確保もでき、先行盤面が返されてもそれをさらに返してキルに持っていくことができます

先行展開だけを考えてゲームするのではなく、3ターン目.4ターン目の勝ちを見据えたゲームができ、ペンデュラム以外のカードをなるべく採用せず展開できる数でゴリ押しできるので後攻でも捲りやすいタイプだと思います

今回の記事では、今まで触れてこなった各魔術師やオッドアイズの評価と考えに1枚1枚触れていこうと思います



2-1.魔術師シリーズ
 

 

スターヴ連打型では、アストロで確実にリソースを回収して行くために基本3枚ずつですが、魔術師モンスターはスペックが本当に優秀なので回収する為でなくとも3枚ずつ欲しいと思っています

 


制限カードの為1枚ですが、スターヴ連打する過程で川柳で回収して2回割る為、星霜時空どちらも構える事ができます

星霜のリソースは3ターン目以降のキルへの重要なリソース源になってきます

 

 

 


当たり前の話ですが、虹彩は後手から能動的に使用可能です
星霜をペンデュラム前に回収し、調弦を出すことによりペンデュラムの質がかなり変わります

ペンデュラム内に虹彩、スケールに黒牙がいるので、神を当てられても虹彩で時空を回収できますし、黒牙で蘇生できるので神の最低限のケアもできます



余談ですが、手札によってハリファは立てれるがシンクロの相方がおらず虹彩が1回しか割れなくて星霜か時空どちらかしか構えられない事があります(アストロが絡まない展開に発生することがあります)

その時は、虹彩の回収を星霜にしてリソースを増やし、ハリファをワンマジに変えて死毒を割れば、擬似時空になります
相手ターンで死毒による妨害と星霜のサーチが入る為、返しのターンの動きが格段によくなります
特に、アストロが絡まない時に発生する為、リソースをかき集める意味でも覚えておいて損はないと思います




魔術師の便利屋さんです
スケールのパンプ効果、破壊効果、スペック最高モンスターです
特に特筆することはないと思います
文句なしの3枚カード

 


タイプによって枚数が抑えられてたりしますが、スターヴを連打する以上3枚あった方が便利なのと、やはり神に対抗できるスペックが評価高いですね

また、魔術師8スケールが虹彩制限調弦制限とかなり減り、初動の虹彩の後ターンに川柳の相方をできる魔術師8スケールというのも評価ポイント高めです

 

【小ネタ1:魔術師がエクストラで破壊されたら?】

ペンデュラムデッキにおいて神等の召喚無効系は天敵です
ただ、魔術師モンスターは、破壊されたら適用される効果があるため、ある程度ケアができます

エクストラのモンスターが召喚無効により召喚が無効にされ破壊された場合、場を経由せず墓地にいきます

これはよく知られておりますが、エクストラで発動した効果を無効にして破壊したらどうなるのかあまりわかってない方がおられたので枠をとりました

結論から言うと、エクストラで発動した効果を無効にして破壊した場合、墓地に行き、再度破壊された時の効果を墓地にて使用することができます

例えば、虹彩を割ってエクストラでペンデュラムグラフをサーチする効果に対し神の通告を打った場合、効果が無効にして破壊され墓地に行きます
そして神の通告によりエクストラから破壊されたので再度墓地でペンデュラムグラフをサーチする効果を適用できます

ペンデュラムは破壊されたらエクストラに行くという認識があるため、エクストラで破壊されたらエクストラのままという認識が強いために勘違いされやすい案件ですね

イメージとしてはエクストラも扱いは手札と同じです
手札で効果を発動したマルチフェイカーに神の通告を打てば破壊されて墓地にいきますよね
それと同様にエクストラで効果を発動した効果に神の通告を打てば破壊されて墓地にいくわけです

この話は召喚無効にも通じ、エクストラからペンデュラムするカードが神を打たれた場合、エクストラで破壊されたけれどもエクストラに残らず墓地にいくわけです

ちなみに、墓地で発動した虹彩に再度神の通告を打った場合、虹彩は再度虹彩を使うことはできません
墓地で破壊されるという概念がなく、無効にされただけ(エクストラで発動した虹彩にうららやサベージをうたれたようなもの)の扱いになるようです





現在のスターヴ連打型の中核を担うカードといっても過言ではないカードです

初動の役割としてはやはり制限の虹彩を使い回すことにあります
虹彩を使いまわしペンデュラムグラフを2種加えながらアドバンテージを獲得していく意味で重要な役割をもっており、初手で握っておきたいカードです

単純に毎ターン+1にしてくれるカードで、常にスケールは魔術師スケールにするように心がけてます


3ターン目以降の役割としては、墓地のレボリューションを拾い展開に繋げていく役割があります

初動で割ってエクストラにいくのでエクストラからペンデュラムできますし、拾ったレボリューションで墓地の初動で使ったシューティングライザーを蘇生し2枚目のハリファに繋げキルを目指します




中核その2です

慧眼の破壊情報を残しつつアストロで回収し続け、盤面を作りながら次ターンのリソースを確保します

 


アストロクロノから出してくるカードです

魔術師スケールを多めに採用しているので、素引きも気になりません

星読みを採用されないのをよく見ますが、アストロ素引きの時に出したりスケールに置いてペンデュラム数を増やしたい意味や、ハリファで出してきたうららと合わせてシンクロ8を作れ、星霜を起動できる魔術師ネームであることを高く評価しています

また、フォーミュラを採用していないので、クロノとライザーをシンクロする際にレベル5というステータスが役立つ時もあります

 

 



【小ネタ2:魔術師のシンクロの足し算】

スターヴ連打型はシンクロ8しかしないのですが、魔術師のシンクロの足し算として3種類あります


1、アストロ(覇王門零)+ヴェーラー



スターヴ連打した後のアストロと、ハリファで呼んできたヴェーラーで8を作ります

スターヴ連打する過程で出せるため、アドバンテージを確保しながら8を最後に作ることができます


2、川柳+オッドロン



イグニスとサベージは立てれますが、覇王クリアは素材の関係で立てることはできません

ハリファで呼んできたオッドロンと川柳でいけますが、川柳+オッドロンはオッドロンの起動効果でシンクロする方が多いです

オッドロンでスケールの川柳とシンクロしてイグニスを立て、ラスターをデッキから出しハリファに繋げることもあるので、パターンとして覚え得です


3、星読み+うらら



調弦で星読みを出し、調弦を素材にハリファを立ててうららを出せば8を作れます

調弦ペンデュラム後に立てるエレクトラムにうさぎやヴェーラーを打たれてアストロをエクストラに送れなかったり展開が歪む場合でも、星読みは闇魔法使いなのでスターヴに変換して展開の方向修正することができます



状況に合わせて足し算して盤面を作ります



2-2.EMシリーズ



この5枚に関しては特筆することはあまりないのですが、せっかくなので触れていきます




初動としては大変優秀ですが、慧眼をサーチしてもその慧眼をペンデュラムすると破壊情報が消えるので、破壊情報を残しながら展開するのであれば慧眼2枚割りから内1枚をペンデュラムし、1枚を破壊情報を残す必要があります

また、アストロクロノを使い、時読み星読みを場かスケールに置き、エクストラから出すモンスターを慧眼ではないモンスターにすることで慧眼の破壊情報を残したままにできます

噛み合わせにはよりますが、できたらペンマジペンデュラム➡︎ドクロバットから慧眼をサーチし、慧眼をその後使用し慧眼の破壊情報を残す方向で展開していきたいです

 


初動の中で1番優秀なモンスターです

上記のようにドクロバットを持ってきながら慧眼の破壊情報を作れるので、スターヴアストロを連打しアドバンテージを確保する用意ができます

ペンマジ自体はアドベントを含め6枚体制です

 


ハリファで出してくる闇魔法使いで、オッドアイズとEMのどちらの名前も持ちます

展開途中でエレクトラムとチューナーとでハリファを出し、オッドロンを出すことにより場の闇ペンデュラムモンスターを減らさずスターヴを連打できます

オッドアイズネームなので、川柳のスケール効果で回収することができます

また、起動効果で川柳と共にシンクロ8を作ることができますが、川柳がスケール2の為、ペンデュラムできないとこは噛み合わないです

モンスターの起動効果を展開に絡めて考えると、サンダー相手でもイグニスで突破できたりと、かなり優秀なモンスターです



2-3.ドラゴンシリーズ



レボリューションとそのサーチ先です




レボリューションの初動の役割はヴルムかラスターを持ってくることです

状況に合わせて単体でカードを増やせるモンスターか、チューナーをサーチできるので、展開に幅を持たせます

また、3ターン目以降の役割は、初動で使ったタイタニックや、ハリファ➡︎シューティングライザーを蘇生することです

川柳のところにも書きましたが、川柳を出すことにより回収できるオッドアイズネームの為、川柳を出して回収し、ライザーを出してハリファを作ったり、タイタニックを蘇生して魔法を1回無視して再展開することができます

あと、やはり強烈なのがスターヴのコピー先の話でしょうか
スターヴで墓地のレボリューションをコピーすれば、相手のライフが8000なら4000上がり6800になります
また、ライフを半分払えば墓地と場をリセットすることができるので、戦闘機の墓地レイを無視しながら魔法もリセットできたり、ゲームエンドに持っていけるスペックがあります

 


レボリューションをサーチする先として、単純にアドバンテージを増やせるカードです

 


サーチした覇王門零をペンデュラムしたりクロノで出したりすると、本来チューナーが絡まなかった展開も、覇王門零をコーラルに変換すればチューナーを絡めた展開に修正することができます

また、破壊された覇王門零はスケールにいく任意効果があり、割れる回数と割る必要のある回数で割れる回数に余裕がある場合はスケールに移動させ、スターヴ等で割ることによりアドバンテージ損失を減らしたり、むしろアドバンテージに変えたりすることもできます




ラスターは制限カードですが、アドベント3レボリューション3なので実質7枚体制のカードです

ラスターペンマジなど、ペンデュラム前にカードを増やせる優秀なモンスターで、単純にレボリューションでサーチできるチューナーしても優秀です

クロノと合わせると、クロノ割ってクロノ回収し、回収したクロノをそのまま出すことができます
クロノで追加でペンデュラムモンスターを出せば、召喚権を使わずペンデュラム前にエレクトラムを立てることができます

クロノでペンマジを出せたらラスターだけ割ってドクロバット回収からドクロバット出してスケールを揃えてペンデュラムできます
この過程でラスターがエクストラにいくので、チューナーを絡めた展開にすることができます

クロノで出すモンスターがペンマジでなくとも、エレクトラムでドクロバットをエクストラに送りラスターを破壊しドクロバットを回収しながらエレクトラムで1ドローできるので、ドクロバットのサーチを最後に考えるとことができます

レボリューションを経由したラスターの場合、クロノで出すモンスターを川柳にすると、川柳でレボリューションを回収しヴルムも回収することもできます

展開中になるべくリソースを増やし盤面を作っていきたいですね



【小ネタ3:ラスターペンマジの話】

EMEmを使っていた人ならその強さがわかるラスターペンマジのセットですが、ペンマジは実質6枚体制、ラスターは7枚体制なので全盛期より起こりうるハンドです

初動で慧眼が絡まない場合の優秀な初動ですが、それぞれプラスモンスターが何枚あるかによって展開が変わる為、動画にて動きを簡単に見て見てください

 

 

 


ラスターペンマジのみの場合は、エレクトラムアストロ+スケールにペンマジ死毒+時空+1ドローになります

時空死毒で最低限の盤面ができ、時空で死毒を割るとエレクトラムで1ドローができる状態です

 

 

 


ラスターペンマジにプラスして1体出せる場合は、エレクトラムスターヴアストロ+スケールに川柳死毒+時空+1ドローと慧眼になります

出せるペンデュラムモンスターが1体増えるとスターヴが1体増え、川柳死毒の魔術師スケールにすることができ慧眼が回収できる状態になります

ラスターペンマジはスケールの関係上魔術師でないスケールスタートの展開のため、川柳のアドバンテージを取るように動くまで最低2回割る必要があります
ただ、最終的にスケールを魔術師スケールに直すことで、次ターンからも川柳の効果でリソースを増やしながら展開していくことができるので、エレクトラムで即虹彩を割るのではなく一旦魔術師スケールに直した後に虹彩を割ると川柳の回収分アドバンテージが増え、次ターンの動きに備えることができます
 

 

 


ラスターペンマジ以外に2体出せる場合は、エレクトラムタイタニックアストロ+スケールに死毒+時空+1ドローと慧眼川柳までいきます

タイタニックという置物を置けた上でスケールは死毒のみにでき、次ターン用の川柳慧眼を確保できている状態になります

次ターン用の安定したスケールを手札に残せるのはかなりいいですね


どのパターンでもそうですが、エレクトラムのドローで星霜素引きかアドベントを引くと自分のターン及び相手のターン中にさらにリソースを稼げます


ラスターペンマジだけでも最低限の盤面ができるのですが、3-4レベルのモンスターしか出せません

巨神鳥のタイプとは噛み合わない初動ですが、基本レベル4のペンデュラムからアドバンテージをとっていくスターヴ連打型には強い初動ですね


ちなみに、ラスターペンマジ川柳の場合は、ラスターペンマジした後にスケールに川柳を置けばペンマジ2体出せた上でペンマジでラスターを割れば即両方魔術師スケールの状態にできるので、ラスターペンマジがレベル6の川柳と噛み合わないわけではないです


3.基本的な展開の考え方
 

 

スターヴ連打型の基本的な展開の考え方は、先行盤面を作りつつ、リソースを構えて3ターン目に勝負するというものです

 


このタイプの触り始めで難しいところは、手札を見て「割れる回数」と「割る必要のある回数」を判断した上で誘発のケアを考えなければならないところでしょうか

「割れる回数」は要するにペンマジ、エレクトラム、スターヴ、覇王門零を展開に何回絡められるかで判断します

「割る必要のある回数」は、虹彩を割るまでに何を何回割ればいいのかを考え判断します
また、その上で魔術師スケールにしつつ川柳で虹彩を回収し2回目割ることができるのか考えます


覇王門零は「割れる回数」の中に分類されながらも、スケールにいくことができるので、「割る必要のある回数」にカウントすることができます
割る回数の調整になり、スケールの覇王門零を割ることでアストロの回収によるアドバンテージが増えたりするので状況に合わせてスケールに移動させるか考えると良いです

 

 


スターヴ連打するにあたりハリファで出すのをオッドロンである必要がなく、「割れる回数」に余裕がある場合は、ハリファでうららを出してそのうららをスターヴで割ってアストロを出しうららを回収していくこともできます

うらら回収は覚えておいて損はないと思います



4.今期の構築と戦績

 


 

【小ネタ4:縛りなしリンク2の選択】

 

現在使いやすい縛りのない下にリンク先が2つあるリンク2は、

 

・ランフォリンクス

・デスポリス

・ラムダ

 

この3種類です

それぞれ強みがあり、

 

・ランフォリンクス…バニラのためウィドアンカーを受けずとられない

・デスポリス…闇のため御前貼られても貼っても展開していける

・ラムダ…一番打点が高く、ガンマ採用なら優先される

 

大体こんな感じです

環境や自身の構築によって選べばいいと思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ以外にも箱争奪やマット争奪等で稼がせていただきました

EM魔術師を使ってから約一年半ですが、色々できるようになったという意味で今が1番回していて面白いです

 


5.さいごに

さて、最後まで読んでいただきありがとうございました

7月からの環境から使い続けていたスターヴ連打型の魔術師ですが、2回記事を書きましたがあんまり1枚1枚考え方を書けていなかったと思い今回書くに至りました


本当に色々なギミックが詰まっていて、リソースを獲得しながら色んな盤面に対応できるいいデッキです

環境終わりではありますが、興味がある方には作ってもらいたいですし、魔術師を使っていた人にも参考になったのなら幸いです


それではまた来期に、

 

 

 

 

質問等ある方はこちらのアカウントまでよろしくお願いいたします

遊戯王 2019.1月制限のスターヴ連打型の魔術師について

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こんにちは、ヒマワリです

今回の記事は、2019年1月制限のスターヴ連打型の魔術師の話をします
 

 

 


展開パターンは以前と変わりないため、初見の方はよかったらこちらを見てください

 

 




1.新制限の影響
 

 

クロノが制限カードとなりました
展開後の最終盤面には影響は出ていませんが、素引きの強さがかなり落ちた感じはします

明確になにができなくなった、もしくはやりにくくなったかというと、


①アストロクロノを引いたときに、アストロでクロノを回収できない
②ラスタークロノを引いたときに、クロノを割って回収したクロノを起動できなくなった
③シューティングライザーで落とす闇魔法使いレベル6が減り、アストロ連打しても川柳を意識的に1枚デッキの中に置いておく必要が出てきた



大まかにはこれらでしょうか
今までできていたことができなくなったのは体感的にはやはり厳しいなという感想です


また、アストロ連打中に、クロノを初手に素引きしている状態で、

①ペンマジを使ってオッドロンを回収している
②ヴルムのサーチで覇王門零を回収している
③星霜のサーチを調弦にできている

以上の条件で手札にチューナーを確保できる場合、アストロ連打中に1度クロノを絡めチューナーを場に出しチューナーを絡めた展開にすることができるのですが、クロノの素引きが難しくなった為、機会としては減ったのもかなり痛いかなと思います

 

 


こちらも元々2枚採用だったのが1枚になりました

やはりこちらも最終盤面には影響出ていませんが、3ターン目以降のキル方法に大きく影響が出ています


先行で盤面を作り、相手の動きに合わせて妨害すると、エクストラモンスターゾーンにワンダーマジシャンや覇王クリア、サベージが残ることがあります

それらをチューナー絡めて2枚目のハリファにし、チューナーを呼んできてイグニスなりなんなりで盤面を作りキルをしにいくのですが、ハリファ2枚目がないとその動きができません

これは思っていたよりも痛く、実質盤面突破力に大きく影響が出ています
3ターン目、4ターン目のキルを見据えた構築プランを考える必要が出てきました



2.新制限の構築と採用カードの考え方

 

 





クロノ2枚が抜けたところに愚かな埋葬とデストルドを入れています

役割としては、ヴルムを落とし初動のエレクトラムに繋げながら覇王門零という実質チューナーカードにアクセスできチューナーを絡めたハリファ展開に持ち込むことです

また、単純にデストルドを落とし好きなタイミングでチューナーを絡めた展開にもできます
特に、展開途中のエレクトラムのドローで愚かな埋葬かデストルドを引いた場合、突然チューナーを絡めた展開に変えられるのがかなり良いと思います

擬似クロノとしてはカーテンライザーがありますが、同じくGを回避できないのであればやはり展開結果後チューナーにアクセスできる愚かな埋葬ヴルムの方が優秀だと感じます




ハリファが消え3ターン目、4ターン目のキルを考えた時に必要になったカードです

基本的に、3ターン目に1度デスポリスにし、ペンデュラム後の展開最後にユニコーンにし1盤面処理を行います

デスポリスのままだとかなりキルに持っていきにくいため、そのデスポリスを使いながら盤面を解決していく形です

特に素材に指定がない為、ペンデュラムした川柳で墓地のレボリューション回収し、スターヴになれない川柳を使いながらユニコーンで1除去、回収したレボリューションで初動で使ったライザーや覇王クリア、サベージ、タイタニック等を蘇生し打点を確保しながらライフを取り切る流れが1番理想です

特に闇魔法使いを捨てながらスケールの黒牙で捨てた闇魔法使いを蘇生できればさらなる展開に繋げることができますね

 



前期から継続でデスポリスにしています

ガンマを使う場合はラムダでいいと思いますが、御前をサイドに積むデッキがいると聞いていたので、闇のデスポリス優先で入れています

12月末には、アーミライルという闇リンクがきますが、あちらはリンク素材にできない制約があり、ユニコーンに繋げることができないのが問題なのでアーミライルが来ても闇の選択ならデスポリスの方がいいと思います



◯不採用カードと低評価カード
 


今期の環境を見た時に、以前の環境で使用していた深淵のようなランク4置物を考えていた時に使おうとしていたカードです

バグースカより能動的に相手盤面に触れ、リンク前の展開を止めることができます

サンダードラゴンや転生、セフィラに対してかなり効果的ではありましたが、ランク4を作る過程で基本展開から大きく外れ、手札に持っておけるリソースが少なくなるのが欠点です

前期でいうところの深淵は、墓地利用を重視する展開系にかなり強く、展開系からしても突破してキルまでいかないと次ターンはないという認識で全力で動いてくる為、実質リソースを全部はいて動いてくれるので、実質深淵立てながら死ななければ次ターン勝ちまでもっていける性能がありました

今期ナイトメアやバグースカをただ単なる置物として使うと、次ターンのリソースを十分に確保せず立てに行かなければならない上、転生サンダードラゴンセフィラはバックも構えられるデッキなのもあり、ハリファアストロタイタニック星霜時空死毒で構える方が安定した妨害と次ターンリソースも確保できるので、わざわざランク4の置物を置くより普通の展開をしていった方が良いと思いました
 

 



転生に対する擬似虚無魔人で、レボリューションから回収できます
しかし、罠で処理される可能性と、パンクラを引かれると一発で終わるのでやめにしました
 

 



こちらも転生やサンダードラゴン相手に考えましたが、やはりモンスターだけが頼りのデッキではなく魔法罠で突破されることも考えなしにしました




手札の転生を消し去ることができるのは良いのですが、墓地で発動する転生がいることや、サーチ魔法のせいでリカバリされたりするので採用には至りませんでした
 

 


今回のエクストラに採用していましたが、一度も出さなかった上ガンドラと当たって深淵にしとけばなって思いました
仮想敵はサンダードラゴンで、デストルド使いながらシンクロ7を決めていくのが理想でしたが当たらず
当たっても使うこともなさそうなので、ガンドラなど墓地利用系の展開に当たった時を考えての深淵が1番よさそうです


 


3.今期の魔術師について



新環境に入り、展開系が消えたものの多様なデッキと当たるようになりました
 

 

 


その中でも、転生やサブテラー、サンダードラゴンなど苦手とするデッキが台頭してきており、魔術師内のパワーはそこまで変わらなくとも苦手なデッキが増えてきているので、正直魔術師は推せないデッキになっています

とはいえ、メインモンスターの対応力やスペックは高いので、色々なやり方で盤面を作ったり、相手の盤面を返したりする力はあります

環境に合わせて戦える力もあると思いますので、まだいけるデッキだとは思います

 


4.さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございました

展開方法とか動画は前記事で色々書いてしまいましたので、今回はあんまり書くことはありませんでした

気になる方は、前記事を読んでみてきださい
 

 

 

 

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遊戯王 2019.1〜のスターヴ連打型魔術師の話

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こんにちは、ヒマワリです

今回の記事は、1-3月の魔術師について振り返って書きます

僕のスターヴ連打型の魔術師の展開方法や考え方は、過去記事にあるのでそちらを見てください

 

 

 

 

 



0.制限改訂

 


制限改訂でクロノが制限になりました

基本展開では結局1枚しか使わないので、できることの範囲は狭まりませんでしたが、素引きのパワーがなくなったのとラスターの友達が少なくなったのは痛い部分でした

特にラスターで割って回収した2枚目のクロノの効果を使いペンマジなどを出し召喚権を使わずペンデュラム前にエレクトラムを立てることが難しくなりました
この展開だと、ペンデュラム前にエレクトラムを立てれるのと、ラスターを割ってラスターをペンデュラムできる(チューナーを絡めた展開にできる)為かなり優秀な展開でしたが、やりにくくなったのはかなり痛いです

 


クロノを失った部分をどうするか考えた時に、擬似クロノができる愚かな埋葬(ヴルム)と、それに伴いデストルドを採用しました

愚かな埋葬ヴルムは、以前よりやりたかったギミックで、場に召喚権を使わずペンデュラムモンスターを出せます

召喚権を使わずペンデュラムモンスターを出せるカードとしてカーテンライザー等がありますが、こちらはヴルム特殊→零回収からペンデュラムから、零→コーラルに変換しチューナーを絡めたハリファの展開に持ち込めること(デストルドでももちろんチューナーを絡めた展開になります)、スケールを貼ってGを確認した上で愚かな埋葬を打てるので、やれる範囲がかなり違ってきます

また、初動はペンマジを通したい=アドベントを通したいなので、レボリューションも含めうららを打ってもらうカードにもなります


また、デストルドの方は、素引きすれば単純にチューナーに繋がる展開になります
チューナーが絡まなかった展開で、エレクトラムのドローが愚かな埋葬かデストルドなら突然チューナーが絡みハリファを使った展開に修正できます


また、トルドーはレベル変換ができる優秀なスペックがあり、

①クロノ川柳対象
→レベル1になりアストロ零と8になる

②星読み対象
→レベル2になりクロノ川柳と8になる

③レベル4対象
→レベル3になり、星読みと8になる

④レベル3対象
→レベル4になり、レベル4と8になる
→レベル4と深淵を作れる
 

 

 

 

デストルドのレベル変換により、細かい展開ギミックが強化されています

デストルドをペンデュラムし、ハリファの素材にした後にレベル変換させシンクロに繋げる形になります

ハリファ2枚目がなくなったことにより、ちょうどいいレベルのチューナー供給がやりにくくなり、3ターン目以降のシンクロが少し難しくなりました

そのシンクロの補助として1-6レベのチューナーになるデストルドはかなり感触がよく、勝ちに繋がるゲームが多かったです




1.今期の課題、初動・展開について


クロノが3枚あったことにより、できていた展開ができなくなったのはかなり痛く、そういう意味では初動が減った形になります

また、ハリファ2枚目がなくなったことにより、3ターン目の大型シンクロモンスターを出してキルを狙いに行くことが前期より難しくなりました

展開において今期の課題として

①初動の考え方
②キルへの道筋


この2つを改めて明確にし、プランや展開への道筋を考え直す必要がありました
 



①初動の考え方


展開・初動としてこのデッキのキーカードは間違いなく慧眼ですが、慧眼+魔術師の2枚では展開はしていけません

初動が減った中、2枚で動けるセットが重要となってくるわけです
 


昨年7月からレボリューション採用に伴いラスターを採用しています
このラスターは制限カードですが、レボリューションとアドベントを採用しているため、実質7枚になります

また、それと組み合わせる中で1番良いのがペンマジで、ペンマジもアドベントと合わせると6枚のカードとなります

つまり、このデッキにおいて初手として揃いやすい組み合わせはラスターペンマジなのですが、この組み合わせが2枚初動の中で1番動ける札です

 

 


ラスターペンマジのみの場合は、エレクトラムアストロ+スケールにペンマジ死毒+時空+1ドローになります

時空死毒で最低限の盤面ができ、相手ターンで時空で死毒を割ると、エレクトラムで1ドローができる状態です

 

 

 


ラスターペンマジにプラスして1体出せる場合は、エレクトラムスターヴアストロ+スケールに川柳死毒+時空+1ドローと慧眼になります

出せるペンデュラムモンスターが1体増えるとスターヴが1体増え、川柳死毒の魔術師スケールにすることができ慧眼が回収できる状態になります

ラスターペンマジはスケールの関係上魔術師でないスケールスタートの展開のため、川柳のアドバンテージを取るように動くまで最低2回割る必要があります
ただ、最終的にスケールを魔術師スケールに直すことで、次ターンからも川柳の効果でリソースを増やしながら展開していくことができるので、エレクトラムで即虹彩を割るのではなく一旦魔術師スケールに直した後に虹彩を割ると川柳の回収分アドバンテージが増え、次ターンの動きに備えることができます
 

 

 


ラスターペンマジ以外に2体出せる場合は、エレクトラムタイタニックアストロ+スケールに死毒+時空+1ドローと慧眼川柳までいきます

タイタニックという置物を置けた上でスケールは死毒のみにでき、次ターン用の川柳慧眼を確保できている状態になります

次ターン用の安定したスケールを手札に残せるのはかなりいいですね


どのパターンでもそうですが、エレクトラムのドローでペンデュラムグラフ素引きかアドベントを引くと、星霜も置けるので自分のターン及び相手のターン中にさらにリソースを稼げます


ちなみに、ラスターペンマジ川柳の場合は、ラスターペンマジした後にスケールに川柳を置けばペンマジ2体出せた上でペンマジでラスターを割れば即両方魔術師スケールの状態にできるので、ラスターペンマジがレベル6の川柳と噛み合わないわけではないです



このように、初動におけるラスターペンマジは展開の安定と最低限の盤面を作れるので、ラスターに繋がるレボリューションは必須枠感覚です



②キルへの道筋
 


3ターン目のキルの方法として、1番簡単だったのが、
エクストラモンスターゾーンに埋まったモンスターとチューナーでハリファ2枚目に変え、好きなレベルのチューナーを用意しペンデュラムしたモンスターとシンクロ8の足し算をすることだったのですが、ハリファ2枚目が消えシンクロ8までの道筋を作りにくくなりました

単純に突破力が落ちたのですが、ユニコーンを採用することで前盤面の除去と、捨てるカードを場に出したい闇魔法使いにすることにより、黒牙で蘇生する流れの展開に組み込むことができるようになってます

僕がよくするのは、川柳黒牙のスケールの時にオッドロンを捨てることにより、黒牙でオッドロンを蘇生、オッドロンの効果で川柳とシンクロ8を作って盤面を解決しながらキルを目指すことです
 


また、レボリューションのスケールの蘇生効果でハリファで出したシューティングライザー、その後に出した覇王クリアやサベージ、先行盤面に立てていたけど死んだタイタニック、展開中に使ったイグニスター等を蘇生することにより、キルの仕方が簡単になります

特にイグニスターは、1度効果を使った後ユニコーンを立てるためにリンク素材に使い墓地に送りレボリューションで蘇生すれば2度効果を使うことができます

レボリューション自体が初動の安定、ドラゴン蘇生で打点作り、スターヴのコピー先の3つの重要な役割を持っています
 


初動で使ったレボリューションは川柳のモンスター効果で拾えるので、3ターン以降の川柳は出すだけで実質墓地ドラゴン蘇生のモンスターになります
3ターン目以降は川柳を積極的に展開に絡めます


結局、初動の安定とキルの道筋で今期重要だったのはレボリューションでした



2.制限判明〜1月新弾まで

 

 

 


環境始めのCSで、転生多い読みでサイド含め考えていましたが、セフィラやサンダードラゴン系とよく当たりました

サンダードラゴンに対して苦手意識を持たれている人が多いようですので、対サンダードラゴンの話を少しします

超雷が立つとレボリューションやアドベントのサーチを行うことができなくなります
手札次第としか言いようがないですが、やはりイグニスターを目指すのが1番良いです

召喚権を使わずエレクトラムを作りながら、エレクトラムでオッドロンを送りそのままオッドロンを回収、召喚しスケールの川柳と混ぜてイグニスターの流れをよくやります
1度イグニスターを立てると、手札のレボリューションがイグニスターに変わるので、レボリューションが腐らなくなります



シンクロ7にはいくけど8にいけない…という場合は、シューティングライザーを挟みレベル調整してイグニスターにいくこともあります

 

 

 

 


ライザーはハリファで出すイメージが強いですが、レベル調整をしてシンクロもしくはエクシーズに繋げていくこともできます

ライザーを出す過程で闇魔法使いを墓地に送れるので、黒牙で蘇生してさらなる展開に繋げることもできます

魔術師の細かいギミックは、できることを知ってるか知ってないか、気付けるか気付けないかでプレイが無限に変わってくるので、やれることは全部把握し得です
 

 

 

 


他CSはやられましたけどチーム余裕で耐えてわろたってやつ



3.1月新弾〜最後まで

 

 

 

 


新弾が発売され、オルフェゴールが環境に現れ出しました

転生もペンデュラム見るとレイジを優先させてくれたりするので、オルフェ共々拮抗がかなり強かったです
2枚被りとかでも、ロアークリマクス妖魔で止められたけど2枚目打つわって感じで被り噛み合って良き

オルフェに対して深淵がかなり強く、前期の豪鬼ほど刺さるわけではないですが立てるだけで有利になるカードはいいですね
 

 

 


そういえば、姫CSも魔術師で出ました

東海ルールで、かつハリファ禁止スターヴ制限でしたけど超雷連打しました
連打が板

多分この制限じゃないとサンダードラゴンギミック使わないだろうけど1回はやってみたかったんで楽しかったです





今期は7回チームのCS出ましたが、6回入賞できてかなり良かったと思います

組んでいただいた方ありがとうございました

 


4.最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました

クロノ制限ハリファ制限でかなり厳しい状態でしたが、新しいギミックと展開でなんとか今期乗り切れた感があります

さすがにこれ以上制限かかってしまうと死んでしまうので、もう許してください…

 


そういえば、レジェコレでシク揃いやすくなったので日本語に切り替えました

普通に海外のレアリティレベルで揃うようになったのはいいですね

 

 

 

 

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今有料ブログ流行ってるみたいですが、アメブロで10年やってお世話になってるので移行予定はありません

遊戯王 2019.4月制限の魔術師の話 【ブロック代表に向けて考えていたこと】

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こんにちは、ヒマワリです

今回の記事は、いつもの魔術師の展開方法とかの内容ではなく、4月の制限改訂からブロック代表までプレイする上で考えていたことを書きます

1つの記事にはまとめきれませんでしたので、各環境に対する考えは次の記事にて

今回は、ブロック代表で使用した⬇︎の構築で話を進めます

 


 

 


0. 制限改訂とプラン

とくに規制もかからず、何も緩和されたりもしませんでした

環境においてもベイゴマがかかって転生やオルフェ、セフィラが痛手をおったくらいで、分布に大した影響はでないという判断で、サイチェン要素もほぼ変えずに新環境に挑みました

 

 

 

 


新環境の高槻CSでは、ほぼ後手でしたが、メインの捲り性能が高いデッキですので、1本目とれた試合がかなり多かったです

メインの構築に関しては、墓穴に頼らないペンデュラム物量による誘発貫通と、それによるゲームを通しての勝ちを意識しており、それは後手から捲る力にも通じる為、かなり気に入っている出来になりました

単純に、ハンドに非Pが多い=展開しきれない・事故が起きてしまう若しくは捲り性能が落ちる、と考えており、極力非Pを引き込みたくない且つ先行で手札誘発・アドベント被りを抑えたい意味で43枚構築にしています

墓穴不採用の話ですが、墓穴だとどうしても無限とガンマを貫通できず、結局相手のハンドとの噛み合い且つ自分の展開ハンドの噛み合いになることを考えた場合、物量でこえていった方が良いのではないかという結論の元不採用にしています

無限ガンマを打たれて無限とガンマ以外なら貫通できるのに…とか、墓穴が闇Pならスターヴから虹彩割って時空までいけるのに…という後悔をしたくないのもあります


Gに関してはやはりきついところはありますが、それでも展開をG-1のドロー+2でストップして時空とエレクトラムが通ればアストロも確保でき、3ターン目以降のリソースを用意できることから、+1くらいは実質貫通という意識でプレイしてました

この場合、アストロ以外にエレクトラムのドローが入り、相手ターンで時空の妨害とアストロの回収、エレクトラムのドローが再び入るので、リソース確保をしっかりできている感じですね

後手で打たれるGは、状況によりますが、止まっても負けにつながるゲームと判断したらツッパしてワンキルしにいくことが多いです
止まることもできつつ、キル性能が異常に高いのはこのデッキの最大の利点だと思います



1. 基本的な展開
 

 

 

 

 


前期からプランを変えず、エレクトラムコピーのスターヴから虹彩を2回割りつつリソースを広げ、ハリファアストロタイタニック星霜時空死毒で妨害と次ターンキル用のリソースをかき集めます

展開を考える上で僕が重要視しているのは、より強固な盤面ではなく、3ターン目にキルできる自分へのリソース増やしと相手のリソース削りです

極端な話をすれば、リソース十分に貯めて盤面だけで相手のリソース削れるだけ削れれば、盤面は返されていいと考えています
いかに自分のリソースを蓄えれるか、いかに相手のリソースを削れるかを重視してプレイしています



【ランク8選択について】
 


数あるランク8の中でもタイタニックを選択しているのは、

①環境のどのデッキに対しても魔法無効が妨害として成り立っていること
転生⇨炎陣
サンダー⇨誘惑、融合
オルフェ⇨ライトステージ、展開補助魔法
オルター⇨合金、ワンフォーワン
サブテラ⇨合金、シャンバラ
戦闘機⇨エンゲージ筆頭になんでも
ペンデュラム系⇨ペンデュラムカードなんでも
その他・サイチェン後⇨羽ツイツイ

②攻撃を吸収でき、エレクトラムやハリファを守れる。特にメリュシークやハヤテの攻撃を吸えること
③一度出せばレボリューションで蘇生できること
④魔鍾洞に強いこと


この4点です




魔法無効は当たり前に強いのですが、レボリューションで蘇生して打点と妨害を再度用意できるのはかなり評価してます

相手のリソースを削り、簡単に蘇生できライフも削れる性能は、僕の考えに非常にマッチしている置物でした



2. 3月下旬〜4月上旬



先行プランは基本G3抜きの神神勅命の簡単なサイチェンで、後手はデッキによりますが拮抗勝負で返していく形をとりました

拮抗勝負を評価していた点は、ロアー休止クリマクスを無駄な動きせずわかりやすく1枚で踏める点と、1枚目が無効になっても2枚目が通れば盤面が返せるある意味被りケアの点でした

使い勝手は良かったのですが、2枚使って通っても残りの4枚で盤面作れなかったりこれも相当な噛み合い要素が必要だったので、途中から魔術師で使う拮抗勝負微妙と思えてきました
 



うさぎと無限は、地域的に京都大阪がセフィラが多かったので採用してました
相手の展開中のカードの数減らす意味ではオルフェに打つうさぎもそこそこ強かった感はありました



正直あまり納得していないサイドでしたが、勝てているため変えないようにしていました

しかし、4月末の公認で自分判断ミスでボコボコにされたゲームがあり、危機感を感じサイドプラン含め1からブロックに向けて練り直しをすることにしました



3. 5月〜ブロック代表


まずはサイチェン後の先行プランから見直しをしました

先行用として採用していた神宣ですが、元々絶対止めたいカードを止める用という認識で採用していました
また、1枚で完結したカードなので、噛み合いを要求しないのも評価していました

しかし、オルフェにライトステージ貼られたり、止めたいカードが多く1枚では止まらないデッキが増えた為、この枠を以前より試したかった神智を採用することにしました

神智デスサイズは、先行の時にGで止まらざるを得ない場合や、誘発で展開が止まってしまった場合、そもそもあまり展開できないハンドが来た場合に、通れば1枚で擬似ターンスキップができるのはかなり強く、先行の勝ちをより濃くするカードという感じでした

先行の魔術師展開でうららを打たれるので神智が通ったり、デスサイズ素引きでもワンマジで割ったりクロノで出したりできるので、魔術師というテーマが使うデスサイズはかなり使いやすいカードだと思います

オルフェ転生サンダー相手の先行に入れます

引けた試合は必ず勝てました
アドバンテージの取り方や、1ターンスキップ後のキルの容易さが相性の良さを物語っていました



前構築でオルタへの勝率が悪かった且つブロックでオルタがたくさんいるのを知って久々に採用しました

久々に入れましたが、やっぱりとんでもないカードです

先行用の神智を入れられないオルタやサブテラに対し、G3抜きの勅命リブートリブートでサイチェンします
 

 


これも勝率が悪かったオルタのことを考え採用したカードです
あまり言いたくないですが、雑に強いカードで、単純にサイクロンとして機能する為、基本どのデッキに対しても後手で入れていました



新しいサイドプランで問題ないか確認しながらGW以降のCSに臨みました

 

 

 

 

 

 

 


感触としてはかなりよく、特に先行後攻関係なく1本目をしっかりとれているゲームが多いのは良いと思います

 

 

2期のブロックのメンツが明らかになり、近畿2京都ブロックの大体の分布がわかってきました

幸いなことに、純魔鍾洞が少ない感じで、汎用ランク2の枠は一番打点の高いラムダでいくことにしました

 

 

 

ぼくの汎用ランク2の使い分けの考えはこれです

環境や自身の採用カードによって使い分けられるので、これからもいろんな汎用ランク2が増えて選択肢増えていってほしいですね

 

 

 

 

やはりオルフェがダントツで多いようで、最低限先行のゲームは絶対落とせない感じがします

そういった意味では、先の勝ちを濃くする神智はかなり強く、分布的にもオルフェ転生やエクストラデッキを多様に使うデッキが大半をしめているので選択としてはあっていたかと思います

 

オルタやメタビ系統も少なからず存在し、ツイツイリブートパンクラも分布的にマッチしているように見えます

 

 

 

ブロック代表では、メタビオルタオルフェサンダーと、まんべんなく踏んだ感じでした

めちゃくちゃGを打たれる日でしたが、それでもオルタの金満スタートのプロト神通フェイカーGをリブートうららなくヴェーラー1枚打たれながらも貫通してワンキルしていけたので、デッキパワーがとんでもなく高いなと思いました

 

神智を引けたゲームはオルフェの3本目だけでした(そもそもそこくらいしか入れるタイミングがなかった)が、引いて展開途中でうららを使わせた瞬間勝ちだなって感じでした

相手ターンのシューティングライザーでもトップのうららを見れてサベージ作りながら神智打てるのは本当に強いと思います

 

 

 

結果として選考会に行けることになりました

メインは前期と全く変わらずでしたが、狙ったサイドがしっかりマッチして勝てた試合が多かったので、遊戯王考え得だなって思いました

選考会まであと1か月、しっかりとプランを練り直し、勝てるように頑張ります

 

 

対環境の話やサイチェン等は選考会終わってからの記事にて書こうと思います

ここまで読んでいただきありがとうございました

遊戯王 魔術師展開動画ツイートまとめ(2019.7月制限対応)

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こんにちは、ヒマワリです
 

今回の記事は、前々から「展開の動画をまとめてほしい」という要望がありまして、それを今回やってみようと思います

 

今回記事内で紹介する展開は、選考会で使用した僕の構築ででの話ですので、ご了承ください

(規制なしですので、2019.7月制限も同じことができます)

 

 

 

 

 

______________________________________

1.基本展開

 

 


この構築における目指す先行展開です

星霜時空どちらも獲得しながらリソースをかき集め、3ターン目のキルを強く意識した形です

・ハリファアストロのサンダーボルトか1枚無効
・タイタニックの魔法無効と攻撃吸収
・時空死毒の好きなタイミングで2妨害


これで相手のリソースを削り、3ターン目のキルをしやすくします
慧眼川柳が手札にあるので、3ターン目が1番強いスケールで始められ、川柳のモンスター効果でレボリューションを回収しつつ墓地のドラゴンを蘇生しライフもつめやすくなります

 

 

 

 

うらら回収パターンです

うららに限らず、ハリファで持ってくるやつなんでも回収できます
 

 

 

後手のペンデュラム前の慧眼回しです

ツイート表記は15000となってますが、12000の間違いです
それでも1枚破壊の上から12000の貫通はまぁ死にます

ペンデュラムが通れば、調弦で出すものを含めて3枚盤面が増えることになり、展開の質が大きく上がります

特に後手だと捲りからのワンキル力が重要になってくるので、チューナーを絡めながら大幅展開したい時は慧眼回しからの展開をよくしています

 

 


______________________________________


2.ラスターパターン



EMEmを使っていた人ならその強さがわかるラスターペンマジのセットですが、ペンマジは実質6枚体制、ラスターは7枚体制なので全盛期より起こりうるハンドです

初動で慧眼が絡まない場合の優秀な初動ですが、それぞれ+モンスターが何枚あるかによって展開が変わります

 

 

 


ラスターペンマジのみの場合は、エレクトラムアストロ+スケールにペンマジ死毒+時空+1ドローになります

時空死毒で最低限の盤面ができ、時空で死毒を割るとエレクトラムで1ドローができる状態です

 

 


ラスターペンマジにプラスして1体出せる場合は、エレクトラムスターヴアストロ+スケールに川柳死毒+時空+1ドローと慧眼になります

出せるペンデュラムモンスターが1体増えるとスターヴが1体増え、川柳死毒の魔術師スケールにすることができ慧眼が回収できる状態になります

ラスターペンマジはスケールの関係上魔術師でないスケールスタートの展開のため、川柳のアドバンテージを取るように動くまで最低2回割る必要があります
ただ、最終的にスケールを魔術師スケールに直すことで、次ターンからも川柳の効果でリソースを増やしながら展開していくことができ、3ターン目の動きに備えることができます
 

 

 


ラスターペンマジ以外に2体出せる場合は、エレクトラムタイタニックアストロ+スケールに死毒+時空+1ドローと慧眼川柳までいきます

タイタニックという置物を置けた上でスケールは死毒のみにでき、次ターン用の川柳慧眼を確保できている状態になります

次ターン用の安定したスケールを手札に残せるのはかなりいいですね

どのパターンでもそうですが、エレクトラムのドローで星霜素引きかアドベントを引くと自分のターン及び相手のターン中にさらにリソースを稼ぐことができます
同じく、トルドーおろまいをエレクトラムのドローで引くと、チューナーに絡むハリファ展開になる上、初動のP1枚増えた展開結果になります


 

______________________________________


3.深淵パターンとデストルドー

 

 


ドラゴンリンクやオルフェゴールなど、強い展開系は墓地をよくつかいます

魔術師の強みの1つが先行で深淵を立てにいけることなのですが、ランク4って思った以上に立て辛くて、通常展開ならもっとアドバンテージを稼げたところを諦めて立てに行くことが多いんですよね

でも展開系にはめちゃめちゃ効いてターン返ってきてそのままライフ取りきれるのでかなり重要なカードです

 

 

 

 

上の動画でも出てきましたが、デストルドを使って展開してます

デストルドーの役割は、ペンデュラムしてハリファに繋げるリンク素材になること、そして特殊の引き算、シンクロの足し算でシンクロ8やレベル合わせでエクシーズしていくことにあります

チューナーが絡まない展開の時に、エレクトラムのドローで素引きかおろかな埋葬を引けばハリファ展開に持ち込めるためエレクトラムドローで引いても嬉しいカードになります

変わったパターンでは、デストルドーを使ってシューティングライザーになり、任意のレベルになってから他のモンスターとシンクロを行うシンクロ中継役にもなります
シューティングライザーで落とした闇魔法使いを、シューティングライザーからイグニスターに繋げた後、スケールの黒牙を割って蘇生してさらなる展開に繋げるという芸当もできます

かなり小回りの効くカードなので、試してない方は是非使ってみてもらいたいですね

 

 

 

______________________________________

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました

少しでも、展開の参考になればと思います

 

今年の選考会はベスト16で終わってしまいましたが、

来年もまた選考会に出れるよう頑張っていきたいと思います

 

 

質問等ある場合は、こちらのアカウントまでお願いいたします

遊戯王 魔術師:10月環境調整記とはっちグランドレポート

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こんにちは、ヒマワリです

こちらの方で書くのは久々なので、本題に入る前に少し宣伝させてください

 

 


カーナベル株式会社のガチまとめにお声がけ頂きまして、10月頭までで2記事魔術師について書かせて頂きました

第1回のテーマは「魔術師の魅力について」、第2回のテーマは「対環境デッキについて」となります
御好評頂けましたので、第3回も決まっており、10月後半アップ予定になります
またよろしくお願いします
 

 

 


基本的なゲームプランや考え方は前と変わっていませんので、まだ読んだことないという人は先にこちらをお読みください



1.10月環境について


環境としては、ドラゴンリンクが大幅に規制され、シェアとして激減したのと入れ替えに未海域が環境に現れました

オルフェゴールの「マーメイドにたどり着ければ」とかドラゴンリンクの「イヴにたどり着ければ」のような、最終盤面到達が約束されたカードがないので、同じ展開系でも使用者によって賛否両論でそうなデッキです

ただ、回った時のパワーは高く、誘発やニビルを貫通してくるのでハンデスが入るのも相まって回った時は手がつけられないデッキですね
また、G貫通のアザトートから手札抹殺等でデッキ切れも狙えるので、シンクロダークを思い出させます



対策としては、展開系殺しのいつもの深淵です
これがあるだけでババ抜き当たれば1ハンデス、外れても手札減って場に出るだけになります
アドバンテージ優先に動いて、ニビルケアで最短で深淵に向かいます
今までの展開系以上に目に見えてハンドが減るので、リソースを削り3ターン目のキルがやりやすくなり、3ターン目にニビルを食らっても相手はリソースがない状態なのでかなり楽です



他に環境に顔を出したのはドラゴニックDが緩和された真龍でしょうか

真龍が環境に顔を出したのは、ドラゴニックDが緩和されたからというよりは、未海域はさておきドラゴンリンクのような超展開デッキが環境から減ったことが一番の理由だと思います
これははっちグランド後の話ではありますが、ライトニングストームの登場で数が減りそうな気がします



ドラゴンリンクが消えたことで、サンダードラゴンがシェアとしてトップになりました
サーチができないのは魔術師としてかなりきついので、サイドで十分にメタる必要があります
ただ、メインのゲームプランは変わらないので、今までと同じことをしていきます

 

 

 


対環境の話はガチまとめの方で話したので、そちらを参考にしてください


2.構築について


環境は大きく変わりませんでしたので、対サンダーのために操作を増やし引きやすくしています
転生や展開系はニビルが来たのでそれで見ることにし、他は前期と変わらないようにしました


ニビルに対する考え方としては、相手のデッキ系統や先攻後攻でかなり分岐して説明するとめちゃくちゃ長くなるのでざっくりとした説明にします

構築を見ていただいてもわかり通り、特定のカードで見ることはしていません
理由としては、メタカードを積むことで、それ特有の通常ではやらない動きを強要されてしまうことがあったり、単純に邪魔になり結果動けなくなることを避けたかったからです
また、引くことが前提になる上、メタのメタカードになるのでうまく活用できなかったりします

簡単に言えば、無駄な要素は採用せず、最短でアドバンテージを稼いだり時空などを構えたりする方向で動きます
その上で、ある程度妨害を用意できたら最大展開に持ち込む形になります

元々墓穴を採用せず手数で押し切る考えなので、妨害を構える→最大展開に持ち込むことがやりやすい構築です

サイドカードを引いているのであれば、そのカードや組み合わせによって動き方、考え方が変わるため手札によってニビルケアのやり方が無数に変わってきて説明するとキリがありません

ただ、共通しているのはあくまでゲームとしての勝ちを第1に考えている点です
ケアの動きをしたがリソースがなくなってゲームを落としたでは話になりません
そもそも魔術師は大幅な規制を食らっているデッキで、ケアする余裕がないこともあります
長い目でゲームを見てケアするかしないかをとにかく触って慣れて覚えるしかないですね




3.はっちグランドまでの調整とCS

 

 

新制限判明後の1発目のCSです


読み通りサンダーを踏みまくりました
前期と変わらないゲームプランや操作を増したので引けたりしてかなり優位にゲームを進められました

真龍はハリファからのワンマジ死毒を狙ってアスペスケールにしたのが裏目でて結果ゲームを落とすことになりました
やりなれていないデッキに対して弱いと改めて感じました

結果的には真龍にだけ負ける形で、対サンダープランはあっていたのでひとまず安心しました
 

 

 

こちらはあつCSと打って変わって展開系ばかりでした

やはりなんと言っても深淵が強く、これだけでゲームの取りやすさがかなり変わります

オルタは変わらずツイツイリブートで戦う形でゲームプランは以前と一切変わりません

負けたのは事故って死んだ未海域のみ
アドバンテージ確保してニビルケアしながら深淵出したらいけるということを理解したので次に繋がる負けでした


4.はっちグランド本番

①オルタ 後××ー

さっそくの身内
ペンデュラム殺すマンでメインの悪夢にイかれ

それでもフェイカーシルキタスを避けて残りライフ5000のところまでいってスターヴレボリューションまでたどり着いた

しかし神宣飛んできて無事死亡
2本目はブレて負け
1回戦から落とすのは精神的にかなりきつかったです
10分くらいで負けてはっちグランド最速の敗北者


②転生 後○○ー

1本目G羽で即後手ワンキル
2本目はマイニングにうらら当てたが円陣もっててカゼルスピニー

すかさずG当てたが墓穴直撃
でも返し羽通ってラスター死毒アストログラフでワンキル持ち込んで勝ち
またもや会場最速でゲーム終了


③戦闘機 先○○ー

サイコロ負けるも先渡されて誘発なかったのでハリファアストロタイタニック星霜
戦闘機というのがわかっていたので時空を構えずリソース増やす展開にしたら魔鍾洞でゲームが硬直

しかし羽打って流して勝ち
2本目もリソース重視で動いてG打たれても最小限で動いてニビルもケアしながらライフ詰めて勝ち


④戦闘機 後○○ー

安定のサイコロ負け
しかし相手も事故り僕も下スケールしかなくてペンマジビート開始
レボリューション上から2回引くもののうららを食らってペンマジ2体ビートで押し切って勝ち
2本目は相手の妨害潰して押し切って勝ち


⑤オルタ 先○○ー

 

 

 


ここにきて動画卓
しかも朝同じ車で来てて何回もやってるので手の内お互いにバレバレミラー
零コーラ黒牙でチューナーとモンスターと割る数増やして盤面作成
おろまいは基本的にヴルムかトルドー落とす用でなかなか黒牙で蘇生することがなかったので、展開中は1枚墓地から釣れる下スケールならなんでもいいやと思っていたが、冷静に動画見直すとアストロ送って蘇生したらアドバンテージと盤面がかなり整うことに気がつき大失敗
やれることは分かっていても実際やったことほとんどないおろまい黒牙だったので、今回の件を反省し次に生かす


2本目はリブートゲーム
調弦を立てで出してスケール死毒でリンクリを上からしばく
状況的には虹彩の効果を調弦に使えば最大値取れるけど、リンクリ効果使う使わないに限らずライフは取りきれるのでどちらでもいいやと思ってました

 


⑥エンディミオン 先○××

 

 


1本目はいつもの最終盤面までたどり着きさすがに勝ち
2本目は相手の展開が決まり負け
本日はじめての3本目はGでとりあえず時空構えて神智構えてターン渡したら僕の罠プラン分かられててリブートゲームで負け
結果的にはゴードン前にリブート持ってたので変わりはないが、ゴードンチェーン神智打った方が良かったと思うので反省
次に生かす

 

 

 

調弦で出すやつの考え方への質問回答が少々反響あったので載せておきます



⑦未海域 後×○○

1本目はしかたない
2本目はニビルケアのリソース蓄えて最速深淵単騎で勝ち
3本目は相手の筋肉不足で回りきらずデュガレスにうららで止まって返しワンキルまでいって勝ち

 

 


結果的には5-2の45位でおぽ落ちでした
最初のオルタが対ヒマワリ兵器なだけでそのまま1-2してドロップしたのが痛いのと、やはり6回戦はしっかり勝っておきたかった感じがします

緊張とかは一切なく、落ち着いていつものプレーができたのは良かったかなと思います

day2に行けず残念な結果に終わってしまいましたが、得たものもあるので、またこれから頑張ります

遊戯王 2019魔術師活動記 ヒマワリの独り言/魔術師の種明かし

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こんにちは、ヒマワリです

ガチまとめの方でゲストライターとして記事を書くことになってからこちらの更新があんまりできていませんでした

今回は2019年に魔術師を使っていて考えた事、感じた事など振り返る内容にします

あくまで2019年の活動記であり、今年魔術師を使ってやってきたことのまとめになります

デッキの回し方や細かな内容は、記事内に表示する記事を見ていただければと思います


1: 2019.1月制限
 

 

2019.1月制限でファイアウォールを筆頭にエクストラリンクをする展開系のカードが軒並み規制された中で、クロノが制限になりました

クロノ制限はセフィラからしたら特にダメージがあるわけではなく、単純に魔術師のパワーが抑えられました

クロノが減るということは、ラスターでクロノを回せなくなったり、時読みを出してペンデュラム前のエレクトラムに行きづらくなるということです
時読みを場に出し、アドベントでサーチした星霜を張って、ペンデュラム前エレクトラム且つ星霜の慧眼サーチにて安定したスケール確保とアストロで慧眼を回収していく流れもやりづらくなったのが痛いです



クロノ2枚が減った枠に入ったのが、デストルドとおろかな埋葬です
おろかな埋葬からヴルムを落とし出すことにより擬似クロノと、覇王門零を回収していき、ペンデュラム前エレクトラムを狙うことができます
また、零は零コーラすることによりチューナーに化けれるので、ハリファに繋がるパターンになるのも良いですね

デストルドに関してはおろかな埋葬の選択肢の1つとして考えていましたが、展開中のエレクトラムのドローでデストルドかおろかな埋葬を引けば即座にチューナーの絡むハリファ展開に持っていけますし、弱いハンドでもペンデュラム前ハリファでペンデュラム数を増やせたりするのがかなり良く、レベル調整しながらシンクロやエクシーズもしていける柔軟性を高く評価し、この1年メインから抜くことはありませんでした


また、ハリファが制限になったことにより、3ターン目のキルにシンクロモンスターを絡めづらくなりました

しかし、この点に関しては慣れの問題で、ユニコーンの採用によりある程度突破力は維持されました
ユニコーンにもユニコーンのいいところがあり、バウンスの除去はもちろん、そのコストの闇魔法使いモンスターを黒牙で蘇生していくことで展開の幅が広がりました
 

 

 

新制限のチーム戦では全勝分け抜きの8-0スタートできてかなり良いスタートがきれ、

 

 

 

 

 

続く3CSも入賞していくことができました

環境的にはオルフェ転生サンダーが多く、いかに相手の盤面を返せるかがポイントだったかと思います

特にマーメイドスタートができるオルフェゴールにはこれから半年間苦しめられました
魔術師側としても深淵を立てれば完封できるので、本当に先行ゲーといった感じではありましたが
 

 

 

 

2月に入り、今期ようやく優勝ができました
また、その勢いで権利1発取りができました

 

 

2019.1月制限の構築で1番に考えていたことは、いかにメインを落とさないかです

そのために、堅実にアドバンテージをとり、クイックゲーム・ロングゲームどちらも視野に入れながらデッキを回すことを心がけていました

1ミスは1ディスアドバンテージ
いろんな場面にタッチしていけるデッキではありますが、さすがにいろんなカードが規制かかっているので基本余裕のあるデッキではありません
1アドバンテージを念入りにとり、勝てる範囲でいろんなカードをケアしながら回していました

 

 




2: 2019.4月制限

 

 

 

特に規制のなかった魔術師は、変わらずのパワーにて新制限に挑めました

新制限1発目のCSでは個人優勝、第2回の方の権利も1発取りできました

この期は1年で最も重要な選考会がある時期で、ブロック予選に向けて準備をし始めました

4月前半は調子が良かったのですが、4月末から5月頭にかけて調子が悪くなり、サイドを1から見直すことにしました



先行用として神宣を採用していましたが、元々絶対止めたいカードを止める用という認識で採用していました
また、1枚で完結したカードなので、噛み合いを要求しないのも評価していました

しかし、オルフェにライトステージ貼られたり、止めたいカードが多く1枚では止まらないデッキが増えた為、この枠を以前より試したかった神智を採用することにしました

神智デスサイズは、先行の時にGで止まらざるを得ない場合や、誘発で展開が止まってしまった場合、そもそもあまり展開できないハンドが来た場合に、通れば1枚で擬似ターンスキップができるのはかなり強く、先行の勝ちをより濃くするカードという感じでした

先行の魔術師展開でうららを打たれるので神智が通ったり、デスサイズ素引きでもワンマジで割ったりクロノで出したりできるので、魔術師というテーマが使うデスサイズはかなり使いやすいカードだと思います

エクストラデッキを多用する相手の先行に入れます

引けた試合は必ず勝てました
アドバンテージの取り方や、1ターンスキップ後のキルの容易さが相性の良さを物語っていました



サイドの採用カードを考え直し、ゴールデンウィーク後半のCSで試して慣れるように努力しました

 

 

感触としてはかなりよく、新しいサイドカードの使い方に慣れてオービス杯では優勝し、次週のブロック予選に自信が出てきました
 

 

 

結果的には魔術師で選考会を決めれました
サイドプランから入念に練り直した結果が出たのだと思います
ちなみに同ブロックの弟子は1ヶ月前の構築だったので1回戦で即死していました

無事選考会を決めたわけですが、選考会の環境は正直読めず、今までのプランを使い挑むこととなりました

 

 

日本代表になった選手に負け、ベスト16という結果に終わりました
正直先行をとれなかったのが1番きついところで、深淵ゲーム×2でゲームを決めたかったです

ただ、良い経験ができて、来年も頑張ろうと思えたのは良かったと思います
 

 

 


3: 2019.7月制限

 

 

制限改訂では相変わらず引っかからず、構築も変わりませんでした

この時期にカーナベル株式会社よりお誘いを頂き、ゲストライターとして月1記事を書かせて頂くことになりました

「魔術師の種明かし①」では、魔術師の魅力について書かせて頂きました。
こんなに丁寧に記事を書いたのは久々で、その分しっかりした内容になっていると思いますので、まだ読んでないという人は是非読んでみてください

余談ですが、「魔術師の種明かし」とは僕のリベンジタイトルでもあり、悩みはしましたがそれに決めて良かったと今の僕は思います

 

 

 

 

さて、環境の方はどうかというと、規制されたオルフェに変わるようにドラゴンリンクが流行し、ハンデスに怯える環境となりました

その他の環境デッキは相変わらず存在し、見るデッキがさらに増えた感じです

環境が動かないので、サイドプランはほとんど変わりませんでした


エクストラパックでニビルが収録されることが決まり、魔術師側としてはケアしながら展開する必要が出てきました

今まで勝ち確だった状態も考えてプレイする必要が出てきてゲームとして難しくはなりましたが、慣れるとこれはこれでいいゲームだと思い始めました

 

 

 

2019.7月環境の対環境デッキについては、「魔術師の種明かし②」にて書かせていただきました

対環境デッキについて書くのはこのブログでもあまりないことで、ガチまとめの方では普段書かない内容を書く挑戦の場として使わせていただきました

やっぱり個人でやるブログよりも手は抜けないという意味では身は引き締まるので、まともな内容をかけたとは思います


4: 2019.10月環境
 

 

 

10月環境といえばそうですね、はっちグランドです

ニビルケアを練習しつつ、選考会期間と同じくらいADSなどでプレイしました

ニビルケアとは、最短で稼げるだけのアドバンテージを稼ぎ、踏んだ後でも問題なくゲームを続けられ勝ちをもぎ取る考えです

物量で誘発や妨害を乗り越える
つまり今までと変わりないということですね

 

 

 

DAY2には一歩及びませんでした
正直自信のある環境ではありませんでしたが、DAY2は1度くらい行ってみたかったものです

完全に今期終了感覚ですが、実際は始まったばかりです
定期的にCSには出るようにしました
 

 

 

 


ドラスタCSでは1位、みりんCSは3位分けでした
 



新しく登場したライトニングストームは、実質羽箒でありながら擬似サンダーボルトとしても使え、罠デッキはもちろん増えてきたエンディミオンに対して有効である点はとても評価しています

魔封じには弱いですが、個人的にはツイツイよりライトニングストーム推しです
魔封じを引かれたゲームというのは、ツイツイを引かなければまともなゲームになりませんが、魔封じを引かれなかったゲーム、ツイツイだけを引いたゲームももちろん存在するわけで、1CSの勝率を考えた場合ライトニングストームかなという考えです
 

 

 

「魔術師の種明かし③」は、今まで深く触れてこなかったエクストラの採択理由について書きました

今のエクストラは1CS中で使わないカードはなく、全部使って全部でプレイしています

魔術師のエクストラに悩んだらこの記事を見て参考にして欲しいです
 

 

 

「魔術師の種明かし④」では、新しく登場した天空の魔術師について書きました

天空の魔術師の使い方や強みについて書いたので、よかったら読んでみてください

天空の魔術師は相変わらず1枚推しですが、サーチ方法がいくつかあるのでゲーム内でよく動きに絡みます
天空と川柳と星霜のアドバンテージ稼ぎでスローゲームがかなり有利に運べるようになり、本当に優秀なモンスターだと思います
 

 

 

 

オービス杯では優勝、権利も早めに取ることができました

オービスは今年3回いって全部決勝まで上がれてかなり相性が良いので、来年1月も岡山侵略しに行くと思います

 

 

 

「魔術師の種明かし⑤」では、手札を見て展開を考えてもらうタイプの記事にしました。

ツイッターの方で展開考えてもらう系のツイートが割と好評だったのと、以前からやってみたかったのでいっそこういう場でやっちゃえと思って書きました

内容としては、うらら回収パターン、星霜破壊パターン、オッドロンイグニスハリファパターン、デストルドパターンで、普段気づきにくいものを選んで出題してみました

魔術師って、結局できることを全部ちゃんとわかってるかで回し方に差が出るので、こういうパターンもあるのかという気づきや知識が1番大切なんですよね


5: さいごに

さて、ここまで読んでいただきありがとうございました

2019年は、たくさんの入賞と選考会、ガチまとめゲストライターなどいろんな経験や出会いがあった年でした

2020.1月制限ではアストロ死亡説も流れましたが無事生きていたので変わらず魔術師を続けていきます

1番回していて楽しく、性に合ったデッキを使い遊べることに感謝しながら遊戯王をしていきます
 

 

______________________________________

◆1/2 いるかCS2人チーム…3位
ナカヨシ
◆1/6 ドラスタ春木はっち…3位

あいぎゃん けんすけ
◆1/12 オービス杯…2位
ジョーカー ピー次郎
◆2/2 ガロスCS2人チーム…1位
スティッチ
◆2/10 姫CS…1位
ダイコンうえにーねるね
◆3/10 はっち2人チーム…4位
ぐっちぃ
◆3/30 高槻はっち…1位
個人
◆4/28 姫CS…1位
ダイコンジョーカーなまこ
◆5/18 オービス杯…1位
ジョーカーなまこ
◆6/22‪ Yu-Gi-Oh! World Championship 2019 西日本選考会…ベスト16‬
‪個人‬
‪◆8/3 ウォルニ杯…2位‬
‪個人‬
‪◆8/4 本の森はっち…1位‬
‪個人‬
‪◆8/10 ガロスCS3人チーム…4位‬
‪ナカヨシ りゅぬ‬
‪◆10/22 ドラスタCS…1位‬
‪個人‬
‪◆10/26 みりんCS…3位‬
‪個人‬
◆11/10 姫CS…4位
ダイコン ジョーカー なまこ
‪◆11/23 オービス杯…1位‬
‪ジョーカー ピー次郎‬
 

______________________________________

組んでいただいた皆さんありがとうございました
また来年もよろしくお願い致します


2019.12.25 ヒマワリ

遊戯王 2020.4月 新ルール適用後、魔術師でできるようになることの話

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そうはならんやろ

こんにちは、ヒマワリです
そうはならんけど、新ルールでペンデュラムとリンク以外が下に出せるようになったので、現状できるようになったことによる動きの変化について書こうと思います

新制限の大幅規制で魔術師も死んだら意味のない記事ですけど、そこはご了承ください
 

 

 



とりあえずレシピは最近使った構築で話をしようと思います

 

 

 

展開方法等は過去記事にて

 



1.《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》



サムネのようにはなりませんが、下に出せるのはかなり革命的だと思います

エレクトラムやハリファを使用した後、どうしてもペンマジや川柳の効果を使いたくてエクストラモンスターゾーンに出すことありますよね
その時、無理くりブルートエンフォーサーを立ててから動く必要があったのですが、下で融合シンクロエクシーズができるので無駄な動きをしなくてもよくなりました



また、Gを打たれた時やニビルをケアしたくて最短でスターヴレボリューション行きたい時ありますよね
今までならスターヴがエクストラモンスターゾーンに行き埋まってしまうので、エクストラからペンデュラムして残りの1200分補うことができなかったのですが…



スターヴを下に出せるようになり、ヴルムをペンデュラムできるようになったのでライフをとりきることができるようになりました
召喚回数も4回でおさまるので、ニビルも打たれないのもポイント高いですね

 


また、エレクトラムにうさぎ等の除去を食らったとしても、スターヴを下で作ることにより、エレクトラムコピーのスターヴでアストロをお手玉しリソースを増やしながらタイタニックまでいけるのも下に出せるメリットだと思います
 

 



2.《深淵に潜む者》


エクシーズモンスター、特に深淵を下に出せるのもかなりいいですね
ニビルケアで最短で深淵に行く際、今まではどうしてもエクストラモンスターゾーンに出す必要があり、深淵が残ってターンが返ってきた場合(意図的に残した場合でも)、深淵が邪魔で展開しにくいことが多々ありました

これからは下に出せるので、深淵を残しながらペンデュラムしていけるのはかなり助かります


墓地活用系のデッキに対し、

 

1ターン目にリソースを残す形で最短深淵を目指し、

2ターン目を深淵でしのぎ、

3ターン目をニビルを踏まない程度のエレクトラム展開でアドバンテージを稼ぎ、

4ターン目をまた深淵でしのぎ、

5ターン目で決着をつけるのが理想ですね

5ターン目にはリソース差がかなり開くので、ニビルを踏んだ上でキルやリソースゲームを狙いにいくのもありですね

 

 



3.《覇王門零》



零から出すコーラルは、今までエクストラモンスターゾーンかリンクマーカーの先である必要がありました
つまり、ペンデュラム→即零効果ができないことが基本だったのですが、コーラルを下に出せるので、零の効果を使ってからエレクトラムを組めたり、天空の魔術師がいるのであればアザトート効果を使ってから安全にエレクトラムを組んで誘発無視をしやすくなりました

覇王門零自体が割る効果なので、エレクトラムやエレクトラムコピーのスターとは違って誘発を重点的に当てられない割る効果としてもさらに優秀になりました


天空の魔術師の効果を使いやすくなったのはかなりでかいです
特にシンクロモンスターとのアザトート効果は誘発を無視でき、深淵を使わずとも墓地レイを使わせなくしたり、かなり攻めやすくなりました

下深淵などのエクシーズモンスターと合わせれば打点倍でオルフェの叢雲を倒しながらライフを取れ、その後にエレクトラムでリソース確保していける流れを作れるのがかなりいいです

 

 


4.《水晶機巧-ハリファイバー》


ハリファから出すやつも下に出せるようになり、エクストラモンスターゾーンに残ってペンデュラムしづらくなることがなくなります

バック破壊のワンダーマジシャンや相手がアクションを起こさなかった時のコーラルが下に行って次のターンの行動を阻害することがなくなりました
ワンダーマジシャン自爆特攻とかもなくなりそうです


特にライザーからの相手ターン8シンクロのモンスターがエクストラモンスターゾーンを埋めてしまうことが多いので、それがなくなるのもいいですね

 

 


◆汎用リンクモンスターは不要なのか?


融合シンクロエクシーズが下に出せるようになり、エレクトラムとハリファ以外のリンクは要らないのでは?となるのですが、ペンデュラム数を増やしたり場のカードを退けたりする意味でも汎用リンク2枠は必ず1枚は欲しいところです

今までマーカー云々で採用を考えられなかったリンクモンスターも色々視野になってきており、戦略の幅がさらに広がりそうです

リンク3のユニコーンは環境次第というところですが、万能除去であり手札を捨てれる意味でも欲しいような気もします




さいごに
 

ここまで読んで頂きましてありがとうございます
簡単にですが、新ルールになって魔術師ができるようになることをまとめてみました

数えてみるとそんなに多くはなく、先行展開が強化されたわけではありません
しかし、3ターン目の攻め方がやりやすい方に変わったのがかなり大きく、リソースゲームやロングゲームがさらにやりやすくなったのは良いですね

今まで以上に選択肢が増えるので、プレイ自体はさらに難しくなるとは思いますが、その場その場で最善手を選んで勝っていきたいですね

「ルーティン」について 実践でいつも通りの力を発揮する為には

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こんにちは、ヒマワリです。

いつも遊戯王関係の記事ばかり書いていたのですが、今回は僕がいつも行なっている「ルーティン」についてお話ししようと思います。

今回の話、遊戯王等カードゲームをやる上で全く関係がないわけではなく、むしろ大規模非公認に出る際に行うルーティンにについての話になります。


1.「ルーティン」とは?
 

そもそも「ルーティン」とは何なのかを見ていきましょう。

ルーチン、ルーティン、ルーティーン (routine) とは、習慣的・定型的な手続きや仕事のこと。日課。定常処理。‬
Wikipedia参照


基本的な意味としては、日常の中にある日課です。
朝起きて洗顔歯磨き朝ごはんみたいないつも行なっていることです。

今回お話しする「ルーティン」は、スポーツ選手等が行なっている‪、プレーの前に選手が一定のパターンの動作をとる等のメンタルコントロールのことを指します。‬

CS出始めの方や、慣れてきた人でも始まる前に緊張・興奮・不安などの影響で良いプレイができず、ミスをしたり雰囲気に飲まれたりすることもあるでしょう。
当日緊張からか腹痛が起きたりする方も少なくないのではないでしょうか。

「ルーティン」とは、普段から定型を決めておき、本番でもそれを履行することで精神状態を落ち着け、安定したプレーにつなげる意図があります。
 



ラグビーの五郎丸選手のポーズは有名ですね。
あれも一種のルーティンになります。



◆日常生活の中で続けること
起床・就寝時間、練習方法、食事・休憩・疲労回復のタイミングなど、生活のリズムを習慣化する。

◆試合当日に行うこと
「決まった食事メニューを選ぶ」「移動バスやロッカールームで同じ席に座る」「携帯音楽端末で同じ曲を聴く」「同じ順序で準備運動を行う」など。

◆プレー直前に行うこと
「ユニフォームや道具を触る」「特定のゼスチャーやポーズをとる」「自分自身に語りかける」「予備動作の流れを決める」など。

 


各個人が決めたルーティンには色々な種類があり、僕の場合はCSや重要な大会の前日から当日にかけて特定の前もって決めていた行動をするよう心がけ、当日の状態を良くすることを目的に行なっています。

これは科学的な部分から験担ぎのようなものまで多岐に渡ります。
後でいくつか紹介しますが、僕の場合は験担ぎに分類されるものが多く、それによるメンタルコントロールを狙っています。


2.ルーティンを始めたのは

ルーティンというものを意識し、始めたのは中学からです。

当時、僕はスポーツの部活に入っていましたが、極度の緊張しいで大会当日には決まってお腹が痛くなったりしていました。

何だかんだ試合が始まって勝つに連れてその状態は無くなっていきましたが、1回戦はパフォーマンスも十分に行えず、力を発揮できないことが多かったように思います。

緊張をなくし、ベストコンディションで試合に臨む目的でルーティンというものを始めました。

とは言えども、何をすればいいのかという話になるわけですが、実際大したことをする必要はありません。

「歯を磨いたから大丈夫」
「顔を洗ったから大丈夫」
「朝ごはん食べたから大丈夫」

当たり前のことですが、その当たり前の行動を意識づけて勝つパターンとして自分に落とし込めれば、それは勝つ意識を持てるルーティンになります。

実際のところ、「思い込み」にはなりますが、その思い込みが成功すれば「最善は尽くした。後はやるだけ」状態になります。

当たり前のことをやるだけでは「特別感」がなく思い込めない場合は、独自の行動を決め、それを行うようにすれば良いでしょう。

 


3.僕が現在CS前に行なっているルーティン

①朝風呂に入る
 


朝風呂を行います。
かなりスッキリするので続けています。

朝風呂で出てきたアイデアやサイドプランは多く、閃きの場所でもあるので、今後も続けていきそうです。


②スリーブを入れ替える
 


朝風呂に入るのは7〜9時の間ですが、その前後くらいにオーバーのスリーブを入れ替えています。
スリーブを入れ替えるタイミングは1週間に1度ペースで、土日の2CSが終わったら交換するようにしています。

他の方がどれくらいでスリーブを変えているかはわかりませんが、比較的交換頻度は高いのかもしれません。
ただ、先週の状態でやる気にはなれないため変えるようにしています。


③爪を切る

 



爪の引っ掛かりがかなり気になるタイプです。
爪の状態やマットの状態が良くないとスリーブ汚れに繋がります。
CS当日には爪を切り、気分良くカードを扱いたいですね。

ちなみにプレイマットは2ヶ月に1回ペースで洗います。
いくら清潔を心がけようとも使うと汚れてしまうので、水洗いで良いので定期的に洗うことをオススメします。


④ソシャゲのスタミナ消費
 


 

CS会場に向かう際に行なっています。
時間つぶし的な感じですが、日課みたいなもんでルーティンだと思い、やることの1つとして考えるようになりました。

⑤CS中になるべくTwitterをしない・呟かない
 


これは状況によりマチマチです。
意識的なものとして、集中力を切らなさない為にやることが多いです。
でも新情報が出ると見ちゃいます。
他とは違った、「やらないこと」のルーティンです。
 

 

______________________________________

今よくやっているルーティンはこんな感じです。
他にも色々ありますが、細かく行くと長いのでやめておきます。

僕の場合、特定の行動を毎CS前に行うことによる験担ぎみたいなものですね。
 



4.ルーティンの探し方・決め方

ルーティンの探し方・決め方としては、勝てた日に自分が行ったことです。
勝てる流れ、パターンを落とし込み実践し、自身を鼓舞します。

色々試してみて、勝てた場合のものはルーティンに入れるようにし、逆に負けたものはマイナスのイメージを抱くのでやらないようにします。

そうやってルーティンを確定し増やしていくわけですね。

カードゲーマー特有かはわかりませんが、いわゆる「徳」の概念に近いです。
〇〇したから今日は勝てる等の運バランスを信じ込むのと良く似ています。

「徳」と異なるのは偶発的に起こったことに対して行うのではなく、決まり切った流れで必ずやれるということですかね。

いつもと異なることをやるのはある意味ストレスで、時には無理を生じます。
そのようなことがなく、ただ普段通りのことを意識して行うだけで良いので、気軽にやれます。


この記事を読んで興味が出た人、やってみようかなという人がいるのであれば、是非とも実践してみてはいかがでしょうか。

それでは今回はこのあたりで。

 


遊戯王 新ルール魔術師について(各カード再評価と新ルール展開)

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こんにちは、ヒマワリです

コロナの影響でCSが自粛ムードで、ブロック予選や選考会も中止になりました
やることもないので、新ルール新環境の魔術師について今までのおさらいをしながら話をしようと思います

下の記事は、旧環境かつ旧ルール時の記事ではありますが、僕の魔術師の構築に関する方向性や考え方はこちらの記事にて書いておりますので、参考ください

 

 



新ルール後の環境としては、当初予測していた通りサンダーオルフェを筆頭に、オルタ姫転生エルドリッチドラグーン系がシェアの多くを占めました

それらの環境デッキに勝つ為のサイドプランの練直しと、新ルールに適応したデッキの回し方の確認や誘発ケアなどを一通りやりました

 

 

 

 

4月以降はCSに参加しておりませんが、3月中に新制限新ルールにて3回CSに参加しました
岡山の新倉敷CSでは3位、続く大阪のプルガトリオ杯では1位でした
今回はその構築にて話を進めます

 

 


1.基本展開

 

 

新ルールでも出す位置が変われど目指す盤面とリソース確保の方法は変わりません


①ハリファアストロからのシンクロ8
②タイタニックの魔法無効と攻撃誘導
③星霜のリソース回収と時空死毒の妨害
④3ターン目の展開の為のリソース確保




盤面的には変わりませんが、タイタニックの位置が次ターン邪魔にならない逆Vマーカーの真ん中に置くことができています

展開の中での各モンスターの置く位置ですが、環境にガラテアやシズクがいるのでマーカー的に自分から向かって右側からエレクトラム展開をします
ここは昔とか変わらないですね

スターヴの置く位置ですが、1体目はエレクトラムの真下、2体目は一番左にしています
最終的にアストロを逆のエクストラモンスターゾーンの前に置いていく形にします

エクストラモンスターゾーンの前にアストロを置く理由としては、シェアは少ないですがスパイラルのトーチケアの意味があります
逆にアニマの的にされかねませんが、これはアニマチェーンでサベージを立てにいくことで回避できますよね

 


①に関わる話ですが、ハリファの先のシンクロモンスターが下に出せるようになり、相手ターン覇王クリアやサベージもタイタニックとは反対の逆Vマーカーの真ん中に出せるのが新ルールの良いところですね
何だかんだ関西にはサイバードラゴンがいるので、吸われずに覇王クリアを出せるのは本当に良いことです

 

 

2.新ルールでできる展開など
 


ヴルム(レボリューション)に召喚権を割いた方が強いパターンのハンドで、



ここまでは旧ルールとすることは変わりませんが、慧眼とヴルムで作ったエレクトラムにヴェーラーや夢幻泡影を打たれると零コーラしてもハリファ時空死毒零か、ハリファ星霜死毒零しか盤面を作れず、リソース的にもかなり苦しい状態になります



新ルールだと先に零コーラできて、星霜をサーチでき、慧眼コーラル星霜で魔術師をサーチ(慧眼)しつつオッドロンを場に出せます
ハリファにヴェーラー夢幻泡影うららを食らってもヴルムがいるので相手ターン8シンクロや、ワンマジ死毒星霜で1妨害しながら星霜でリソースを回収しにいけます
※虹彩の効果に被せて零のスケールにいく効果を使えば虹彩へのうららケアになりますが、スケールがバグるのでこの場合はオススメしません

ハリファが通りオッドロンを出せ、ヴルムオッドロンでのエレクトラムにヴェーラー夢幻泡影ならワンマジ死毒星霜で1妨害とリソース回収しながらエレクトラムのドローもついてきます
ワンマジも破壊されれば1ドローなので次のターンの動きに備えられますね


エレクトラムに誘発がなければそのままアストロを送り、回収した慧眼を川柳に変えエレクトラムの効果で1ドローと川柳の効果で慧眼を加えます
エレクトラムの効果で川柳を割りエレクトラムでアストロを回収し、そのままアストロを出してデッキの慧眼を回収します

妨害としてはハリファアストロの覇王クリアのサンダーボルトか、ワンマジ死毒星霜エレクトラムの妨害+魔術師回収+エレクトラムの1ドローの形になります
こうなっていくとガンガンリソースが増えて3ターン目のキルへの動きがしやすくなっていきますね

ヴルムスタートの微妙なハンドの時でも、先にハリファへ繋げることにより誘発に耐性が出たのは良いことだと思います
 

 


天空の魔術師があるとこの動きに強さが増し、零コーラ後の天空は実質アザトートなのでモンスターの誘発を無視しながらエレクトラムとハリファを作っていく事ができますね
なので天空にヴェーラーうららを当てるしかなくなり、エレクトラムやハリファへの誘発を天空で受けることができます

また、今までハリファスタートの展開(ペンデュラム前にトルドースタートや、オッドロンとスケール6によるイグニスターからラスターをもってきてハリファスタート)ではマーカーの1つがエレクトラムで埋まるので、スターヴを2体出せなかったりしたのですが、新ルールだと好きなところにスターヴを出せるのでその心配がないですね

 



エクストラモンスターゾーンに、エクストラから闇属性ではないモンスターを出しても下にスターヴを出すことができるようになり、動きに柔軟性が生まれました

3ターン目以降にエクストラから出した川柳で墓地のレボリューションを回収したり、ペンマジでEMを回収していきやすくなりました
リンクモンスターを用意せずともリソースを回収した後にそのまま攻めれるのは新ルールで出来るようになったことの中で一番嬉しいことでしたね



3.各カードの再評価

①EM


ドクロ1ペンマジ3天空1オッドロン1の構築です

新ルールでも、ペンマジ(アドベント)→ドクロ→慧眼→エレクトラムアストロで慧眼回収しながら盤面作りの流れが理想的な展開です
 

 

 

 

天空は新ルールにて強化されましたが、1枚あればラスターペンマジからの魔術師スケールによるリソース回収の動きができたり、星霜でタッチできてロングゲームの際にも1枚で機能することから1枚で良い派です

オッドロンも1枚で、レベルが2でペンデュラムしにくいこともありなるべく素引きしたくないカードであるという認識です
実際1枚でもハリファを出すとタッチしていけ、オッドアイズ名称のため川柳でエクストラから回収していけます

 



主にスケールの川柳とシンクロしていくのですが、出てくるイグニスターが現環境に非常にマッチしたモンスターです

超雷の処理から流行りのドラグーン、破壊耐性のあるエルドリッチまで除去しにくいカードも処理していけます

超雷の処理の際には、エレクトラムでオッドロンをエクストラに送り、エレクトラムの効果かスケールの川柳の効果で回収し、通常召喚からスケールの川柳とイグニスターになり超雷を処理していけます
さらにラスターをデッキから出せるので、そこからハリファに繋げることもできますね

ドラグーン処理の際にドラグーンでイグニスター破壊されても、スケールに天空を用意していたりレボリューションがあれば蘇生してドラグーンを処理していけます
シンクロ8につながる展開の場合は、無理せずサベージで効果を使わず使わせずそのまま相打ちを狙うこともあります

エルドリッチは打点が3500しかなくアストロ死毒で突破できるので、イグニスターじゃないとダメというわけではありませんが、できたらデッキに戻って欲しいのでイグニスターでの処理をオススメします



EMはこのデッキのエンジンの為、サイチェンで枚数調整することはありません


②魔術師


これプラス天空です

慧眼がこのデッキの核で、破壊情報を残した慧眼をアストロで繰り返し回収し、盤面とアドバンテージを拡げていきます

1度割った虹彩を川柳の効果でエクストラから回収し、再度虹彩を割ることによりペンデュラムグラフカードを2種集めていきます



川柳のスケール効果の性質上、スケールは常に魔術師スケールにしておきたいです
展開の中でやむを得ない場合を除き極力魔術師スケールにすることを目指していく形です

上述しましたが、川柳はモンスター効果も優秀で墓地のレボリューションを回収し、墓地のドラゴンを蘇生して攻め手に使えます
川柳やペンマジは闇属性ではないのでスターヴにはなれませんが、闇2体の超融合で吸われるのをケアした展開も考えることができるので、闇属性ではないということは一概に悪い点ということではありません

死毒や黒牙に関しても盤面対応力が高く、召喚無効系にも耐性があるため色んな場面で役立ちます
魔術師モンスターもサイチェンで枚数調整することはありませんね


③ドラゴンギミック


このデッキにおける優秀なサブギミックです



レボリューションはサーチにターン制限がないため、二枚被りでも気になりませんし、スケールのドラゴン蘇生効果で攻め手を作っていくことができます

サーチ先として用意しているのはヴルムとラスターの制限カード2種類です

ヴルムの方は召喚権を切れば零をサーチでき、ペンデュラム数のカサ増しや、零自体がペンデュラムモンスターでありながら自身の効果でチューナーになりつつ場のカードを1枚破壊できる効果を持つため、ハンドや盤面に応じた動きを展開することができます

ラスターの方はこのデッキの簡単2枚初動のラスターペンマジができるカードです
ラスターはペンマジと同じくアドベントでもサーチできるので、ラスターペンマジを揃える組み合わせが、

・ラスター+ペンマジ
・レボリューション+ペンマジ
・アドベント+ペンマジ
・ラスター+アドベント
・レボリューション+アドベント


5パターンあります
初動を安定させる意味でも、レボリューションはメインで3枚欲しいところですね



ここは好みによって分かれる部分ではあると思いますが、おろかな埋葬のヴルムとの選択肢になります

素引きでもチューナーなのでハリファオッドロンに繋がります
また、エレクトラムのドローでおろかな埋葬かトルドーを引けば、チューナーを用意できるのでハリファの展開に繋がります

ハンドが弱い場合にハリファを作ってからペンデュラムしていくこともできます

トルドーの効果を使わずペンデュラムしてハリファになって墓地に行ったトルドーを、場のカードのレベルを調整しながらトルドーを墓地から出し、シンクロやエクシーズを狙うこともでき非常に器用なモンスターです



ドラゴンギミックに関しては、サブギミックとして非常に優秀なのですが、あくまでサブギミックなのでレボリューションやトルドー 、おろかな埋葬はサイチェン枠になります

例えば、対サンダードラゴンの後手の場合や、対展開系の後手墓穴があることが予測される場合はこの辺りのカード枚数をサイチェンで減らします


④手札誘発


G3うらら3ヴェーラー1の7枚体制です
この部分を怠るとCSでは勝ち抜けないと思います

 

 

うららが新制限で3枚になったので、初動で1枚使っても2枚をハリファで出し3枚目をサーチできるようになりましたね
これは結構大きい気がします

ヴェーラーはハリファから引っ張ってこれる1チューナーとしての役割も大きく、クロノ展開の際にクロノヴェーラーでシューティングライザーを作りレベルを落としてシンクロもしくは深淵を出しに行くこともあります


⑤魔法・罠


なるべくペンデュラムカードにタッチしたい為最低限に抑えています
Gを打たれたら最低限の動きでエレクトラム時空を構えながらリソースを蓄えることを目指し、G以外の誘発はペンデュラム数の物量で押し切ることを目指します

おろかな埋葬ヴルムのギミックは、ペンデュラム前にエレクトラムを作りやすくなり、かつ覇王門零が手に入るのでチューナー供給の役割も果たします
ただ、このカードもサイチェン枠で、抜きやすく使いやすいカードという認識です
単純に召喚権を使わずアドバンテージをとれるのでパワーの底上げとしてはかなり優秀です
アドベント前のうららチェックにもなりますね

アドベントはメインは3枚で、サーチできるカードが軒並み優秀です
またサイチェンカードでもあり、2本目以降の先行は2枚に、後手なら0〜1枚にします

レボリューションおろかな埋葬トルドーアドベント(と、相手に応じ手札誘発)が基本的なサイチェン枠として考えて構築しています


⑤エクストラデッキ

 

 

エクストラデッキに関しては、こちらの記事で解説しており、考え方も変わっていません

こちらを参考ください


⑥サイドデッキ


オルフェ、サンドラ、オルタ、姫、ドラグーン…と、挙げればきりがない環境です

ドラグーン系統がそこそこいること、サンダードラゴンを比較的苦手としている為、超融合スタペリアはかなり重宝します
1枚でドラグーンや超雷雷神を返せ、スタペリアの効果で次ターン妨害出来るのが素晴らしいです
魔術師のエクストラには覇王スターヴがいる為、対エンディミオンは超融合覇王スターヴで事足りるのがいいですね

オルタ、エルドリッチ、姫を見てライトニングストームと拮抗を採択
拮抗は前期より使っていましたが、罠系デッキに対しては無効系がなければ大幅にリソースを削れ、無効持ちの展開系に対しては分かりやすく1枚で妨害を踏めるカードでした
エルドリッチの数が増えたのもあり、拮抗はサイド枠として欲しいカードと思えました

先行プランとしてら変わらず神智デスサイズを使い続けています
神智があるとGストップがしやすく、ニビルに対しても強気に展開していけます
素引きのデスサイズも自身のワンダーマジシャンで割れるので腐り辛いのもいいですね
デスサイズでストップさせ、ハリファで出したうららと合わせてサベージを立ててから3ターン目の展開ができるのもよいです

新倉敷CSの時は操作で、プルガトリオ杯の時はシステムダウンを採択しています
元々操作は対サンダードラゴン用として入れていたのですが、オルフェの数が思った以上に多いことから専用枠としてシステムダウンを使うことにしました
ここは環境に合わせてどちらを使うか考える枠だと思います
 

 


4.結局対人練習が大切
 


魔術師は択があり過ぎて回すのが本当に難しいデッキだと思います

回し方の択がたくさんある上で、相手の妨害を考えて勝ちを目指すわけですから、1ミスが命取りになるデッキではあると思います

ただ、色々な盤面に対応でき、対面とやり取りしながら戦うので本当にいいデッキだと思います
だからこそ、対人練習はたくさんこなす必要があるんですけどね


僕の個人ブログやガチまとめの記事を読んで勉強して頂いている方もいるようですが、知識だけではなかなか難しいと思います

魔術師を使い続けている人、これから魔術師を使おうとしている人にはたくさん対人練習して共にたくさん結果を出していけたらなと思います

 

 


5.さいごに

ここまで読んでいただきましてありがとうございました

コロナの影響でなかなかCS等の大会が開かれないと思いますが、今回の新ルールでの魔術師の話が実践での参考になれば幸いです

自粛ムードがいつまで続くかは不明ですが、通常に戻ったらまたCSに出て結果を出せるよう努力していきます


それでは、また、どこかで。

遊戯王 魔術師展開・ケア・各カード役割の話【前】

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こんにちは、ヒマワリです
コロナの影響で思うように外出や遊びができず辛い時期ですね

僕もその1人なのですが、いい機会だと思い【魔術師】について、内容の濃い記事を書いてみようと思います

字数制限に引っかかったので、【前】と【後】に分けようと思います
 

 

 

ガチまとめにゲストライターとして書かせて頂いた5本の記事以外は、完全に個人用で書いていた為、略称があり分かりづらい部分の改善は要望として挙がっていました
今回の記事は略称を使わずなるべく丁寧に話をしていこうと思いますので、魔術師使用者だけでなく、興味があるが使っていない人にも優しい内容にしていこうと思います

よかったら最後まで見て頂いて、プレイの参考になれば幸いです


0.自己紹介
 



初見の方もおられると思いますので、まずは自己紹介からさせて頂きます

【魔術師】を使い始めたのは3年前の6月からで、《‪ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》が登場する前より気に入り、環境に合わせて構築を作り、トーナメント環境で使用しておりました

また、昨年8月よりカーナベル様にお声がけ頂きまして、ガチまとめのゲストライターとしても活動しております
 



魔術師を使い始めてからの主な成績になります

現制限の規制であれば色んな環境で結果を出せるスペックのあるデッキです
新ルール新制限のCSはコロナな影響で3回しか出れておりませんが、内2回は入賞できている為、新ルール以降も普通にやれるデッキですね

 

 

今回の構築やプレイの話はその構築にて話をさせて頂こうと思います




1.基本展開について
 



構築や手札によって展開方法は変わりますが、基本的にはこの盤面と3ターン目のリソース確保を目指します
 

 

※旧ルール時の動画ですが同じことをしていますので参考までに



◆モンスターゾーン
《水晶機巧-ハリファイバー》
《アストログラフ・マジシャン》
‪《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》

◆魔法罠ゾーン
《星霜のペンデュラムグラフ》
《時空のペンデュラムグラフ》
《紫毒の魔術師》

◆手札
《慧眼の魔術師》
《賤竜の魔術師》
などを複数含む3ターン目のリソース数枚


‪これが、基本的な展開例になります。《賤竜の魔術師》で制限カードの《虹彩の魔術師》を使いまわし、《星霜のペンデュラムグラフ》と《時空のペンデュラムグラフ》どちらも獲得しながらリソースをかき集め、3ターン目の勝ちを強く意識した形です‬




《水晶機巧-ハリファイバー》
《アストログラフ・マジシャン》


‪《水晶機巧-ハリファイバー》で《シューティング・ライザー・ドラゴン》を出してレベル6モンスターを墓地に送り、《アストログラフ・マジシャン》とシンクロ召喚➡︎《覇王眷竜クリアウィング》か《ヴァレルロード・S・ドラゴン》を出していきます‬

《覇王眷竜クリアウィング》を出すと相手の表側のモンスターをすべて破壊できます
相手の展開途中で出すと、すべての表側のモンスターが破壊されるわけですから相手にとっては大きな痛手になることは間違いないでしょう

また、《ヴァレルロード・S・ドラゴン》も出すことができ、なんでも1枚無効にできますので、状況に合わせてそちらを出すこともできます

ちなみに、《シューティング・ライザー・ドラゴン》でデッキから墓地に落とすカードを《クロノグラフ・マジシャン》にしておくと、次のターン《黒牙の魔術師》で蘇生できるので無駄がないですね




‪《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》


さらに横に‪《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》がいるので魔法無効ができます
どのデッキでも魔法カードはよく使い、《ハーピィの羽根帚》や《強欲で金満な壺》、《真紅眼融合》など、強力な効果のカードが多いのでそれを止めれる安心感がありますね

また、エクシーズ素材を取り除き、攻撃対象を自身に変えることができます
‬‪《水晶機巧-ハリファイバー》への攻撃を守れ、【オルターガイスト】の《オルターガイスト・メリュシーク》や、【閃刀姫】の《閃刀姫-ハヤテ》の直接攻撃をこのモンスターに変えることもできます




《星霜のペンデュラムグラフ》
《時空のペンデュラムグラフ》
《紫毒の魔術師》


‪モンスターの妨害以外にも、罠としてフリーチェーンで相手の動きに合わせて妨害ができます‬

《時空のペンデュラムグラフ》で破壊する対象を《紫毒の魔術師》にすれば、《紫毒の魔術師》の効果で追加でもう1枚破壊を行うことができます

また、《星霜のペンデュラムグラフ》もあるので、《時空のペンデュラムグラフ》で魔術師カードを破壊した後、さらに新たな魔術師カードをサーチすることができます
チューナーへアクセスできず《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》が場にいる状態で、スケールの魔術師カードを破壊した場合は、さらに1ドローすることができます

妨害しながら次のターン用のカードも用意する形を作れるのは3ターン目の展開に繋がるのでかなり良いですね




1番基本的な展開をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか

相手に合わせた妨害、次のターンのリソース…
魔術師デッキは多くのカードが規制されていますが、枚数が減っただけでやれることは然程全盛期と変わりません


 

 


1-2.展開盤面の特徴

僕がこの盤面を基本展開として推して常にご紹介させて頂いているのにはいくつか理由があります
 

①妨害を構えつつリソースを拡げられること

《‪ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》とそれを効果コピーした《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》と、《アストログラフ・マジシャン》を使い、割ってリソース回収を繰り返すことにより盤面とリソースを増やしていきます

ここに余分な展開を増やすと本来得られたはずのリソースを削る必要が出てきたり、何かしらの支障が出てしまうことがあります

・全体破壊か1発動無効
・魔法効果無効
・好きなタイミングでの2破壊


これだけあれば十分であるという考えです
さらにいうと、もちろん返されないのが一番良いのですが、実際相手のリソースを大幅に削れるのであればこの盤面を返されても良いとも考えています

その為の手札リソースの確保になります
他の展開系にはない強みとして、1ターン目に先行展開しながら整えた手札リソースにより3ターン目の動きがかなりしやすいことがあります

【魔術師】は展開デッキでもありますがリソースデッキなので、展開極振りにしてリソースを減らす必要がないという考えです


②そもそも返されにくい盤面

先程返されても良いと書いていますが、そもそも非常に硬い盤面であるので、相手としてもこれをリソース残して返すのは非常に困難な話です

闇属性や融合モンスター、同属性別種族を残さない盤面にしている為、流行りの《超融合》を受けないようにしています
(《水晶機巧-ハリファイバー》から出す《シューティング・ライザー・ドラゴン》や《TG ワンダー・マジシャン》も同属性別種族にはなりません)

受けるとしたら、機械+ドラゴンの《重装機甲 パンツァードラゴン》くらいでしょうか
そもそも採用率が低いのと、《アストログラフ・マジシャン》は守備表示で場に置くので、吸われたとしても自爆特攻ができず2ハンデスしたと考えることもできます

闇2体を残すとどうしても《超融合》の危険がある為、展開が上振れても《アストログラフ・マジシャン》と《ヴァレルロード・S・ドラゴン》を極力並べないようにします
その2枚を失うと、《水晶機巧-ハリファイバー》からのシンクロチューナーの相方がいなくなり、さらに《超融合》で出てきた《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》により《水晶機巧-ハリファイバー》や‪《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》までも失うことになります


③対面デッキに合わせて適切な妨害を構えられる

相手のデッキタイプに合わせて妨害を選択できます

とにかく相手の初動の1枚目のカードを見れば、デッキタイプや展開デッキか罠デッキかをある程度推測できるので、《覇王眷竜クリアウィング》か《ヴァレルロード・S・ドラゴン》のどちらを立てていくべきか判断していきます

例えば、メインフェイズ開始時に《強欲で金満な壺》を発動された場合は、《強欲で金満な壺》を採用するデッキは罠デッキであり盤面を並べるデッキではなさそうという判断のもと、‪《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》で無効にします
そのチェーンで《水晶機巧-ハリファイバー》を《シューティング・ライザー・ドラゴン》に変え《ヴァレルロード・S・ドラゴン》を立てていき、《時空のペンデュラムグラフ》と共に残り5枚のハンドの動きを抑えていく形になります

相手が展開デッキにしろ、相手のトップの《PSYフレームギア・γ》や《夢幻泡影》に気をつけながら早めに《水晶機巧-ハリファイバー》を《シューティング・ライザー・ドラゴン》に変えていつでもシンクロできるような構えをしていくことを推奨します
何かしらのドローソースで初手になかった《増殖するG》や、《灰流うらら》を食らう危険性を減らしていきたいです


1-3.誘発の受け方

この話は多分今までやってこなかったので、初めて話すことになると思います

まず、【魔術師】の特徴でもあるのが、手札によって大筋の展開方法が決まっているが、様々な角度で誘発を見ながら展開できる事です
この特徴を生かして誘発を受けながら盤面を作り、勝ちを目指していきます



《増殖するG》

まずは最も採用されている《増殖するG》ですが、打ち消せる貫通札は《灰流うらら》のみになります
基本的な考えとしては、2ドローさせても良いから《‪ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》と《時空のペンデュラムグラフ》を構えていくことを目指します

《時空のペンデュラムグラフ》を構えるのには、《デュエリスト・アドベント》で直接持ってくるか、《虹彩の魔術師》を割る必要があります
制限の《虹彩の魔術師》を用意する手段として、

①《デュエリスト・アドベント》で持ってくる
②《慧眼の魔術師》でスケールに置く
③《EMドクロバット・ジョーカー》で《慧眼の魔術師》を持ってきて張り替える
④《EMペンデュラム・マジシャン》で《EMドクロバット・ジョーカー》をサーチして《慧眼の魔術師》経由して張る
⑤《デュエリスト・アドベント》で《EMペンデュラム・マジシャン》をサーチし、そこから《EMドクロバット・ジョーカー》をサーチして《慧眼の魔術師》経由して張る

主にこの5パターンになるかと思います
お気づきになられたかと思いますが、デッキパーツ内に様々なサーチカードがあり、どこかしらで繋がっているのです
【魔術師】の強みの1つですね

さて話を戻すと、多方面から《虹彩の魔術師》を用意し、《‪ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》で割って《時空のペンデュラムグラフ》を獲得し、リソースと妨害を構えます

《‪ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果により自ターンで1ドロー、相手ターンでまた1ドローできるので、相手も《増殖するG》で2枚ドローし実質+1になりますが、こちらはそれ以上のリソースを確保しながら妨害を構えることができますね

最低限の動きでリソースと妨害を構えていくのが良いです
《墓穴の指名者》を採用すれば無視できますが、手札とペンデュラムの質が下がり且つ引いていないと意味がない為、最近では僕以外でも勝ってる人は採用していない構築にしている印象です


《灰流うらら》

こちらも最近無制限になり、あらゆるカードに打てるのでよく3枚採用されいるカードです
このカードをいかに嫌ではないところに打たせるかがポイントになります

《灰流うらら》は、性質上1対1交換のしやすい誘発です
ペンデュラムデッキとしては、手札の数イコール行動手数なので、なるべく0対1になるよう打たせたいところです



《灰流うらら》と0対1にするわかりやすいカードは、《アストログラフ・マジシャン》と《クロノグラフ・マジシャン》のスケール効果です

どちらも自身を破壊して対応する魔術師を場に出すかスケールに置くことができるのですが、起動するだけでエクストラデッキにペンデュラムできるカードを貯蓄でき、且つ場にモンスターを出せるので《‪ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》に繋げやすくなります

有識相手であれば、その危険性を理解しており、且つ《灰流うらら》を使えばスケールが《慧眼の魔術師》に対応していないカードに固定できるので割とここで打ってもらえます
相手がどうかによって変わる部分でもありますので、相手を見ながらプレイする必要がありますが

相手によって〜しそうだなという判断要素も入るのが【魔術師】の面白いところかなと思います

《クロノグラフ・マジシャン》に《灰流うらら》を打たせたら本命の《デュエリスト・アドベント》を通していく形です
もちろん、《デュエリスト・アドベント》までがめられる可能性もありますので、どちらにきても対応できるように考えておく必要はありますが



割と1対1交換ができる《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》に《灰流うらら》を投げることが得策ではないことが認知されてしまっており、理由としてはサーチにターン1が付いていないことと、《竜剣士ラスターP》のスケール効果に打った方がスケールを固定できる且つ、相方スケールに《EMペンデュラム・マジシャン》を固定できるからです

上記のハンドだと、《デュエリスト・アドベント》で《竜剣士ラスターP》がサーチできるので、《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》のサーチを《覇王眷竜ダークヴルム》にした方がリソース的には拡がりますが、《灰流うらら》を最大限に警戒していきたいので《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》のサーチを《竜剣士ラスターP》にします
《竜剣士ラスターP》と《EMペンデュラム・マジシャン》をスケールに張り《灰流うらら》を食らえば《デュエリスト・アドベント》で《EMペンデュラム・マジシャン》をサーチしてペンデュラムしていく流れで《灰流うらら》を貫通していきたいですね


《エフェクト・ヴェーラー》
《夢幻泡影》


こちらも比較的採用率の高いカードです
しかし、最終盤面は作れなくなるものの、1枚程度であればある程度のモンスター盤面と《時空のペンデュラムグラフ》を獲得しターンを渡してリソースゲームに持っていく方向で進められます



スケールが強くない場合でも、《調弦の魔術師》などチューナーが絡んでいる場合は《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》ではなく先に《水晶機巧-ハリファイバー》を出し、誘発を見ます

《水晶機巧-ハリファイバー》に誘発をもらっても、相手ターンシンクロができるので、妨害は用意できる形にしていきます
(この場合は‪《覇王眷竜クリアウィング》しか妨害として機能しませんが、贅沢は言えないです)‬

‪もし、‬《水晶機巧-ハリファイバー》に誘発がない場合は、《EMオッドアイズ・シンクロン》を出し、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》を作り《EMドクロバット・ジョーカー》をエクストラに送りながら《覇王門零》を破壊して《EMドクロバット・ジョーカー》を回収
ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果1ドローしてから《EMドクロバット・ジョーカー》を召喚し、《紫毒の魔術師》をサーチしスケールに置いてからターンを渡します

これで‪《覇王眷竜クリアウィング》の択と、‬《水晶機巧-ハリファイバー》から《TG ワンダー・マジシャン》を出して《紫毒の魔術師》を破壊し1妨害と《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の1ドローの択が生まれます
《TG ワンダー・マジシャン》も破壊されれば1ドローなので、元々弱かったハンドのリソース回復を狙いながら妨害が作れる形となります

 



【魔術師】初心者によく出す問題で、この手札ならどう動くのが適切かの話です

使い始めた方は《虹彩の魔術師》をスケールに置きたがり、《紫毒の魔術師》と《虹彩の魔術師》をスケールに揃え、エクストラの《慧眼の魔術師》と手札の《黒牙の魔術師》を出して《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》を組みたがります

やってみればわかりますが、そう動いた時に効果無効系の誘発を食らえば完全に停止し、通っても《慧眼の魔術師》が1度ペンデュラムにて場に出た為破壊情報を失い《アストログラフ・マジシャン》で回収していけなくなります

この場合のオススメは、《賤竜の魔術師》と《黒牙の魔術師》をスケールに置き、《慧眼の魔術師》と《紫毒の魔術師》を出して《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》を組みます
もしここで効果無効系の誘発を食らっても、《賤竜の魔術師》で《慧眼の魔術師》を回収でき、リソース+1の状況が生まれます

《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》が通り、《アストログラフ・マジシャン》を送れた場合にも先に《賤竜の魔術師》で《慧眼の魔術師》を回収し、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》でスケールの《黒牙の魔術師》を破壊し《アストログラフ・マジシャン》を回収
《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の1ドローで適当な闇属性ペンデュラムモンスターを引けなかった場合は、《慧眼の魔術師》を《虹彩の魔術師》に変えるのをトリガーに《アストログラフ・マジシャン》を起動し《黒牙の魔術師》をサーチ
その《黒牙の魔術師》をそのまま召喚し《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》を作り、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》を効果コピーしてスケールの《虹彩の魔術師》を破壊し《アストログラフ・マジシャン》を回収すれば、《虹彩の魔術師》の効果で《時空のペンデュラムグラフ》を、《アストログラフ・マジシャン》で《慧眼の魔術師》を回収してリソースと妨害を構えていけます

効果無効系の誘発を食らっても、リソースを残し且つ展開に繋がる動きにしていくことを心がけます


《幻創龍ファンタズメイ》

直接妨害があるわけではないのですが、誘発を引くための誘発という感じのカードです
ただ、《幻創龍ファンタズメイ》はこちらの《時空のペンデュラムグラフ》を無効にしてくるので、除去しておきたいです

相手ターンの‪《覇王眷竜クリアウィング》でまとめて流すのも良いですが、《覇王眷竜クリアウィング》を使わせられるので、できるだけ先行で《紫毒の魔術師》で破壊しておきたいです‬

《幻創龍ファンタズメイ》は「無効にして破壊する」カードなので、《紫毒の魔術師》で対象に取り《幻創龍ファンタズメイ》の効果を使えば、《紫毒の魔術師》がエクストラデッキで破壊され、墓地に行きます
《紫毒の魔術師》が破壊されたので、墓地にて再度効果を発動し、《幻創龍ファンタズメイ》を確実に破壊していけます

魔術師には、「破壊された場合、〜」の効果が非常に多く、ペンデュラムデッキでありながら召喚無効系統などの「無効にして破壊する」効果に体制を持っており、この性質を利用しながら後攻の攻めを考えたりします


《原始生命態ニビル》

さて、よく質問が来る《原始生命態ニビル》ですが、特別なカードを採用したり使わない限りはケアはできません

《原始生命態ニビル》は意識するカードであって、特別なカードでケアするカードではないという認識です
どう意識するかというと、《増殖するG》のところにも書きましたが、最短で《時空のペンデュラムグラフ》を回収し、リソースを蓄え《原始生命態ニビル》があるなら踏む、なければそのまま最終盤面を作っていく形にします

繰り返しますが、【魔術師】はリソースデッキであるため、例え盤面が崩壊しようが展開札さえあれば次ターン簡単にキルまでいけます
他の展開系はどうしても初動が《水晶機巧-ハリファイバー》依存だったりで展開のエクストラのリソースが消えるため《原始生命態ニビル》を受けると負けになることはありますが、【魔術師】は良質な永続罠を構えて3ターン目に挑めるので、デッキとして耐性があると考えています

発売当初こそ、打たれたら終わった…ってなりましたが、実際《原始生命態ニビル》を食らっても勝つことの方が多く、1ハンデスしたくらいの感覚になりました

 

 

 

 

 

※字数制限がきてしまったので次の記事に続きます

遊戯王 魔術師展開・ケア・各カード役割の話【後】

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2.構築と各種カードについて
 



後半戦スタートです
この後もなかなか重たい記事になりますが、役に立つ話だとは思うので、休憩を挟みながら読んでくださいね


さて、サンプルレシピとして、4月制限で優勝したプルガトリオ杯のレシピにて、【魔術師】のカード説明と採用理由・カード役割について話そうと思います



 


《EMドクロバット・ジョーカー》

昔から強いカードで、特定のカードを除きほぼデッキのカードをサーチできるモンスターです
状況に合わせて好きなカードをサーチできるので、誘発が集中しやすいカードでもあります
手札と相談しながら、《灰流うらら》の受け方など考えて出す必要があります

展開のことを考えると、1番よくサーチするのは《慧眼の魔術師》でしょうか
ただ、《慧眼の魔術師》を使用後、それをペンデュラムすると、スケールで破壊されたという情報が場に出すことで消えるので、《アストログラフ・マジシャン》で《慧眼の魔術師》を対象にしデッキからサーチすることができなくなります
スケールが《賤竜の魔術師》にでき、相方スケールが魔術師なのであれば、《慧眼の魔術師》を《賤竜の魔術師》の効果で回収し、その《慧眼の魔術師》の破壊をトリガーに《アストログラフ・マジシャン》を起動して《慧眼の魔術師》をサーチしていけるようになります
ただ、1度《賤竜の魔術師》の効果を使用してしまっている為、《虹彩の魔術師》を回収できず、2種のペンデュラムグラフを揃えることができないようになります

上記のことから、《EMドクロバット・ジョーカー》スタートは優秀な反面、2種のペンデュラムグラフを揃えにくいスタートになるのは注意です
※《慧眼の魔術師》がサーチ含めて2枚あれば、1枚破壊情報を残せるので大丈夫です


《EMペンデュラム・マジシャン》

このデッキの最大のスタートエンジンカードです

このカードの効果で《EMドクロバット・ジョーカー》をサーチし、さらにそこから《慧眼の魔術師》をサーチして破壊していける為、《アストログラフ・マジシャン》の破壊情報を残しながら展開できます
上記のように《賤竜の魔術師》の効果で《慧眼の魔術師》ではなく《虹彩の魔術師》を回収できるので、2種のペンデュラムグラフを回収できる流れに持って行きやすくなります

スケールの数値的にも《竜剣士ラスターP》と相性が良く、この2枚で簡単な初動になるのが非常に優秀です
どちらも《デュエリスト・アドベント》対応で、《竜剣士ラスターP》の方は《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》対応の為、《EMペンデュラム・マジシャン》は6枚体制、《竜剣士ラスターP》は7枚体制の為初動としても揃いやすい組み合わせとなっております


《EM天空の魔術師》

昨年11月に当時した新カードです

いくつか効果がありますが、実用的で良く使うのはペンデュラムのサーチ効果とシンクロのモンスター効果発動不可でしょうか
サーチの方はリソースを拡げられる意味で雑に強く、シンクロの方は場合によっては誘発を発動させずに展開していけます

シンクロの効果で、対【閃刀姫】の場合の《閃刀姫-レイ》の墓地効果を使えなくしたり、対【オルフェゴール】の《機巧蛇-叢雲遠呂智》を無理やり使わせたりできるので、効果を使わせない・無理やり使わせる択をとれるのは本当に優秀です

 

 

 

《EM天空の魔術師》は新ルールにて強化されましたが、1枚あれば《EMペンデュラム・マジシャン》《竜剣士ラスターP》からの魔術師スケールによるリソース回収の動きができたり、《星霜のペンデュラムグラフ》でもタッチできてロングゲームの際にも1枚で機能することから1枚で良い派です



《EMオッドアイズ・シンクロン》

EM名を持ち、闇属性魔法使い族で《水晶機巧-ハリファイバー》で出せるペンデュラムチューナーになります

名前や属性共々ハイスペックなカードではありますが、レベルが2の為優秀な《賤竜の魔術師》がスケールの場合はペンデュラムできないのが惜しいところです

先行展開では、主に使用済みの《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》とチューナーとで《水晶機巧-ハリファイバー》を作り、そこから《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》に繋げるため出します

モンスター単体としては、主にスケールの《賤竜の魔術師》とシンクロしていくのですが、出てくる《爆竜剣士イグニスターP》が現環境に非常にマッチしたモンスターとなっています
《超雷龍-サンダー・ドラゴン》の処理から流行りの《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》、破壊耐性のある《黄金卿エルドリッチ》まで除去しにくいカードも処理していけます

《超雷龍-サンダー・ドラゴン》の処理の際には、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》で《EMオッドアイズ・シンクロン》をエクストラに送り、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果かスケールの《賤竜の魔術師》の効果で回収し、通常召喚からスケールの《賤竜の魔術師》と《爆竜剣士イグニスターP》になり《超雷龍-サンダー・ドラゴン》を処理していけます
さらに《竜剣士ラスターP》をデッキから出せるので、そこから《水晶機巧-ハリファイバー》に繋げることもできますね

《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》処理の際に《爆竜剣士イグニスターP》破壊されても、スケールに《EM天空の魔術師》を用意していたり《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》があれば蘇生して《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を処理していけます
シンクロ8につながる展開の場合は、無理せず《ヴァレルロード・S・ドラゴン》で効果を使わず使わせずそのまま相打ちを狙うこともあります

《黄金卿エルドリッチ》は打点が3500しかなく《アストログラフ・マジシャン》とスケールの《紫毒の魔術師》による3700打点で突破できるので、《爆竜剣士イグニスターP》じゃないとダメというわけではありませんが、できたらデッキに戻って欲しいので《爆竜剣士イグニスターP》での処理をオススメします




《虹彩の魔術師》

このカードを《賤竜の魔術師》の回収効果を使いながら2回割ることにより、2種類のペンデュラムグラフカードを先行で揃えていくことを目指します

 

 

後攻では能動的に自身を破壊できるため、動画のような《星霜のペンデュラムグラフ》を回収してからペンデュラムすることができます

召喚無効があっても、《虹彩の魔術師》が破壊されたので墓地にてサーチ効果を起動でき、《時空のペンデュラムグラフ》を獲得することができます
スケールの《黒牙の魔術師》を使って相手モンスターの攻撃力を半分にした上で墓地の《虹彩の魔術師》を蘇生し《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》を組んで展開に繋げることもできます

また、単純にモンスター戦闘ダメージ2倍も優秀で、《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》の前にいる《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》に対し、《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》を突破せずとも大幅にライフを取るという行動ができます
《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》の貫通付与とも相性が良いですね



《紫毒の魔術師》

【魔術師】がどのタイプとも渡り合える最大の理由だと思います

スケール効果は1200パンプ、破壊されれば場のカードを1枚破壊できるので状況に合わせて効果を使っていけます

デッキタイプによっては、《賤竜の魔術師》と《星霜のペンデュラムグラフ》によるリソース確保と、《時空のペンデュラムグラフ》と《紫毒の魔術師》の2破壊でリソースを削りはめ殺しにできたりもします

守備力2100もあるので《インスペクト・ボーダー》にも強く、どう破壊したにしろ1枚カードを持っていけるのは攻めの時も守りの時にも強いです


《黒牙の魔術師》

他の魔術師カードに比べて控えめなカードではありますが、数少ない魔術師スケール8です
他と比べて地味なカードではありますが、役割としてスケールの打点半分効果は戦闘破壊や《虹彩の魔術師》によるダメージを手助けしますし、なにより破壊されれば自身を対象に墓地蘇生ができるので召喚無効系統に強いのは非常に優秀です

このカードのお陰で【魔術師】召喚無効系統に強くなり、罠の踏み方を色々考えさせてくれます

先行展開でも、闇属性魔法使い族モンスターを素材にした《深淵に潜む者》を立てて行く場合に、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》等の効果でスケールの《黒牙の魔術師》を破壊するチェーンで素材の闇属性魔法使い族モンスターを墓地に送ることでそのモンスターを蘇生し、《アストログラフ・マジシャン》と共に《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》に繋げることができますね

《調弦の魔術師》が展開に絡んでいる場合、《EM天空の魔術師》を出し《深淵に潜む者》の素材にし《黒牙の魔術師》で蘇生すれば《EM天空の魔術師》の効果が使用可能となりエンドフェイズサーチのおまけが付きます


《慧眼の魔術師》

さて、ここまでの展開動画や内容を見て頂いて薄々気がついたかもしれませんが、この《慧眼の魔術師》こそ魔術師デッキの核になります

デッキ内の全ての魔術師スケールになり、必要なスケール数に変わってくれます
《アストログラフ・マジシャン》で何度も回収し、その度に必要な魔術師スケールに変わるので、初動で握りたいカードナンバーワンです

モンスター効果の方はよくテキスト確認されますが、1度も使ったことはありません
使うとしたら、《王宮の勅命》下で、スケールを《EMペンデュラム・マジシャン》と《時読みの魔術師》等にしていた時に《王宮の勅命》が剥がれてスケールが大変なことになった時くらいでしょうか


《賤竜の魔術師》

《賤竜の魔術師》のスケール効果により、エクストラデッキの虹彩の魔術師を回収できます
《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》‬と《アストログラフ・マジシャン》、‪《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》‬のコンボにより手札を増やしながらスケールを割り続けることが可能のため、回収後に《虹彩の魔術師》を再度割ることができます

スケールを常に魔術師スケールにしておきたい最大の理由であり、このカードで得られるリソースを大切に使って行くことが非常に重要です

自身は闇属性魔法使い族モンスターではないのでいくつかのカードの恩恵は得られませんが、ペンデュラム等で出すことにより墓地の使用済みの《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》を回収することが出来るため、モンスター効果もリソース回収になります
《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》を回収することによるメリットは《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》の部分で話させて頂きます


《調弦の魔術師》

自身にいくつかデメリットが存在しますが、リンクや《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》を立てるためのリリースには使えるため、あってないようなものになります

《黒牙の魔術師》の部分で触れたような使い方はもちろん、場のモンスター数を増やせるので誘発貫通に役立ちます

個人的には、先行であれば《時読みの魔術師》、後攻であれば《星読みの魔術師》を出すことを推奨しています

理由としては、先行展開が何かしらの原因でストップした際に、《水晶機巧-ハリファイバー》と《時読みの魔術師》によって《TG ワンダー・マジシャン》からのバック破壊とシンクロ8の妨害を構えることができるからです
バック破壊を自分のスケールの《紫毒の魔術師》にすればモンスター破壊にも変わります

後攻が《星読みの魔術師》がいいのは、《水晶機巧-ハリファイバー》から出す《灰流うらら》とで強力なシンクロ8を立てやすくし、後手捲りをやりやすくする意図があります

これらはあくまで状況によりけりですが、こういうようにした方が良いというのは覚えておいて損ではないかと思います





《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》

《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》はサーチにターン制限がないため、2枚被りでも気になりません

また、スケールのドラゴン蘇生効果も優秀で、《水晶機巧-ハリファイバー》から出した《シューティング・ライザー・ドラゴン》や、その先のシンクロの《覇王眷竜クリアウィング》等、《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》2体で出した《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》も蘇生できます

【サンダー・ドラゴン】対面だと《爆竜剣士イグニスターP》の使い回しが重要になりますね

初動は手札から墓地に送ってサーチしますが、‬《賤竜の魔術師》の召喚・特殊召喚時に墓地の「オッドアイズ」を回収できるので、3ターン目以降《賤竜の魔術師》をペンデュラムに混ぜて回収し、墓地のドラゴンを蘇生しライフを取りに行くことができます
また、‪《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》で効果をコピーすることにより、このカード以外の場と墓地のカードを全てデッキに戻すという、遊戯王の中でも屈指の除去能力を発揮できます

もし、相手のライフが8000あるならば攻撃力が4000上がるので、6800になります‬
横に1200以上のモンスターを出して順番に殴ればライフを取りきることもできます
ちなみに相手のライフが5600以下の場合、単体でライフを取りきることができます


サーチ先として用意しているのは《覇王眷竜ダークヴルム》と《竜剣士ラスターP》の制限カード2種類です

《覇王眷竜ダークヴルム》の方は召喚権を切れば《覇王門零》をサーチでき、ペンデュラム数のカサ増しや、《覇王門零》自体がペンデュラムモンスターでありながら自身の効果で《瑚之龍》というチューナーになりつつ場のカードを1枚破壊できる効果を持つため、ハンドや盤面に応じた動きを展開することができます

《EMペンデュラム・マジシャン》の部分でも書きましたが、《竜剣士ラスターP》の方はこのデッキの簡単2枚初動の《竜剣士ラスターP》《EMペンデュラム・マジシャン》ができるカードです
《竜剣士ラスターP》は《EMペンデュラム・マジシャン》と同じく《デュエリスト・アドベント》でもサーチできるので、《竜剣士ラスターP》《EMペンデュラム・マジシャン》を揃える組み合わせが、

・《竜剣士ラスターP》+《EMペンデュラム・マジシャン》
・《竜剣士ラスターP》+《デュエリスト・アドベント》
・《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》+《EMペンデュラム・マジシャン》
・《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》+《デュエリスト・アドベント》
・《デュエリスト・アドベント》+《EMペンデュラム・マジシャン》


5パターンあります
初動を安定させる意味でも、《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》はメインで3枚欲しいところですね


《亡龍の戦慄-デストルドー》

ここは好みによって分かれる部分ではあると思いますが、《おろかな埋葬》の《覇王眷竜ダークヴルム》との選択肢になります

素引きでもチューナーなので《水晶機巧-ハリファイバー》に繋がります
また、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》のドローで《おろかな埋蔵》か《亡龍の戦慄-デストルドー》を引けば、チューナーを用意できるので《水晶機巧-ハリファイバー》の展開に繋がります

ハンドが弱い場合に《水晶機巧-ハリファイバー》を作ってからペンデュラムしていくこともできます

《亡龍の戦慄-デストルドー》の効果を使わずペンデュラムして《水晶機巧-ハリファイバー》になって墓地に行った《亡龍の戦慄-デストルドー》を、場のカードのレベルを調整しながら《亡龍の戦慄-デストルドー》を墓地から出し、シンクロやエクシーズを狙うこともでき非常に器用なモンスターです



ドラゴンギミックに関しては、サブギミックとして非常に優秀なのですが、あくまでサブギミックなので《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》や《亡龍の戦慄-デストルドー》 、《おろかな埋葬》はサイチェン枠になります

例えば、対【サンダードラゴン】の後手の場合や、対展開系の後手で《墓穴の指名者》があることが予測される場合はこの辺りのカード枚数をサイドチェンジで減らします

 




なるべくペンデュラムカードにタッチしたい為最低限に抑えています

《おろかな埋葬》《覇王眷竜ダークヴルム》のギミックは、ペンデュラム前に《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》を作りやすくなり、且つ《覇王門零》が手に入るのでチューナー供給の役割も果たします
ただ、このカードもサイドチェンジ枠で、抜きやすく使いやすいカードという認識です
単純に召喚権を使わずアドバンテージをとれるのでパワーの底上げとしてはかなり優秀です
《デュエリスト・アドベント》前の《灰流うらら》チェックにもなりますね

《デュエリスト・アドベント》はメインは3枚で、サーチできるカードが軒並み優秀です
またサイドチェンジカードでもあり、2本目以降の先行は2枚に、後手なら0〜1枚にします

《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》《おろかな埋葬》《亡龍の戦慄-デストルドー》《デュエリスト・アドベント》(と、相手に応じ手札誘発)が基本的なサイドチェンジ枠としています


2-1.エクストラデッキ採択

《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》

まずは、【魔術師】エクストラデッキの中でも核と言える《‬ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》からです
もはやこのカードは説明不要ぐらいのカードではありますが、改めて役割を確認していきましょう

まず、リンク召喚成功時にメインデッキからエクストラデッキにカードを送れます
また、場の表側カードを破壊してエクストラデッキからカードを1枚手札に加えることができます
《アストログラフ・マジシャン》や《クロノグラフ・マジシャン》、《EMドクロバット・ジョーカー》などの制限カード‪を実質サーチする能力があり、さらにスケールのカードが場から離れると1ドローすることができます

‬‪ドロー効果は強制であり、相手ターンでも《時空のペンデュラムグラフ》でスケールの魔術師モンスターを破壊することによりドローしていけます

出しやすい素材条件かつ強力な効果の為、制限カードになっています。‬
‪ですので、メインデッキからエクストラデッキに送るのは1度しかできません‬
‪サーチ不可の制限カードに関しては、送らなかった場合基本素引きしかなくなる為、エクストラデッキに送るカードは慎重に選ぶ必要があります

リンク召喚成功時以外の効果は、後述する《‬覇王眷竜スターヴ・ヴェノム‪》で効果をコピーすることができる為、そちらで効果を使い回しながら戦っていきます。


《水晶機巧-ハリファイバー》

チューナーを用意することで簡単に出せ、相手ターンで盤面によって様々な妨害の選択肢を与えてくれるリンクモンスターです

このカードの出す為には、《‬竜剣士ラスターP‪》や《調弦の魔術師》を展開に絡める必要があります
どちらも制限カードではありますが、《‬竜剣士ラスターP‪》に関しては、《‬超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》や《デュエリスト・アドベント》でサーチすれば展開に絡められます
また、《調弦の魔術師》は《星霜のペンデュラムグラフ》でサーチしたり、‪《‬ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》‪で1度エクストラデッキに送り‬《賤竜の魔術師》で回収してペンデュラムする方法もあります

この構築だと、《覇王門零》の効果でエクストラのドラゴンシンクロチューナーを出すことにより、《覇王門零》でもチューナーの絡んだ展開に持っていけたり、素引きか展開中の‪《‬ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》‪のドローで《‬亡龍の戦慄-デストルドー‪》‬もしくは《おろかな埋葬》を引けばチューナーの絡んだ展開に持っていくことができます

この《水晶機巧-ハリファイバー》を出せる出せないで先攻展開における妨害の質やリソース、3ターン目以降の相手ライフの削り方が大きく変わってきますので、なるべくチューナーを絡めた展開に持ち込みやすいよう構築しています

また、成功時にレベル3以下のチューナーをデッキから引っ張ってくることができるので、盤面のカードと足し算をしてシンクロ召喚を狙えます

《水晶機巧-ハリファイバー》から出すシンクロチューナーは、

・《TG ワンダー・マジシャン》
・《瑚之龍》
・《シューティング・ライザー・ドラゴン》

この3種が良いと思います
3枚の採用理由と役割に関しては各項目にて紹介します
 


《ブルートエンフォーサー》

《ブルートエンフォーサー》は、手札を1枚切ると永続系のカードやモンスターを破壊できます
《魔鍾洞》や《パーソナル・スプーフィング》、《閃刀機関-マルチロール》、《センサー万別》を《トロイメア・ユニコーン》ほど素材を必要とせず割っていけるのはかなり大きいです

また、自身が闇属性なので《御前試合》とも相性がよく、また割っていけたりもします

手札から捨てるカードを闇属性魔法使い族モンスターにすれば《黒牙の魔術師》で蘇生して展開を伸ばすというプレイもできます

除去持ちの下2個マーカー付きのカードとして普通に汎用カードですので、他のデッキでも非常に使いやすいカードです

このような使いやすい効果を持っている為、いくつかある汎用下2方向付きリンク2モンスター枠として《ブルートエンフォーサー》を推します


《トロイメア・ユニコーン》

リンク3を採用するのはかなり個人によるところがありますが、環境に【サンダー・ドラゴン】がいる為、バウンス効果を持つ《トロイメア・ユニコーン》を採用しています

役割としては、バウンス効果を行う《ブルートエンフォーサー》という感じですが、こちらは裏側カードにも触れれるところがポイント高いです
《ブルートエンフォーサー》と同様、手札を切ることができる為、《黒牙の魔術師》で更なる展開に持ち込むプレイもできます

展開を通す為に使ったり、展開中の除去の役割として非常に役立つカードになります


《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》

融合モンスターですが、融合を必要とせず闇属性ペンデュラムモンスター2体を場からリリースするだけで出せる破格のモンスターです

効果は、お互いの場か墓地のモンスター効果をコピーし、このターン全てのモンスターに貫通付与します

1番よくコピーするのは、‪《‬ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》‪です
制限カードの効果をコピーすることにより、何度も《アストログラフ・マジシャン》を使いまわしアドバンテージと盤面を作っていきます

使い終わった《‬覇王眷竜スターヴ・ヴェノム‪》2体で《‬No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー‪》を出すことにより、魔法効果無効と攻撃吸収の妨害を置けるので無駄がありません

他にも、サーチ効果を使い終わった墓地の《‬超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》‪をコピーすることにより、自身以外のお互いの場と墓地のカードをリセットすることができ、相手のライフの半分攻撃力を上げることができます
単純に相手のライフが8000であれば6800のダイレクトを通すことができますし、5600以下であればこのモンスターだけでライフを取り切れます
‬‪全除去効果を使わずとも、《‬覇王眷竜スターヴ・ヴェノム‪》‬自体にコピー後貫通を付与する効果があるので、展開した他のモンスターとともに攻撃しライフを取り切る‪選択肢もあります

また、【魔術師】のエクストラモンスターには火力の高いモンスターが多く、1度出せばその後《‬覇王眷竜スターヴ・ヴェノム‪》でコピーして再度使用できたりします
さらに、相手のモンスターもコピーでき‬たり‪行動できる範囲が非常に広く、先攻展開に2枚、3ターン目以降に1枚使いたいことを考えても3枚採用を推しています


《TG ワンダー・マジシャン》

《水晶機巧-ハリファイバー》で出すシンクロチューナーの選択肢の1つです

出した時に強制で魔法罠を割ってくれるので、出すだけで1枚のアドバンテージ、更に破壊されると1ドローのおまけ付きなのもかなり良いです

また、自分のスケールの《紫毒の魔術師》を破壊することにより、モンスター盤面にも触れる除去になり、擬似《時空のペンデュラムグラフ》にもなり得ます
「《虹彩の魔術師》を展開中に1度しか割れず、《星霜のペンデュラムグラフ》か《時空のペンデュラムグラフ》どちらかしか手に入らない。妨害の為に《時空のペンデュラムグラフ》を選択肢したいがリソースがなくなる‥」という場合に、《星霜のペンデュラムグラフ》を選択でき、相手ターンで妨害を行いながら《星霜のペンデュラムグラフ》で次ターンのリソースも確保できるようなるのはかなり助かります

《調弦の魔術師》の部分でも書きましたが、意図的に《時読みの魔術師》を出すことによりシンクロ8の動きができますね


《瑚之龍》

《瑚之龍》を出す場面として1番多いのは、《覇王門零》から《瑚之龍》を出し《水晶機巧-ハリファイバー》に繋げるパターンに使うことです

これができることにより、《覇王門零》が実質チューナーに化け、場のカードを破壊してくれる為《虹彩の魔術師》を2回割るのに貢献してくれたりします
また、自身の効果で破壊されても《覇王門零》はスケールに行くことができる為、‪《‬ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》をコピーした‪《‬覇王眷竜スターヴ・ヴェノム‪》で割ることにより更なるアドバンテージを稼ぐこともできます

‪《覇王門零》で出すドラゴンシンクロチューナーは、‬《シューティング・ライザー・ドラゴン》でも可能ですが、《水晶機巧-ハリファイバー》で《シューティング・ライザー・ドラゴン》を出せなくなるので、不都合が生じる可能性を危惧し《シューティング・ライザー・ドラゴン》以外のドラゴンシンクロチューナーを用意しておく意味は大きいと感じます

また、《水晶機巧-ハリファイバー》から直出しすることができ、《TG ワンダー・マジシャン》のように魔法罠破壊が暴発せず墓地に送られたら1ドローすることができます

また、《転生炎獣ヒートライオ》に負けず《幻創龍ファンタズメイ》と相打ちできる攻撃力を持っています

蘇生制限を満たしている場合は、《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》のスケール効果で出すことができ、攻め手に繋がります

《水晶機巧-ハリファイバー》や《覇王門零》から出すだけではなく、《EMオッドアイズ・シンクロン》から正規シンクロ召喚することもあり、1除去を行いながら《水晶機巧-ハリファイバー》を出し1ドローしていくこともあります

《瑚之龍》を採用することにより、展開に柔軟性が生まれ、より《水晶機巧-ハリファイバー》の動きが強くなるカードです



《シューティング・ライザー・ドラゴン》

《シューティング・ライザー・ドラゴン》の主な役割は、《水晶機巧-ハリファイバー》から出して《クロノグラフ・マジシャン》を墓地に送りレベル1チューナーにし、《アストログラフ・マジシャン》とシンクロ8を作ることです

相手ターンでシンクロできるレベル1チューナーは《シューティング・ライザー・ドラゴン》しかおらず、シンクロ目的であれば1番使用頻度が高いモンスターです

レベル調整のついでに闇属性魔法使いモンスターを墓地に送れる為、《黒牙の魔術師》と相性がよく、展開途中で挟むことにより様々な展開を考えることもできます

また、こちらも《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》で蘇生することができるので、シンクロ使用後蘇生し、ライフを削る要員にもなります


《覇王眷竜クリアウィング》

シンクロ召喚時に、相手の表側モンスターを一掃する効果を持っており、基本的に《シューティング・ライザー・ドラゴン》と《アストログラフ・マジシャン》で相手ターンに出していきます

相手の展開に合わせて一掃できるわけですから、相手にとっては脅威でしかありません

また、こちらももちろんドラゴンシンクロモンスターですので、1度出せれば《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》で蘇生でき、戦闘時の効果も強力の為かなり役に立ちます
 


《爆竜剣士イグニスターP》

対象を取らないバウンス効果持ちで、突破しにくいモンスターも《爆竜剣士イグニスターP》でなら突破することができたりします

デッキから‪《‬竜剣士ラスターP‪》を出すことができる為、‬《水晶機巧-ハリファイバー》にも繋げることができます

対【サンダー・ドラゴン】では破壊耐性があるモンスターがいますのでバウンス効果が役に立ち、対【エンディミオン】では相手のペンデュラムカードを破壊しながらバウンスできるのでかなり強力です

最近だと対【エルドリッチ】や対【ドラグーン】の破壊耐性や対象耐性を持つモンスターも除去できるので、非常に重宝するカードですね
 


《ヴァレルロード・S・ドラゴン》

《覇王眷竜クリアウィング》と同じく、相手ターンシンクロの選択肢の1つです

こちらはなんでも発動無効ができるので、相手の強力なサイドカードにも対抗することができます

状況に合わせて使い分けていくわけですが、こちらは自分のターンで出して無効効果を使いながら攻めることも多いです
特に対【閃刀姫】ですと、リソース勝負の中で確実な-1のディスアドバンテージを負わせることができ、墓地の《閃刀姫-レイ》を無視して閃刀姫リンクモンスター上からライフを取り切ることも狙えます


《深淵に潜む者》

ここ最近の展開系のデッキは墓地リソースを使って展開するので、《深淵に潜む者》がかなり重くなっています

【魔術師】の強みと言っていいとは思いますが、レベル4モンスターが多く、《深淵に潜む者》を非常に成立させやすいです

また、展開系以外にも【閃刀姫】の墓地の《閃刀姫-レイ》を無視できたり、意外な活躍が見込まれる場合もあります

エクシーズ素材を闇魔法使いにしておけば、また《黒牙の魔術師》で蘇生できるようになりますし、《覇王眷竜ダークヴルム》であれば場を一掃されても返し墓地から自身の効果で出てこれるので攻め手に繋がりやすくなります


《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》

展開に使い終わった《‬覇王眷竜スターヴ・ヴェノム‪》2体で立てていきます

魔法無効は非常に強力で、相手の魔法のドローソースカードや破壊カード、コントロール奪取カードを軒並み効果無効にし素材にするのは様々な盤面で役に立ちやすいです‬
‪これは「発動無効」ではなく「効果無効」の為、「1ターンに1度しか発動できない」系統のカードの2枚目を発動されないので優秀です

また、攻撃吸収効果のおかげで【オルターガイスト】の《‬オルターガイスト・メリュシーク‪》も怖くなく、《‬水晶機巧-ハリファイバー》等のモンスターを戦闘から守れるのもかなり強いです

攻撃吸収にはエクシーズ素材を使用しなければなりませんが、魔法効果無効は素材がなくとも使える為、‬《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》で蘇生すれば簡単に高打点の妨害を用意することができます


3.特殊な展開について

基本的な展開は見て頂きましたが、状況に合わせて展開していけるのが魔術師の強みです

特殊な展開パターンをいくつか紹介させて頂きます

 

 

《水晶機巧-ハリファイバー》で出した《灰流うらら》を《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果で破壊し、《アストログラフ・マジシャン》で回収するパターンです

《アストログラフ・マジシャン》は破壊されていればなんでもサーチできる為、このようなことが可能になります

《灰流うらら》以外にも、とりあえず手札に加えたいカードを場にさえ出せれば同じことができるので、覚えておきたいパターンですね

 

 

 

特殊召喚できるモンスターを使い、《デュエリスト・アドベント》で《星霜のペンデュラムグラフ》を絡ませるパターンですね

《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》で破壊できるカードは、表側表示のカードであればなんでもよい為、使い終わった《星霜のペンデュラムグラフ》を割ってエクストラからペンデュラムモンスターを手札に加えることができます

《星霜のペンデュラムグラフ》は使えなくなりますが、弱そうなハンドから確定の強い盤面までいけるので、これもまた知識として覚えておきたいパターンですね

もちろん、《星霜のペンデュラムグラフ》は残っておいた方が良いので、不要なペンデュラムモンスターがいればそれを割って言って問題ないです
 

 

 

《EMオッドアイズ・シンクロン》を使い、《爆竜剣士イグニスターP》を出し《竜剣士ラスターP》も出して《水晶機巧-ハリファイバー》からペンデュラムする上振れ狙いのパターンです

パターンの中で《賤竜の魔術師》をエクストラに送りペンデュラムで出せるので、墓地の《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》を手札に回収でき、次のターン《爆竜剣士イグニスターP》を蘇生し場を荒らしにいけます

《EMオッドアイズ・シンクロン》はかなり器用に動いてくれるので、手札状況を見ながら臨機応変に展開を考えることができますね
 

 

 

《シューティング・ライザー・ドラゴン》と《亡龍の戦慄-デストルドー》をうまく使い、レベル調整してエクシーズしていきます

《亡龍の戦慄-デストルドー》は次のターンも使えるようになりますし、《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》を引けば《シューティング・ライザー・ドラゴン》も蘇生してライフを削りにいけます

アドバンテージ優先で高レベルモンスターで展開した後も、こういったレベル落としができるのは覚えておいた方が良いと思います



4.さいごに

さて、最後まで読んでいただきありがとうございました

書き始めるとなかなか終わらなくてやばかったのですが、濃いめの内容でお届けできたのではないでしょうか

魔術師使用者の方も、これから使われる方も今回の内容が参考になれば幸いです

今後の活動はとりあえず未定ですが、コロナ云々が終わればまたCSに出ていきたいですね

遊戯王 2020.7月魔術師 対新カード・新テーマに対する立ち回りなど

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こんにちは、ヒマワリです。
コロナの影響も収まってきたことにより、公認大会やCSが復活し出してきていますね。

そして、新制限も発表され《リンクロス》が禁止、その他は緩和といった改定でした。
《リンクロス》の禁止は環境にいた様々なデッキに影響を与えました。

4月からまともな遊戯ができず、4月以降の環境に疎いプレイヤーも多いと思います。
今回の記事は、4月以降に登場且つ7月以降によく遭遇するであろうデッキや新規カードに対する魔術師目線のプレイの話をします。

 

 


構築としては、新倉敷CSにて使用した「ヌメロン」登場以降の構築にて話を進めます。

 

 

 

 


基本的な展開や構築に関する考え方はこちらに書いていますので、初見の方などはこちらを先に読めば【魔術師】デッキに対する理解が深まると思います。

 

 

 

 

1.この構築の基本展開

 

 

上記の構築での基本展開になります。
ハンド次第で《灰流うらら》を回収しにいけたり、《深淵に潜む者》を追加で出しに行けたりします。

今回の話はこの展開を元に話します。
 

 

 



2.新制限での環境変化


《リンクロス》の禁止により、《水晶機巧-ハリファイバー》からの安定した展開が消え、それを基本展開として使用していたデッキは大打撃を受けました。

《リンクロス》による展開の強みは、《水晶機巧-ハリファイバー》にたどり着ければ強固な盤面を作ることができることであり、【三軸シンクロ】や【焰聖騎士】、【アダマシア】、【セフィラ】等の展開系デッキがその恩恵を得られなくなりました。
また、リンクモンスターを墓地に送るギミックとして採用していた【オルターガイスト】も影響が出ています。

ただ、《リンクロス》抜きの展開ルートも開発されてきており、《リンクロス》がなくなっても展開系は生き残っているという認識です。


緩和組に関しては、初動の追加という印象で、現状のプールではほぼ環境に影響は与えないと考えています。

 

 



3.対新規カードへの行動


採用率が非常に高く、メインからもよく飛んでくるカードです。

コストが必要な速攻魔法の擬似《冥王結界波》であり、対象を取らず複数枚無効にされてしまうこともあるカードで、こちら側の妨害を一気に無効にされてしまいます。

特に墓地利用をよくする展開系に採用され、《深淵に潜む者》を無効化されるのは非常に痛いですね。

 


例えば上記の盤面の場合、いつもであればトップの《無限泡影》や《‪PSYフレームギア・γ‬》をケアする為に、相手モンスターが出るまで待つか、相手のアクションに合わせて《ヴァレルロード・S・ドラゴン》を出すことにより《深淵に潜む者》の効果を通していくのですが、《禁じられた一滴》にはその動きは通じません。

であれば、いかに妨害数を減らされずに《禁じられた一滴》を打たせるかになります。

 

 

《禁じられた一滴》登場以降は、相手のメインフェイズ初動の解決後に《水晶機巧-ハリファイバー》の効果を使いコストで除外、そのチェーンで《深淵に潜む者》の効果を使っていくようにしています。

これは、トップの《無限泡影》や《‪PSYフレームギア・γ‬》よりも、初手5枚+トップの中の《禁じられた一滴》をケアしていきたい考えで、そのタイミングで《深淵に潜む者》に対して《禁じられた一滴》を打たれても《水晶機巧-ハリファイバー》からのシンクロ8による妨害を残せます。

特に相手のメインフェイズ初動に魔法を使用した場合、《深淵に潜む者》と‪《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》の効果を消す為に、モンスターを含むカード2枚のハンドコストが必要になり、リソース的にもしんどくなる可能性が高いです。
(モンスターを切らないと‪《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》を無効にできません)

そういった意味でも、《水晶機巧-ハリファイバー》、《深淵に潜む者》、《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》の盤面は環境にマッチしていると思います。

 


最近新登場した【ヌメロン】ですが、《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》が魔法の効果無効の為、《ヌメロン・ネットワーク》を再発動させない形で無効にできます。

その他にも《時空のペンデュラムグラフ》で割る方法もありますが、【純ヌメロン】の場合《レッド・リブート》がある可能性があるので、《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》で止めに行くのが正解かと思います。

また、ヌメロンモンスターが出ても効果では破壊される為、ヌメロンモンスターが出た後に《時空のペンデュラムグラフ》や《覇王眷竜クリアウィング》でも対抗可能です。


【ヌメロン】先行の《‪SNo.0 ホープ・ゼアル‬》は《紫毒の魔術師》をセットすることで対抗可能です。
メインの《時空のペンデュラムグラフ》や、サイドチェンジ後の《ダイナレスラー・パンクラトプス》、《幽鬼うさぎ》などのカードでもある程度対抗可能です。

 

 

 

 

4.環境デッキについて

今回の記事では、3.4月以降の環境デッキに対する立ち回りを紹介します。

 


エルドリッチ
 


デッキビルドパックで登場した、罠中心のデッキです。
専用魔法罠を墓地から除外することによりリソースを回復することができ、《スキルドレイン》や《王宮の勅命》などの永続罠を強く使えるテーマです。

リソースを回収できるとはいえども回収タイミングが限定されておりデッキ回転としては遅いのですが、永続罠によりスローゲームに持ち込める為ハマると強いタイプのデッキです。

反面、盤面を除去しつつライフ奪取スピードの速いテーマやペンデュラム系統は苦手としており、永続罠を簡単に割っていける【魔術師】側としては比較的有利なマッチングです。

先行展開では《深淵に潜む者》がかなり重要な役割を持ち、リソース回収のタイミングをさらに遅らすことによりペースを掴めます。
また、後攻であっても盤面を返した後《深淵に潜む者》を出すことにより実質2ターンスキップのようなこともできます。

永続罠を割る《紫毒の魔術師》が非常につよく、【エルドリッチ】側のライフをとるスピードが遅いのも相まって【魔術師】側がジリ貧でもペンデュラムで時間を稼いで回答を引くまで待つというプレイがしやすいです。

サイドチェンジ後は《レッド・リブート》、《ライトニング・ストーム》、《拮抗勝負》が非常に効果的で、打てればクイックゲームとスローゲームを状況に合わせて選択し勝ちを目指していきます。



召喚ドラグマ
 



「ライズ・オブ・ザ・デュエリスト」で登場した【教導】と【召喚獣】を合わせたテーマです。

新弾発売から環境で比較的見かけるテーマであり、【召喚獣】の手堅い妨害と、【教導】の擬似ヴェーラー兼打点の《教導の騎士フルルドリス》、フリーチェーン除去の《ドラグマ・パニッシュメント》、相手ターン《エルシャドール ・ミドラーシュ》兼闇属性除去の《影依の偽典》の妨害を構えてきます。

サーチカードの《天底の使徒》もアドバンテージを稼ぎながら展開できる為、非常に優秀なカード揃いです。


【教導】要素が入っているデッキ場合は、《深淵に潜む者》が非常に効果的で、盤面を返す為の墓地発動効果を無視できます。
【召喚獣】要素は手堅い展開ができるものの、それだけでは然程脅威ではありません。

《ドラグマ・パニッシュメント》が対象をとる罠のため、《時空のペンデュラムグラフ》の魔法使い族が罠な対象にならないという永続効果によりケアできており、ジリ貧になっても《時空のペンデュラムグラフ》と魔術師モンスターで徐々に盤面を潰していきリソースゲームに持ち込むこともできます。

専用の無効罠を持ち合わせておらず、且つ罠が多いデッキでもない為《召喚獣メルカバー》で無効にしづらい罠の《拮抗勝負》がかなり有効です。
《召喚獣メルカバー》と《エルシャドール ・ミドラーシュ》が並んだりすると《超融合》
のいい的になります。

《ドラグマ・パニッシュメント》と《影依の偽典》さえケアできれば盤面返していけることが多い為、《ライトニング・ストーム》や《レッド・リブート》も刺さりますね。



焔聖騎士
 


《リンクロス》禁止後もしっかりとした展開ができ、《盗人の煙玉》によるピーピングハンデスが非常に強力です。

ただ、《リンクロス》禁止前ほど誘発貫通力がなく、《水晶機巧-ハリファイバー》やシンクロ数稼ぎの《幻獣機アウローラドン》に誘発をもらうと非常に厳しくなります。

展開のルートに載せやすい点、《盗人の煙玉》のピーピングハンデス、ある程度好きなタイミングで除去を行える《焔聖騎士帝ーシャルル》、カードの発動無効の《ヴァレルロード・S・ドラゴン》という妨害がある為、2020.7月環境で個人的に最も当たりたくない展開対面だと思っています。
ピーピングハンデスが本当にやばい。

この記事で言うのが何回目かわかりませんが、このデッキも《深淵に潜む者》を展開に添えていくことを目指します。
【オルフェゴール】や【転生炎獣】、【アダマシア】にも言えることですが、本当に深淵が役に立つ環境で、《灰流うらら》を回収していくより《深淵に潜む者》を出していく方が優先される環境だと思います。
ただ、《禁じられた一滴》が流行しているのでそれをいかに避けるか、または致命的に打たせないかが鍵になると思います。

さて、話を戻すと、《深淵に潜む者》で墓地利用を封じるとチューナーの供給が難しくなったり《幻獣機オライオン》のトークンを出させないことができるので、展開の伸びを大きく抑えることができる為効果的です。

《聖騎士の追想イゾルデ》を止めても貫通されることが多い為、誘発や妨害を当てに行くなら《水晶機巧-ハリファイバー》や《幻獣機アウローラドン》まで待ち完全停止を狙います。

後手に関してはピーピングハンデス且つ発動無効もある為、回りきった状態で返すのは残念ながらほぼ不可能です。
本当に苦手な対面です。



ヌメロン
 


先行は《‪SNo.0 ホープ・ゼアル‬》、後攻はワンキルと一枚初動にも関わらずパワーの高いモンスターを展開できるテーマです。

対【ヌメロン 】のみ、‪《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》は守備表示で置くようにし、可能であれば《天空の魔術師》をスケールに置いておきたいです。

《ヌメロン ・ネットワーク》には《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》が魔法の効果無効で再発動させない形で無効にする等、先行でのプレイの感触は上記にて説明させて頂きました。

対【ヌメロン 】のために《幽鬼うさぎ》、対《‪SNo.0 ホープ・ゼアル‬》のために《ダイナレスラー・パンクラトプス》をサイドに採用しています。
分散させているのは他のデッキに対するサイドチェンジ調整です。

今回は詳しく書きませんが、【SPYRAL】やペンデュラム系、展開系の《幻獣機アウローラドン》に《幽鬼うさぎ》が比較的有効であること、罠デッキに対する《ダイナレスラー・パンクラトプス》が打点とサイクロンになることなど、対【ヌメロン 】以外にも活躍し且つ被らないように分散させています。


 

 

5.さいごに


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

コロナも収束に向かい、これからCSがまたどんどん復活していくと思います。

新ルールも相まりかなり面白い環境であると思いますので、離れていた人もまた遊戯王で遊んでほしいなと思います。


僕としてもいつまで遊戯に触れていられるかわかりませんが、これからも勝ち続けられるよう精進していきます。
それでは、また、どこかで。

遊戯王 2020.10月環境の魔術師について 展開方法と一滴対策

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こんにちは、ヒマワリです
2020年10月環境の【魔術師】について、ガロスCSで優勝した構築を元に話します

 

 





1.展開パターン

 

 


構築や手札によって展開方法は変わりますが、基本的にはこの盤面と3ターン目のリソース確保を目指します

 

 

 



◆モンスターゾーン
《水晶機巧-ハリファイバー》
《アストログラフ・マジシャン》
‪《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》


◆魔法罠ゾーン
《星霜のペンデュラムグラフ》
《時空のペンデュラムグラフ》
《紫毒の魔術師》


◆手札
《慧眼の魔術師》
《賤竜の魔術師》

などを複数含む3ターン目のリソース数枚



‪これが、基本的な展開例になります。《賤竜の魔術師》で制限カードの《虹彩の魔術師》を使いまわし、《星霜のペンデュラムグラフ》と《時空のペンデュラムグラフ》どちらも獲得しながらリソースをかき集め、3ターン目の勝ちを強く意識した形です‬

 


《水晶機巧-ハリファイバー》
《アストログラフ・マジシャン》


‪《水晶機巧-ハリファイバー》で《シューティング・ライザー・ドラゴン》を出してレベル6モンスターを墓地に送り、《アストログラフ・マジシャン》とシンクロ召喚➡︎《覇王眷竜クリアウィング》か《ヴァレルロード・S・ドラゴン》を出していきます‬

《覇王眷竜クリアウィング》を出すと相手の表側のモンスターをすべて破壊できます
相手の展開途中で出すと、すべての表側のモンスターが破壊されるわけですから相手にとっては大きな痛手になることは間違いないでしょう

また、《ヴァレルロード・S・ドラゴン》も出すことができ、なんでも1枚無効にできますので、状況に合わせてそちらを出すこともできます

ちなみに、《シューティング・ライザー・ドラゴン》でデッキから墓地に落とすカードを《クロノグラフ・マジシャン》にしておくと、次のターン《黒牙の魔術師》で蘇生できるので無駄がないです




‪《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》

さらに横に‪《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》がいるので魔法無効ができます
どのデッキでも魔法カードはよく使い、《ハーピィの羽根帚》や《強欲で金満な壺》など、強力な効果のカードが多いのでそれを止めれる安心感がありますね

また、エクシーズ素材を取り除き、攻撃対象を自身に変えることができます
‬‪《水晶機巧-ハリファイバー》への攻撃を守れ、【オルターガイスト】の《オルターガイスト・メリュシーク》や、【閃刀姫】の《閃刀姫-ハヤテ》の直接攻撃をこのモンスターに変えることもできます




《星霜のペンデュラムグラフ》
《時空のペンデュラムグラフ》
《紫毒の魔術師》



‪モンスターの妨害以外にも、罠としてフリーチェーンで相手の動きに合わせて妨害ができます‬
《時空のペンデュラムグラフ》で破壊する対象を《紫毒の魔術師》にすれば、《紫毒の魔術師》の効果で追加でもう1枚破壊を行うことができます

また、《星霜のペンデュラムグラフ》もあるので、《時空のペンデュラムグラフ》で魔術師カードを破壊した後、さらに新たな魔術師カードをサーチすることができます
チューナーへアクセスできず《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》が場にいる状態で、スケールの魔術師カードを破壊した場合は、さらに1ドローすることができます

妨害しながら次のターン用のカードも用意する形を作れるのは3ターン目の展開に繋がるのでかなり良いですね
 

 

 

 


上記の展開パターンにプラスして1体モンスターを増やせるのであれば、《水晶機巧-ハリファイバー》で出した《灰流うらら》を破壊し、破壊情報を与え《アストログラフ・マジシャン》で回収することができます

ペンデュラム前に《‪ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》を成立できるパターンであれば高確率ででき、狙っていきたいパターンですね
 

 

 


また、《‪ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》をペンデュラム前に成立できるパターンとして《深淵に潜む者》を出すパターンもあります

2020年10月環境では《深淵に潜む者》が刺さるデッキが比較的多く、《調弦の魔術師》が絡むパターンだと《天空の魔術師》をエクシーズ素材にして墓地に送り《黒牙の魔術師》で蘇生させ効果を使っていくこともできます




このように相手に合わせた妨害を構築でき、次のターンのリソースを集め、堅実に勝ちを目指していきます

魔術師デッキは多くのカードが規制されていますが、枚数が減っただけでやれることは然程全盛期と変わりません



僕がこの盤面を基本展開として推して常にご紹介させて頂いているのにはいくつか理由があります


①妨害を構えつつリソースを拡げられること

《‪ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》とそれを効果コピーした《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》と、《アストログラフ・マジシャン》を使い、割ってリソース回収を繰り返すことにより盤面とリソースを増やしていきます

ここに余分な展開を増やすと本来得られたはずのリソースを削る必要が出てきたり、何かしらの支障が出てしまうことがあります

・全体破壊か1発動無効


・魔法効果無効


・好きなタイミングでの2破壊

これだけあれば十分であるという考えです
さらにいうと、もちろん返されないのが一番良いのですが、実際相手のリソースを大幅に削れるのであればこの盤面を返されても良いとも考えています

その為の手札リソースの確保になります
他の展開系にはない強みとして、1ターン目に先行展開しながら整えた手札リソースにより3ターン目の動きがかなりしやすいことがあります

【魔術師】は展開デッキでもありますがリソースデッキなので、展開極振りにしてリソースを減らす必要がないという考えです

 

②そもそも返されにくい盤面

先程返されても良いと書いていますが、そもそも非常に硬い盤面であるので、相手としてもこれをリソース残して返すのは非常に困難な話です

相手のリソースを削ることを優先とし、3ターン目のキルに繋げます


③対面デッキに合わせて適切な妨害を構えられる

相手のデッキタイプに合わせて妨害を選択できます

とにかく相手の初動の1枚目のカードを見れば、デッキタイプや展開デッキか罠デッキかをある程度推測できるので、《覇王眷竜クリアウィング》か《ヴァレルロード・S・ドラゴン》のどちらを立てていくべきか判断していきます

例えば、メインフェイズ開始時に《強欲で金満な壺》を発動された場合は、《強欲で金満な壺》を採用するデッキは罠デッキであり盤面を並べるデッキではなさそうという判断のもと、‪《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》で無効にします
そのチェーンで《水晶機巧-ハリファイバー》を《シューティング・ライザー・ドラゴン》に変え《ヴァレルロード・S・ドラゴン》を立てていき、《時空のペンデュラムグラフ》と共に残り5枚のハンドの動きを抑えていく形になります

相手が展開デッキにしろ、相手のトップの《PSYフレームギア・γ》や《夢幻泡影》《禁じられた一滴》に気をつけながら早めに《水晶機巧-ハリファイバー》を《シューティング・ライザー・ドラゴン》に変えていつでもシンクロできるような構えをしていくことを推奨します
何かしらのドローソースで初手になかった《増殖するG》や、《灰流うらら》を食らう危険性を減らしていきたいです


2.対《禁じられた一滴》の行動



紹介した展開は相手に合わせた行動ができる優秀な盤面ですが、《禁じられた一滴》をモロに食らうと《時空のペンデュラムグラフ》しか妨害がなくなってしまうことになります

対《禁じられた一滴》への行動、打たせ方について今回書きます




例えば上記の盤面の場合、いつもであればトップの《無限泡影》や《‪PSYフレームギア・γ‬》をケアする為に、相手モンスターが出るまで待つか、相手のアクションに合わせて《ヴァレルロード・S・ドラゴン》を出すことにより《深淵に潜む者》の効果を通していくのですが、《禁じられた一滴》にはその動きは通じません

であれば、いかに妨害数を減らされずに《禁じられた一滴》を打たせるかになります
 

 

 


《禁じられた一滴》登場以降は、相手のメインフェイズ初動の解決後に《水晶機巧-ハリファイバー》の効果を使いコストで除外、そのチェーンで《深淵に潜む者》の効果を使っていくようにしています

これは、トップの《無限泡影》や《‪PSYフレームギア・γ‬》よりも、初手5枚+トップの中の《禁じられた一滴》をケアしていきたい考えで、そのタイミングで《深淵に潜む者》に対して《禁じられた一滴》を打たれても《水晶機巧-ハリファイバー》からのシンクロ8による妨害を残せます

特に相手のメインフェイズ初動に魔法を使用した場合、《深淵に潜む者》と‪《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》の効果を消す為に、モンスターを含むカード2枚のハンドコストが必要になり、リソース的にもしんどくなる可能性が高いです
(モンスターを切らないと‪《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》を無効にできません)


また、動画のようにチェーンの組み方で《アーティファクトーデスサイズ》を通していくことができます
リスク分散を徹底し、ギミックの中でメタカードを避けていけるのは大きいので、知識として覚えておきたいことですね



3.対環境のサイドプランの考え方

 

 


今期はめちゃくちゃデッキが多様で、その上地域によって分布が違う等、非常に難しい環境となっています



先行用のカード、後攻用のカード、どちらでも使えるカードの3つに分類されます
抜くのは先行なら誘発とバック除去、後攻ならドラゴンギミック等の調整となります

ただ、手札全部使って戦うデッキではあるので、理想的な引き方は4枚+相手を止めれる重いカード1枚+トップになります
メインを太らせているのも上記のような引き方をしたい且つサイチェン枠を考えた上での枚数になっています


一強環境であれば細かく話せるのですが、あまりに多様な環境ですので、また別記事にて詳しく書こうと思います



4.さいごに

さて、ここまで読んでいただきましてありがとうございました

新環境、僕以外にもちょこちょこ魔術師の入賞の話を聞きます
比較的やりやすい環境ではあると思いますので、今期もCS5回入賞目指して頑張ります

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